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2007/04/14

オペラ春物語

(*注意)これは、オペラに関するパロディ論考/寸劇風です。勘違いして鵜呑みにしないように!

「オペラ春物語」

(とある都内の大学の構内にて)

太郎=やあ、花子。

花子=あら、太郎君。どうしたの、今日は?おめかしなんかしちゃって。

太郎=いや、なに、これから新国立劇場にオペラを見に行くんだよ。

花子=あら、それで。なるほどねえ。でも、珍しいじゃない?歌舞伎ファンのあなたがオペラを見に行くだなんて。

太郎=いやいや、お恥ずかしい。最近ちょっとオペラにもハマっててね。

花子=へえ~、そうなんだ。

太郎=なにね、オペラと歌舞伎は成立年代から内容から非常に似た点が数多いんだけれど、歌舞伎と違って、オペラってやつは、音を聴くだけじゃさっぱり面白くねえからさ!やっぱり、その綜合芸術としての舞台をちゃんと見てこそ楽しめるってわけ。だから絶対劇場に足を運ぶか、DVDで鑑賞するにかぎるんだ。CD?なにが面白いんだか?あんなの聴いているやつの気がしれんね。アハハハハハ・・・

花子=そうね、歌舞伎に限らず、能、狂言、文楽といった日本の伝統芸能は、「見に行く」とは言わず、「聴きに行く」というぐらいですからねえ!素晴らしい世界よね、あの「音」は。それにひきかえオペラときたら、やたら派手で、遅れてるわよね。

太郎=だろ?まったく欧米の文化なんて、なんとも底が浅いもんさ!ガハハハハハ・・・

花子=そんなことを大声で言って馬鹿笑いしていると、国際紛争が起きるわよ。いいかげんにしときなさい!

太郎=たしかに!グフフフフフ・・・

花子=ほら、また!

太郎=ゴメン、ゴメン。じゃ、ちょっくら行って楽しんでくるよ。

花子=劇場の中で笑っちゃだめよ。じゃあね。行ってらっしゃい!

(二人、別れる)

(結)

(以上は、ある音楽評論に触発されて書いたパロディです。なんのパロディか分かった人、あなたはエライ!w)

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コメント

あはは!元ネタがなにを言ってるのか、想像がつきますね!
ひょっとして、これって、怨念がこもってる?

投稿: 美緒 | 2007/04/14 13:45


美緒さん、鋭い!(爆)
アレとアレを逆転すりゃいいだけですからね・・・
私は呆れましたよ。

投稿: Orfeo | 2007/04/14 15:58

(…)
太郎=だろ?まったく欧米の文化なんて、なんとも底が浅いもんさ!ガハハハハハ・・・

榎本武揚(突然登場)=そうだ、そうだ!…そこで話は変わるが、僕がオランダに留学中、どこかの町の本堂で、有名な音楽会があるというので、聞きに行ったことがある。ところが、西洋の音楽というやつは、日本の音曲なんぞとはちがって、風情もくそもない。油の切れた荷馬車に、空桶を百箇ばかりも吊り下げて走らせているようなもので、やかましいのなんの、我慢がならずに、すぐに逃げ出してきてしまった。ところが後で、その音楽の由緒を聞いてみると、こいつがなかなか面白い。はじめ、ベートホなにがしとかいう男が、ナポレオンをたたえて創ったのだが、そのうちナポレオンが皇帝になったと聞くと、ひどく腹をたて、あっさりと献辞を取り消してしまったというのだ。なにやら心かられるものを感じて、僕は、あらためてその音楽を聞きなおしてみることにした。すると、どうだ、騒々しいことには変わりなかったが、こんどぐんと胸にせまるものがある。真似をしてみろと言われても、そいつは出来ないが、ともかくベートホなにがしの言わんとするところのものが、分かったような気がしたのだな。
(安部公房『榎本武揚』より)
きのけん

投稿: きのけん | 2007/04/16 08:33


きのけんさん、どうも。
これが出て来ると思っていましたよ^_^;;

投稿: Orfeo | 2007/04/16 10:56

見つけましたよ、元ネタ!
馬鹿な音楽評論家がいるもんですね!!

投稿: 美緒 | 2007/04/18 12:36


美緒さん、あなたはエライ!(爆)

投稿: Orfeo | 2007/04/18 16:29

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