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2007年1月

2007/01/26

『マホメット2世』(フェニーチェ歌劇場)

Dvdmaometto_secondofenice DVDライブラリーより。

ロッシーニ作のオペラ・セリア。

元々の台本(1820年のナポリ、サン・カルロ劇場での初演時)はチェーザレ・デッラ・ヴァッレの悲劇『Anna Erizo』(1820年)に基づき、最後、戦闘に敗れ怒り狂ったトルコ軍の兵士たちに取り囲まれたアンナが、自ら短剣で胸を突き刺して果てるという悲劇的結末で終わるものだった。しかし、1822年、ヴェネツィア、フェニーチェ座での再演に際し、ガエターノ・ロッシが台本に手を加え、結末をハッピー・エンドに変更。ロッシーニも音楽を改めた。ただし、ナポリでの初演とヴェネツィアでの再演はともに不評に終わったため、その後、パリに移ったロッシーニが1826年、パリ風グランドオペラ形式による『コリントの包囲』に改作(ルイージ・バロッキとアレクサンドル・スーメの手によるフランス語台本。舞台はネグロポントからコリントに変更され、結末も悲劇に戻された)。さらに、翌1827年、これがイタリア語に翻訳され、イタリア語版『コリントの包囲』が生み出されることとなった。

ロッシーニのスペシャリストであり、また、音楽学者としても名高い指揮者、クラウディオ・シモーネは、1983年、ジューン・アンダーソン、サミュエル・レイミーらとともに、フィリップスにナポリ版『マホメット2世』を録音し、その2年後の1985年、ペーザロのロッシーニ・フェスティヴァルにおいて、ピエール・ルイジ・ピッツィの演出、チェチーリア・ガスディア、レイミーらのキャスティングにより、実際に舞台上演も行なった(このプロダクションは1993年にペーザロでジャンルイジ・ジェルメッティの指揮、ガスディア、ミケーレ・ペルトゥージらの出演により再演、翌1994年にはガブリエーレ・フェッロの指揮、ガスディア、レイミーらの出演によりミラノ・スカラ座でも上演され、私はそのミラノでの公演を見ることが出来ました。詳しくはこちらを参照のこと)。それから20年の歳月が経過した今回のフェニーチェ座での公演は、シモーネ自身の校訂によるヴェネツィア版に拠るもの。演出は再びピッツィが担当し、今回のヴェネツィア版用に、ナポリ版とはまた別の新しい舞台を作り上げた。

ここでヒロイン、アンナの父親にしてネグロポントの総督、パオロ・エリッソを演じているのがマキシム・ミロノフ。やけに若いです。それもそのはず、なんと1981年生まれ!ここでも既に取り上げたグラインドボーン音楽祭での『チェネレントラ』(2005年)でラミロ王子役をやっている人。アンナ役のジャンナッタシオも若い歌手ですが、ほとんど同世代にあたるのでは?いや、ひょっとしたら・・・(以下、強制削除)。まあ、オペラの世界ではよくあること。あまりくよくよ(?)気にしてはいけません。それに、さすがに人気上昇中のテノールだけあって、甘い歌声~まるで王子様w~、滑らかに出て来る高音はかなり魅力的です。ただ、いかにも声が軽いので、トルコ軍に立ち向かうネグロポンテ総督としては威厳に欠ける嫌いがあります。対するジャンナッタシオのほうはスケール的にはやや小粒ながら、情感が豊かで、コロラトゥーラもまずまず無難。"カルメン・ジャンナッタシオ"という迫力満点のお名前(笑)に負けない立派なソプラノにこの先成長されることを期待したいと思います。題名役、マホメット2世を演じるレガッツォに関しては、今日ロッシーニのバス役として高く評価されている人だけのことはあって、安定した演技と歌唱を披露していて、風格があります。カルボ役のゲマベッラも悪くない。

ピッツィの演出はここでは随分緩慢で、おとなしい印象です。スカラ座で見たナポリ版の舞台では、彼独特の巨大な階段を中央に配し、垂直型の立派な舞台構成の中、人物たちの動きもかなり激しいものでした。ところが今回のヴェネツィア版は、むしろ水平志向でコンパクトにまとめた感じで、高低を生かす場面も極めて少ない。こうなると、動きの幅まで自ずと狭まり、ダイナミクスも消え失せます。そのことは、実はシモーネが主導する音楽にも言えていて、やはりこの人は指揮者であるよりもまず、学者さんなんだと感じずにはいられません。音楽の流れが平坦で、生ぬるい。ヴェネツィア版の要諦、あの幸福なエンディングもなにか冗長な感じで、さっぱり盛り上がりません。結論的には、やっぱりナポリ版のほうがドラマチックで、私は好きです(笑)。

尚、この2005年の公演は、1996年の火事で全焼したフェニーチェ歌劇場がようやく再建されて迎えた初めてのシーズンの目玉演目の一つだったことを最後に付け加えておきます。

★★★

マホメット2世:ロレンツォ・レガッツォ
セリモ:フェデリコ・レプレ
パオロ・エリッソ:マキシム・ミロノフ
アンナ:カルメン・ジャンナッタシオ
カルボ:アンナ・リタ・ゲマベッラ
コンドゥルミエーロ:ニコラ・マルケシーニ

合  唱:ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場合唱団
管弦楽:ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場管弦楽団
指  揮:クラウディオ・シモーネ
演出・装置・衣裳:ピエール・ルイジ・ピッツィ

[  収録:2005年2月、ヴェネツィア・フェニーチェ歌劇場  ]

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2007/01/25

カーリング杯準決勝1st-leg

Carling_cup_1カーリングカップ 準決勝1st-leg
トッテナム 2-2 アーセナル

スパーズとガナーズの顔合わせになったカーリングカップ準決勝。1st-legはスパーズのホーム・ゲームでしたが、ジュリオ・バチスタがオウンゴール、イエローカード、2得点と大活躍(?)して、2-2のドローという結果でした。まずまず無難なところですね。31日のエミレーツでの2nd-legはいただき、です。その前に、28日、FAカップ4回戦、対ボルトン戦がありますね。負けるなよ!

      Tottenham             Arsenal
12'  Berbatov         1 - 0
21'  Baptista(OG)    2 - 0
64'                        2 - 1    Baptista
77'                        2 - 2    Baptista

Tottenham
Paul Robinson, Benoit Assou-Ekotto, Pascal Chimbonda, Michael Dawson, Anthony Gardner, Tom Huddlestone, Aaron Lennon, Steed Malbranque, Didier Zokora, Dimitar Berbatov (Robbie Keane), Jermain Defoe (Ahmed Hossam Mido)

Arsenal
Manuel Rivero Almunia, Justin Hoyte, Philippe Senderos, Kolo Toure, Armand Traore, Julio Cesar Baptista, Pereira Neves Denilson, Vassiriki Abou Diaby (Aleksandr Hleb,  Mathieu Flamini), Cesc Fabregas, Jeremie Aliadiere (Emmanuel Eboue), Theo Walcott

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2007/01/23

アーセナル、マンUに逆転勝利!

Premireleague_31プレミアリーグ 第20週
アーセナル 2-1 マンチェスター・ユナイテッド

アーセナル:GKレーマン、DFエブエ、トゥレ、センデロス、クリシー、MFフレブ、セスク、フラミニ、ロシツキー、FWアンリ、アデバイヨル
ユナイテッド:GKファン・デルサール、DFネヴィル、リオ・ファーディナンド、ヴィディッチ、エヴラ、MFクリスティアーノ・ロナウド、スコールズ、キャリック、ギグス、
FWルーニー、ラーション

エミレーツでのアーセナルとユナイテッドの初対決。アーセナルは前節レッドカードを受けたジウベルト・シウヴァが3試合の出場停止処分ということで、若いメンバーが数多く並びました。対するユナイテッドは新加入(レンタル)のラーションがルーニーと2トップを組みます(82分、ラーションはサアと交代)。試合は華麗なパス・サッカーからアンリを生かすアーセナルと、スピードに乗った攻撃を繰り出すユナイテッドとがめまぐるしく攻守を入れ替え、息詰まる展開に。前半は得点が生まれず、0-0で後半へ。

そして迎えた53分、先手を取ったのはユナイテッド。左サイドのロナウドが後ろからオーバーラップしてきたエヴラに合わせ、前のスペースにボールを送ると、エヴラが物凄いスピードでこれに追い付き、そこから中央へライナー性のクロスを送ります。ゴール正面でトゥレの頭にかすかに触れたボールはそのまま右サイドに流れ、待ち受けていたルーニーが頭でゴールへと流し込みました。敵ながらあっぱれのビューティフル・ゴールでユナイテッドが先制。その後、追い付きたいアーセナル、ヴェンゲル監督は67分に中盤のフレブに代えてファン・ペルシー、79分にはフラミニに代えてジュリオ・バチスタを投入。攻撃的布陣でユナイテッド・ゴールに迫ります。耐えるユナイテッド。しかし、ついに83分、右サイドでボールを持ったセスクがエヴラとスコールズに絡まれながらも、加勢に入ったロシツキーと二人で粘りに粘ってボールをキープし、一旦奪われかけたものの、最後セスクからサイドに抜け出したロシツキーにボールが回り、そこから出たクロスをファーサイドでファン・ペルシーが左足で合わせ、ゴール天井に叩き込みました。同点!89分にはユナイテッドのファーガソン監督がロナウドを下げて、エインセを最終ラインに投入、ドローを狙います。が、これが裏目に。ロスタイムに入って93分、右サイドでのロシツキーからエブエへの繋ぎをそのエインセとエヴラが止め切れず、中央へのクロスを許します。これをゴール正面で待ち受けたアンリが頭で合わせ、ゴール・ネットに突き刺しました。ファンタスティック!この劇的ゴールでアーセナルが首位ユナイテッドを相手に逆転勝ちです。

アーセナルはこれでユナイテッドに対してシーズン・ダブルを達成。気持ちええ!この週、リバプールが2位チェルシーに土をつけてくれたので、プレミアが俄然面白くなってきました。いけいけ、ガナーズ&レッズ!!(爆)

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2007/01/21

オフコース 1982・6・30

Dvdoff_course_2 昨夜BSフジで、あの伝説のグループ、オフコースの1982年武道館コンサートの様子を放送していたので、懐かしさのあまり、見てしまいました。この映像を見るのも随分久しぶりだけど、やっぱいいよねえ。甘く切ないメロディ・ライン、美しいハーモニー・・・痺れます。

オフコースといえば、私は、小田和正さんと鈴木康博さんの二人でフォーク・デュオをやっていた時代から好きでした。その後5人グループになって、この武道館での10daysコンサートで鈴木さんが脱退。ちなみに私は、小田さんも好きでしたけど、鈴木さんのほうがもっと好きだったので(ヘンな意味じゃないよw)、本当に残念な思いをしたものでした。この頃私も学生だったし、いろんな思い出が映像を見ているとまた蘇ってくるんだよね。・・・そうだ、俺、行ったよ、このコンサート!(爆)誰と一緒に行ったんだっけ?・・・あ、あの悲しい悲しい物語か!?(なんだ、それ?w)

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2007/01/20

『戦場のアリア』

Dvdsenzyounoaria ▼クリスチャン・カリオン《戦場のアリア》
(仏・独・英、2005)
Christian CARION, JOYEUX NOËL

これも第1次世界大戦のお話。1914年12月、フランス・スコットランド連合軍とドイツ軍は、フランス北部のデルソーで、ノー・マンズ・ランドを間に挟んだ激しい戦闘を繰り広げていた。しかし、兵士たちが皆家族のことに思いを馳せるクリスマスの夜に、奇跡が起きる。何万本のクリスマス・ツリーと、テノール歌手ニコラウスの美声に酔うドイツ兵。彼が歌う「きよしこの夜」に応えるかのように、やがてスコットランド兵がバグ・パイプでその伴奏を始める。敵味方を越えた聖なる夜がそこに訪れた・・・。

あまりにベタな展開の映画ですが、これで実話というところが凄いですよね。というか、実話だという後ろ盾があるからこそ成立している映画、とも言えます。まあ、前回取り上げたマタ・ハリだって実在の人物だったわけですが、映画の作りがかなりいびつだったせいで、ちっともリアリティが感じられなかった。この《JOYEUX NOËL》(注:仏語=メリー・クリスマス)にしたって、ストーリー展開がかなり性急で、いろんなところをバッサリ端折って話が進んでいくので、ちょっと面喰いますが~そういう意味ではこれもまた、いびつ、ですかね~、製作者側の思いはよく伝わってきます。敵味方を越えた温かい交流が生まれる戦場でのクリスマス・イヴの奇跡は、話的には大きなクライマックスですが、この約2時間の長さの映画の前半部分でしかかない。そこからが実は長い。心を通わせ合った両軍の兵士たちの間で奇妙な友情の念が生まれ、戦争の大義に悩み出し、ためらい、上層部の怒りを買って師団を解散させられたり、他の戦地へ飛ばされることになる様子が後半描かれることになります。戦争って、いったいなに?・・・というわけ。そう、いびつなのは戦争そのものだということを彼らは言いたいわけですね。まあ、ストレートなメッセージですが、無意味な戦闘が絶えることのない今日、こういうことを声高に訴えたい気持ちもよく分かります。どこかの超大国の指導者に是非見て欲しいですね、この映画。

尚、アリア部分の声の出演がナタリー・ドゥセイ(ソプラノ歌手、アナ役)とロランド・ビリャソン(その夫のテノール歌手、ニコラウス役)の二人。ということで、オペラ好きにとっては見逃せない、というか、聴き逃せない映画になっています。すっごいリアリティ!(笑)ちなみに、話の上でも非常に重要なこのニコラウス(=ベンノ・フユルマン)とアナ(=ダイアン・クルーガー)の二人は~元々、前線で従軍している夫のニコラウスに一晩だけでも会うために、アナが志願して司令部でのクリスマス・コンサートに出掛けていき、そこで久しぶりに会うことができた夫とともにコンサートを行った直後、前線に戻ったニコラウスとそれに付き従ったアナが加わって、奇跡のアリアが生まれます~、日が変わると二人であっさりフランス軍に投降し、逃げてしまいます。ついでに、それ以降はまったく画面には登場してきません。映画からも逃げた?(笑)他にも、話の始めでスコットランドのとある教会で、若い兄弟が戦争に参加するため軍隊に志願して駆け出していくシーンが出て来ますが、直後の戦地でのシーンでその兄があっさり死んでしまう、などなど、本当に、いくらなんでも端折りすぎだろ!という場面が続出します。もう一時間ぐらい尺を伸ばすべきだったかな、この映画・・・。

最後にもう一つ、どうもでもいい話ですが、日本の映画配給会社は「戦場の~」っていうネーミングがよくよく好きですよねえ。どうにかならんかな、この安易な風習。この映画の場合、フランス軍、スコットランド軍、ドイツ軍の代表がノー・マンズ・ランドで一夜の休戦協定を結び、それぞれ自分の国の言葉で「メリー・クリスマス!」と声を掛け合いながらシャンパンで乾杯するところがミソなのに・・・。だからこその原題だろうに、それが台無し(爆)。

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2007/01/18

『マタ・ハリ』

Dvdmata_hari ▼ジョージ・フィッツモーリス《マタ・ハリ》
(米、1932)
George FITZMAURICE, MATA HARI

第1次大戦も終わりに近付きつつあった1917年、花の都パリの社交界でエキゾチックな踊り子として人気を博している一人の絶世の美女がいた。彼女の名はマタ・ハリ。だがその正体は、実はドイツ軍諜報機関のために活動する女スパイだった。ロシア空軍の青年将校ロザノフ中尉は一目で彼女の虜となってしまい、純朴に求愛し、やがてそこにロマンスが生まれる。だが、彼が連合軍側の秘密書類を持っていることを知ったマタ・ハリは、その文書を手に入れようともくろみ、首尾よく成功するのだが・・・。

主役のマタ・ハリを演じているのはスウェーデンが生んだ大女優、グレタ・ガルボ。さすがに華があって美しいです。相手役のロザノフを務めているのはサイレント映画出身のラモン・ノヴァロ。ちょっぴり平板な印象は否めませんが、好青年役を破綻なく演じています。この映画、一見サスペンスっぽいけど、本質的には悲劇に終わるメロドラマ。ベンジャミン・グレイザーとレオ・ビリンスキーが共同で組み立てた脚本に、さらにドリス・アンダーソンとギルバート・エメリーが台詞を追加したとかで、手が掛かりすぎてしまったのか、話がこんがらがっちゃったのか(笑)、幾分分かりにくく、かつ稚拙な運びの映画になってしまっています。でも、ガルボ様が拝めるからいいや、というところでしょうか。フィッツモーリスという監督さんもサイレント映画時代に名を馳せた人だとか。というわけで、演出はかなり古風ですが、キャメラのアングルや画面構成などはよく練られていて、雰囲気があります。

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2007/01/17

アーセナル、ブラックバーンに快勝

*メンテナンス、終了しました。

Premireleague_30 プレミアリーグ 第19週
ブラックバーン 0-2 アーセナル

アンリが復帰して、士気上がるガナーズ。クリスマス前にエミレーツで戦ったばかりのブラックバーンとの今度はアウェイ・ゲームです。エミレーツでは、結果的には終盤の連続ゴールで6-2と大勝しましたが、けして楽なゲームでもなかった。さて、今回は?

前線はアンリとファン・ペルシー。前半13分にジウベルト・シウヴァがサヴェージのラフ・プレーに怒って肘打ち、足蹴りを繰り出してしまい、一発レッドで退場(サヴェージはイエロー)。一人少なくなってしまったガナーズでしたが、試合の主導権は手離しません。そして迎えた37分、ファン・ペルシーが抜け出そうとしたところを倒されて得たゴール正面でのFKのチャンス。アンリが左サイドに柔らかく入れたFKを走り込んできたトゥレが頭で合わせ、ボールは左ポストに当たってそのままゴールの中へ。ガナーズ、先制です。

後半、ブラックバーンにもチャンスが何度か生まれますが、それを生かし切れません。71分には、逆にガナーズがカウンター攻撃。自陣からボールを持ち出したアンリがそのまま左サイドでセスクとのワンツーを決めて、鮮やかなミドルシュートをゴール右に突き刺しました。これで完全に勝負あり。ガナーズが2-0でブラックバーンに快勝です。

アンリはこれで復帰後3試合で3ゴール。この調子でどんどんゴールを量産しそうな感じです。ガナーズは次週、ホームで首位ユナイテッドとの対戦を迎えます。

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2007/01/15

新春特別企画:24時間マラソンメンテ

Boo 昨年12月上旬、足掛け3日も機能を停止した挙句、脆くも大失敗に終わったココログ・メンテナンス。今年も新年早々、懲りずにまたやるそうです。ユーザー側からの批判も大きいし、もっと先に延ばして、時間帯も考えた上で慎重にやればいいのに、相変わらずの様相です。

というわけで、明日16日(火)午後3時から明後日17日(水)午後3時までの予定で、ココログの24時間メンテが入ります。その間、いつもと同様、コメント、TB等の機能が停止しますので、よろしくお願いします。はたして今度は無事終わるのか?ブーちゃんたちと一緒に、生温かく見守りたいと思います(笑)。

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2007/01/14

松井大輔、今季初含む2ゴール!

Ligue1_21フランス・リーグ1 第20節
ル・マン 2-0 トロワ

ウインター・ブレイクが明けて、リーグ1が再開されました。12月頭の対リヨン戦以降、腰痛の悪化で戦列を離れ、治療と休養に当たってきた松井がいよいよ復活しました。頭もきれいさっぱり丸坊主。心機一転、出直しです。そして目指すは今季初ゴール!

それがあっさり実現しました。開始わずかに7分、右サイドからオリビエ・トマが入れたクロスがゴール前でワンバウンドしてファーサイドに流れます。このボールに猛然とダッシュして追いついた松井が角度のないところで左足を振り抜くと、次の瞬間、ボールはゴール天井に突き刺さりました。敵も味方もびっくりのこのゴールでル・マンが先制。その後は互いに譲らず、膠着しますが、終盤の86分、ル・マンのFKのチャンス。左サイドからファーサイドに入ったFKをファンショーヌが頭で中へ送ると、ゴール前中央で競り合おうとしたGKを含む両チームの選手たちの上を通過して、左側でフリーだった松井のところへボールが通ります。これを落ち着いて松井がゴールへと蹴り込み、2得点目。この松井の2ゴールの活躍で、ル・マン、リーグ戦後半は白星スタートを飾りました。

試合後、あちらのテレビのインタビューを受けていた松井の顔もさすがに明るかったですね。よっしゃあ、松井、今年はたのんまっせ!ところで、リヨンがトゥールーズに0-2で負けたみたいですね。まあ、大勢に影響はない、か?

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2007/01/12

『偽の女庭師』(チューリヒ歌劇場)

Dvdnisenoonnaniwashi DVDライブラリーより。

モーツァルト作のオペラ・ブッファ。

元々の設定は18世紀中頃のラーゴネーロを舞台にした話ですが、今回のプロダクションは平々凡々な現代化ヴァージョン。ただでさえ長くて(3時間を優に越える)、しかも、呆れる程とりとめのない内容のオペラなのに(モーツァルト、ごめんよw)、こんな陳腐な演出をずっと見せられるのは苦行以外のなにものでもありません。ましてやアーノンクール。め、めまいが・・・。私的には、エヴァ・メイにすがるしか道がありません(笑)。

★☆

市長ドン・アンキーゼ:ルドルフ・シャシング
サンドリーナ:エヴァ・メイ
ベルフィオーレ伯爵:クリストフ・シュトレール
アルミンダ:イザベル・レイ
騎士ラミロ:リリアーナ・ニキテアヌ
セルペッタ:ユリア・クライター
ナルド:ガブリエル・ベルムデス

管弦楽:ラ・シンティッラ(チューリヒ歌劇場)
指  揮:ニコラウス・アーノンクール
美  術:ロルフ・グリッテンベルク
演  出:トビアス・モレッティ

[  収録:2006年2月23・25日、チューリヒ歌劇場  ]

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2007/01/10

アーセナル、アンフィールドで連勝!

Carling_cupカーリングカップ 準々決勝
リバプール 3-6 アーセナル

FAカップに続いての連戦となったアンフィールドでの試合。若いメンバー中心のガナーズがまさかまさかの爆勝です。ジュリオ・バチスタ一人で4得点。リバプールがホームで6失点を喫したのは1930年代以来になるそうで。ガナーズ、出来すぎ、というより、やりすぎ、だな・・・。

これで準決勝に進んだガナーズは、その準決勝でスパーズと対戦します。尚、FAカップ4回戦の相手はボルトンに決まったそうで。また嫌なところと・・・(笑)。

得点経過:
      Liverpool          Arsenal
27'         0 - 1   Aliadiere 
33'
  Fowler         1 - 1
40'                    1 - 2      Baptista
45'                    1 - 3      Song Bilong
45'                    1 - 4      Baptista
60'                    1 - 5      Baptista
68'  Gerrard       2 - 5
80'  Hyypia         3 - 5
84'                    3 - 6      Baptista

Liverpool :
Jerzy Dudek, Fabio Aurelio, Danny Guthrie, Sami Hyypia, Gabriel Paletta, Steven Gerrard, Mark Gonzalez (Javier Sanz Luis Garcia, 10; Jamie Carragher, 73), Stephen Warnock (Xabi Alonso, 57), Craig Bellamy, Robbie Fowler, Lee Peltier

Arsenal :
Manuel Rivero Almunia, Johan Djourou, Justin Hoyte, Kolo Toure, Armand Traore (Matthew Connolly, 88), Julio Cesar Baptista, Pereira Neves Denilson, Cesc Fabregas, Alexandre Song Bilong, Jeremie Aliadiere, Theo Walcott (Vassiriki Abou Diaby, 73)

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2007/01/08

高校日本一は盛岡商

Highschoolsoccer全国高校サッカー選手権 決勝@国立競技場
作陽 1-2 盛岡商
(岡山)    (岩手)

どちらが勝っても初優勝となるこの一戦。前半は互いに譲らず0-0。後半頭から作陽は足の怪我で先発を外れているエースFWの村井君をピッチに投入。勝負を仕掛けます。そして56分、その村井君がDF3人に囲まれながら放ったシュートがクロスバーに当たって跳ね返り、それを桑元君が頭で押し込んで、作陽が先制。しかし、そこから盛岡商が盛り返し、得意のパス交換からチャンスを作り出し、64分にPKの失敗があったものの、71分にそのPKを外した林君がゴールを決めて、同点とします。さらに終盤の85分、左サイドをドリブル突破した成田君が入れたクロスを千葉君がゴール右に流し込み、値千金の決勝点。このまま逃げ切って、盛岡商が見事逆転で優勝を遂げました。岩手県勢初の日本一です。おめでとう、盛岡商イレブン&監督さん!雪国の高校が全国制覇とはまた凄いですね。

しかし、なんだね、テレビ見てて、つくづく思ったけど、時代はすっかり新垣結衣なんだね。解説のゴンさん、今のうちにプロポーズしておいたら?あっ、武田のほうが適任?(爆)

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2007/01/07

アーセナル、リバプールを下す

Fa_cup_1 FAカップ 3回戦
リバプール 1-3 アーセナル

6日にアンフィールドで行われたFAカップ3回戦。アーセナルがリバプールに快勝し、4回戦に駒を進めました。前半、ロシツキーの2ゴール(37,45分)で先行。後半、カイトのゴール(72分)で1点差に詰め寄られましたが、終盤アンリが勝利を決定づけるゴール(84分)を上げて、前年度覇者に引導を渡しました。やはりアンリが戻ったアーセナルは強い?ゴメンよ、リバプール・・・

Liverpool :
Jerzy Dudek, Daniel Agger, Jamie Carragher, Steve Finnan, Xabi Alonso, Steven Gerrard, Javier Sanz Luis Garcia, Jermaine Pennant, John Arne Riise (Fabio Aurelio, 60), Peter Crouch, Dirk Kuyt

Arsenal :
Manuel Rivero Almunia, Gael Clichy, Emmanuel Eboue (Justin Hoyte, 66), Philippe Senderos, Kolo Toure, Mathieu Flamini, Aleksandr Hleb, Tomas Rosicky, Gilberto Silva, Thierry Henry (Theo Walcott, 88), Robin van Persie (Julio Cesar Baptista, 72)

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2007/01/06

『トーリードのイフィジェニー』(チューリヒ歌劇場)

Dvdiphigenie_en_tauridezurich DVDライブラリーより。

2000年度のザルツブルク音楽祭でのプロダクションを用いた、2001年チューリヒ歌劇場での公演(ちなみに、ザルツブルクでの指揮はアイヴォー・ボルトン。スーザン・グラハム、トーマス・ハンプソン、ポール・グローヴズらが出演した)。演出家クラウス・グートはここで、主役たちとともに、彼らを模した大き目の頭部の人形を被らせたアルター・エゴを登場させて、それを使って過去の経緯や現在の心理状況を説明するという大変分かり易い演出を施し、好評を博した。チューリヒにおいても、この視覚的に明解な趣向の舞台に対し、クリスティが瑞々しい清新な音楽の運びで呼応して、簡潔で力強いグルックの劇的世界を表出。良質なパフォーマンスを実現している。チューリヒでクリスティが指揮する公演の映像を観たのはこれが初めてですが、クセの強いアーノンクールなんかより断然いいですね。自分の領分をしっかりわきまえているからでしょうか。今シーズンも1月14日プレミエのヘンデルの『セメレ』を振るようだし、彼のDVDがもっと出てくればいいのに・・・。

★★★☆

イフィジェニー:ジュリエット・ガルスティアン
オレスト:ロドニー・ギルフリー
ピラード:デオン・ファン・デル・ワルト
トアス:アントン・シャリンガー
ディアーヌ:マルティーナ・ヤンコヴァ
ギリシアの女:アンナ・ソランノ
尼僧1:リーザ・ロレンツ
尼僧2:エリナー・パウノヴィチ
スキタイ人:ミヒャエル・ムロージェク
祭司:トーマス・ピュッツ

合  唱:チューリヒ歌劇場合唱団
バレエ:チューリヒ歌劇場バレエ団
管弦楽:ラ・シンティッラ(チューリヒ歌劇場)
指  揮:ウィリアム・クリスティ
美術・衣裳:クリスティアン・シュミット
演  出:クラウス・グート

[  収録:2001年9月、チューリヒ歌劇場  ]

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2007/01/04

アーセナル、快勝!でも・・・

Premireleague_26プレミアリーグ 第18週
アーセナル 4-0 チャールトン

アーセナル、2007年初戦はホームで快勝!ボルトンをかわし、4位に浮上しました。でも、1月2日のこの試合、約1ヶ月ぶりに戦列復帰したアンリの先制PKから始まって、こんなに気持ちいい結果が出たというのに、アーセナルTV(J SPORTS)での初回放送が8日って、いったいなによ?まさか正月休み?仕事してくれ・・・

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2007/01/03

リバプール、ボルトンに完勝

Premireleague_27 プレミアリーグ 第18週
リバプール 3-0 ボルトン

プレミアの年末年始のハードな日程の締めくくり。現在4位のリバプールがホーム、アンフィールドに、3位ボルトンを迎えての元旦のゲームです。勝ち点差はわずかに2。ボルトンなんか、やっつけろ!

というわけで、リバプール、やっつけてくれました。カイトとのコンビで好調だったベラミーが故障で離脱したため、この日はトップにカイトと並んでクラウチ君。その下にシャビ・アロンソとジェラードが入るという布陣。対するボルトンはこのところの5連勝に大きく貢献しているアネルカがセンターFWで、その左右にディウフとデーヴィスが陣取ります。

前半からゲームはリバプールが支配し、攻め続けます。ボルトンの屈強な、というか、乱暴な、ディフェスの前に(ボールを奪えないからといって、両腕で思いっきり突き飛ばすなよ、カンポ!w)、なかなか得点は生まれませんでしたが、後半になって61分、カイトが右サイドから持ち込み、さらに右のペナントに繋いで中央に入ったクロスをクラウチ君がダイレクトボレー。これが綺麗にゴールに突き刺さり、ついに先制。さらに2分後、またカイトが右サイドからチャンスを作り、中に入れたボールを今度はジェラードが右足で合わせ、2点目。

ボルトンの攻撃は全然形にならず、アネルカもさっぱり仕事になりません。それぐらいリバプールが素晴らしかった。とどめは83分、中央のルイス・ガルシアが右サイドのカイトへ繋ぎ、カイトがそのまま持ち込んで、角度のないところからゴール左へとシュートを流し込み、駄目押し点。リバプール、ボルトンに3-0で完勝し、3位の座を奪い取りました。

よくやった、リバプール!にっくきボルトンを潰してくれて、本当にありがとう!これでしばしの休息ですね。よいお正月を!(笑)

(追記)・・・と思ったら、6日にFAカップのアーセナル戦が入ったんですね。そして9日には今度はカーリングカップのアーセナル戦。本当、休んでていいですよ、しばらく・・・(爆)。

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2007/01/02

『吾輩ハ猫デアル』

Cineken2_logo_5 Wagahaiwanekodearu orfeo.blog=CineKen2:共同企画

▼山本嘉次郎《吾輩ハ猫デアル》(日、1936)

監督 ................  山本嘉次郎
脚本 ................  小林勝
原作 ................  夏目漱石
撮影 ................  唐沢弘光
音楽 ................  紙恭輔
美術 ................  久保一雄
録音 ................  道源勇二
出演 ................  徳川夢声、丸山定夫、藤原釜足、宇留木浩、千葉早智子、英百合子、北沢彪

  実は、山本嘉次郎は黒澤明の師匠としてくらいしか知らないんですが、その黒澤青年がPCL(後の東宝)の山本嘉次郎組助監督として入社してきた 前年のフィルムで、何処のデータベースにも載ってないんですよね。画像、音響共にものの見事に修復されてCaTVでやってんだよね。驚きました。…これ が、結構いいんですわ!…。
 まづは《姿三四郎》との関連ですが、例の三四郎のテーマ・ソングですな。あれはあのフィルムの冒頭にも出る、「通りゃんせ」の替え歌で、後に《七人の 侍》の中にも使われているんですが、ここにちゃんと出てくるんだよ(笑)。はは〜ん、黒澤明はこれを見てたに違いねえな…。
 う〜ん、山本嘉次郎という人は、相当映画知に長けた人だったみたいね。夏目漱石の原作に対するコンプレックスなんてまるでない。ほぼ完璧に映画として再 創造されているんですよね。『吾輩は猫である』には仲代達矢を主人公とした市川崑のリメイク版(>リンク:1975)もありますが、僕は問題なく、こっち の方が好きだな。ここでは苦沙弥一家に野良猫が入ってきて、それが最後に井戸に落ちて死んじゃうまでが物語を括弧に括ってまして、その中で鼻子、富子の成 金金田一家と苦沙弥先生とのやり合いが社会風刺コメディーとして描かれている。迷亭が徳川夢声だと思うんだけど、ブッとぼけてて、これがかなり面白いんだ ね。東風がうら若き藤原釜足、英百合子なんていう大ヴェテラン、村田実の《路上の霊魂》(>リンク:604 : 1921) なんてので主役をやってた女優さんが鼻子をやってる(たぶんそうだろ…)。

>http://perso.orange.fr/kinoken2/cineken2/cineken2_cont/cineken2_archive/ichikawa.html#chat

>http://perso.orange.fr/kinoken2/cineken2/cineken2_cont/cineken2_archive/shochiku_06.html#604

 今の…否、当時だって、例えばハワード・ホウクスみたいなテンポの速いコメディーに慣れていると、この超スロー・テンポには肩すかしを食わせられ る感が最初あるんですが、ちょっと我慢して見てると、このテンポがやたら気持ちよくなっちゃうから不思議なんだよね。…うん、こんな人に就いてたなら、黒 澤明にとって、これはすごい勉強になったはづだよね。それに、この時代の日本映画ってのは世界でも有数の質を誇っていたという確信を持ちます。少なくと も、同時代のフランス映画よりは上を行くと思うんだけどね(笑)。
 僕がジョン・フォードの《 リバティ・バランスを射った男》(253-255>リンク:1962)へのコメントの最後で引用した箇所をもう一度引用させてください。

>http://perso.orange.fr/kinoken2/cineken2/cineken2_cont/cineken2_archive/forum0503.html#253

>「(…)私が、山さん(山本嘉次郎)に書かされた、最初のシナリオ
>は、 藤森成吉原作の『水野十郎左衛門』であったが、その中に、水
>野が江戸城の表に立てられた立札の法令について、白鞘組の仲間た
>ちに話すところがあった。
>私は、それを、原作の通り、立札を読んで来た水野が、それにつ
>いて、 仲間に話すところを書いた。
>山さんは、それを読んで、小説ならこれでよいが、シナリオはこ
>れではいけない、これでは弱過ぎる、と云うと、すらすら何か書
>いて私に見せた。
>それを読んで私は吃驚した。
>山さんは、水野が立札を見て来て話すなどというまだるっこしい
>事の代わりに、水野が立札を引っこ抜いて担いで来て、それを
>仲間達の前におっぽり出し、これを見ろ、とずかりと云わせて
>いる。
>私は恐れ入った。」
>(黒澤明『蝦蟇の油』(「長い話〔二)」より)
(2007年01月01日:CaTVチャンネルNECO)

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2007/01/01

あけましておめでとうございます

New_year2007_2

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