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2008/01/19

『タンホイザー』(東京のオペラの森)

Tokyo_opera_nomori2007 DVDライブラリーより。

1861年パリ版による小澤&カーセンのタンホイザー。というわけで、またもやカーセンの妄想演出が炸裂する。が、今回のは話の筋がわりと通っているほう。物語は吟遊詩人ならぬ、現代画家、タンホイザーのお話。ヴェーヌスのもとで快楽に耽り、裸体画ばかり描いていたタンホイザーがウォルフラムたちのところへ舞い戻ってくる。そこで開かれた新作絵画の品評会の場で、彼の秘密が明らかになる、といった按配。エリーザベトの死を経て、最後はタンホイザーの絵が大人気を博し、ボッティチェッリやティツィアーノなどの数々の裸体画の名画と並び称される、というオチがついて、幕。歌手の中では題名役のグールドと、エリーザベト役のフドレイがとくに気に入りました。グールドは恰幅もよく、若々しい覇気があり、フドレイは表現の幅もあって、ニュアンスが豊か。病み上がりの小澤の指揮は堅実で、力みがない。

★★★

ヘルマン:アンドレア・シルベストレッリ
タンホイザー:ステファン・グールド
ウォルフラム:ルーカス・ミーチェム
ワルター:ジェイ・ハンター・モリス
ビテロルフ:マーク・シュネイブル
ハインリヒ:平尾憲嗣
ラインマル:山下浩司
エリーザベト:ムラーダ・フドレイ
ヴェーヌス:ミシェル・デ・ヤング
牧童:湯浅桃子

合  唱:東京のオペラの森合唱団
合唱指揮:ペーター・ブリアン
管弦楽:東京のオペラの森管弦楽団
指  揮:小澤征爾
装  置:ポール・スタインバーグ
衣  裳:コンスタンス・ホフマン
照  明:ロバート・カーセン、ペーター・ヴァン・プラット
振  付:フィリップ・ジェラドゥ
演  出:ロバート・カーセン
共同制作:パリ国立歌劇場、バルセロナ・リセウ歌劇場

[  収録:2007年3月18日、東京文化会館大ホール  ]

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