CDライブラリーより。
『のだめ』連動企画も回を重ねて早6回目。今回はドラマのエンディング・テーマであり、Sオケが学園祭の伝説のステージで披露した(第5話)、ジョージ・ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」です。
この曲に関しては、私は昔からプレヴィン盤を愛聴してきました。なんてったってアンドレ・プレヴィンという人は、若い頃ジャズ・ピアニストとして活動していたぐらいの人ですから、もうジャズの感覚なんかバッチグー(完全に死語w)。私が聴いていたロンドン響と70年代に録れた旧盤(画像上)もいいですし、こちらは残念ながら聴
いたことがありませんけど、80年代に彼が改めてピッツバーグ響と録れたディスク(画像下)の方もかなりいいらしい。というわけで、スウィング感溢れる正統な(?)ガーシュインを聴きたいのであれば、断然プレヴィン盤をお勧めします。
さて、あのSオケの演奏のことをミルヒーはドラマの中でこう評していましたね。
「ズイブンカワッタ ガーシュイン デシタケドー、トテモヨカッター、トテモタノシソーデー」。
今日ここでご紹介するのも、負けず劣らずかなり変わったガーシュインです。演奏者はあのアルゲリチの元旦那、シャルル・デュトワとモントリオール響のゴールデン・コンビ。その演奏は、ジャズの匂いなんてまったく感じさせない、シンフォニック・ガーシュイン!たしかにハイソで、都会的な響き。いつもながらのデュトワ&モントリオール響のなめらか~な演奏が展開されます。
そういや、かって、きのけんさんがデュトワにインタビューしたときに、デュトワが、「俺はフランス音楽のスペシャリストみたいに見られがちだけど、てやんでい、こう見えて、レパートリーは広いんだぜい!」みたいなことを話していましたっけね(かなり勝手な想像が入っています。詳しくはこっちを参照)。たしかにレパートリーは広そう。でも、なんでもかんでもこの調子じゃなあ、という気がしますが、ここまで徹底出来るのも、それはそれで一つの才能かもしれません。
さて、そんな「ズイブンカワッタ ガーシュイン デスケドー」、あなたは聴いてみますか?それともやめとく?(笑)
トランペット:ジェイムズ・トムソン(*)
ピアノ:ルイ・ロルティ(**)
クラリネット:ロバート・クロウリー(**)
管弦楽:モントリオール交響楽団
指 揮:シャルル・デュトワ
ガーシュイン/パリのアメリカ人(*)
ラプソディ・イン・ブルー(**)
交響的絵画「ポーギーとベス」
キューバ序曲
[ 録音:1988年、LONDON DECCA ]
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