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2007/11/10

『魔笛』(バイエルン州立歌劇場)

Dvdzauberflotebayerische DVDライブラリーより。

懲りずに『魔笛』。でも、前回のホックニーの能天気な舞台より、ここでのユルゲン・ローズの陰影に満ちた美しい美術の方がはるかに見易い。これは、メルヒェンとダークを融合したエファーディングの演出の戦略勝ちということだろう。相変わらず『魔笛』というオペラは私には退屈だけれど、メリハリの利いた舞台にはとても好感が持てる。グルベローヴァ、ポップ、アライサ、ブレンデル、モルなど、歌手陣も充実の内容で、貫禄ある『魔笛』になっている。

★★★☆

ザラストロ:クルト・モル
夜の女王:エディタ・グルベローヴァ
パミーナ:ルチア・ポップ
タミーノ:フランシスコ・アライサ
パパゲーノ:ヴォルフガング・ブレンデル
パパゲーナ:グットラン・ジーベル
弁者:ジャン=ヘンドリック・ローテリング
モノスタトス:ノルベルト・オルト


合  唱:バイエルン州立歌劇場合唱団
管弦楽:バイエルン州立歌劇場管弦楽団
指  揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
舞台・衣裳:ユルゲン・ローズ
演  出:アウグスト・エファーディング 

[  収録:1983年9月19・20日、バイエルン州立歌劇場  ] 

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コメント

こんにちは。
これが初魔笛でした。レーザーディスクで。
とりあえず、パパゲーノ登場シーンが楽しかったです。

過去記事、TBします。

投稿: edc | 2007/11/10 12:58

僕にとってもこのLD盤が初魔笛でした。同じスロヴァキア出身の先輩ポップ(1939生)がグルベローヴァ(1946生)の娘役ってのも(^^;)。それだけポップが初々しい存在だったということかな?(あるいは逆に・・・?)

投稿: YASU47 | 2007/11/10 16:58


>edcさん
TBありがとうございます。
うんうん、パパゲーノ登場シーン、愉快ですね。
センスがいいなあ、と思いました(笑)。

>YASU47さん
そうか、ポップとグルベローヴァの奇妙な親子関係があったんですね(爆)。
全然気にしませんでした^_^;;

投稿: Orfeo | 2007/11/10 21:02

 この制作、初演になったのはいつなんだろ?…僕が見た時 (1979-80年頃)には装置なんか相当くたびれてたけど…。
 そうそう、ルチア・ポップは往年の名「夜の女王」でしたよね。普通、ソプラノ・コロラトゥーレでも「夜の女王」を歌える期間というのは結構短いでしょ。だから、「夜の女王」がパミーナより若いということはよくあるよね。この前出たメト版のキャスリーン・バトルとルチアーナ・セッラはどっちが若いかな?…。
 パリでやったカール・ベーム指揮版(1976)では、わざわざエッダ・モーザーの女王とキリ・テ・カナワのパミーナで年齢関係を守ってましたが、再演になったら即座に、エディット・マティスのパミーナに、誰だっけ?…やたら若い女王と、母娘が逆になっちゃった(笑)。
 そうそう、これってNHKが初めてハイヴィジョン、否デジタル?…で録画したヤツじゃなかったっけ?…。LD時代のものでしたよね。
きのけん

投稿: きのけん | 2007/11/13 09:43


・・・セッラ1947年生まれ、バトル1948年生まれ。というわけで、かろうじて母娘の順番は合っています(爆)。

このミュンヘンの映像はUNITELの制作だから、NHKは関係ないと思いますよ。NHKが初めてハイヴィジョン収録したのって、やはりここミュンヘンでの《リング》じゃなかったですか?

投稿: Orfeo | 2007/11/13 11:40

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» モーツァルト「魔笛」ミュンヘン1982年 [雑記帳]
再び、SardanapalusさんのFOOD FOR SOULの話題、パパゲーノが、突然現れた老婆に「年はいくつ」とたずねる場面の台詞について、がおもしろかったので、ミュンヘン1982年の舞台収録映像を、ほんとに久しぶりに観ました。 私が頻繁に聴いているスタジオ録音では、緑色の文字の部分はないのですが、ミュンヘンのでは、全部しゃべってました。こういう台詞は上演や録音によって、適宜変更されたり、加えられたり、カットされたりするのだろうと思いますけど、楽しい話題でした。他の映像や録音も注意してみた... [続きを読む]

受信: 2007/11/10 12:58

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