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2006/11/20

ヴァイオリン・ソナタ《春》

CDライブラリーより。

Cdspring 『のだめ』連動企画第3弾はちょっと遡って、第2話で登場してきたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ《春》。峰クンと千秋サマの《春》も十分個性的でしたが、このクレーメルとアルゲリチの演奏は銀河的スケールで超ウルトラ個性的です。現代を代表するヴァイオリンとピアノの名手が、互いにその強烈なテクニックを駆使しながら戯れています。クレーメルが鋭いフレージングで切れ込めば、アルゲリチが奔放かつ流麗なタッチでそれに応える。個性と個性のせめぎ合い。もうこれは完全に大人の遊びの世界です。熟乱の《春》。息つく暇がありません。イージーリスニング的に気楽にこの曲を聴きたいという人にはまったくもってお勧め出来ない、困った名盤です(笑)。

ヴァイオリン:ギドン・クレーメル
ピアノ:マルタ・アルゲリチ

ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》 作品24
                              同        第9番《クロイツェル》 作品47

[ 録音:1987・94年、Deutsche Grammophon ]

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コメント

ははは。非難集中ですか。
厳密に言えば、演奏の途中で入れてもらえないですよね・・・。(笑)
でもドラマなんだし、
そんなことをいちいち気にしていても仕方がない気もする私です。

クレーメル/アルゲリチのベートーベンは、
9番と10番を聴いたことがあります。
それも耳が離せない、集中して聴いてしまう音楽でした。

でも、今私は、狂ったようにチャイコフスキーを聴いています。(笑)

投稿: Miyajima | 2006/11/20 09:56


Miyajimaさん、こんにちは。
まあ、無神経だと言われればそれまで、という話ですね。

ほう、チャイコフスキーですか。奇遇ですね、私も最近、チャイコフスキーを聴いていますよ。でも、多分、全然違う曲^_^;;

投稿: Orfeo | 2006/11/20 12:38

クレーメル/アルゲリッチのベトソナは3枚組の全曲盤を持っています。今回、改めて聞き直してその素晴らしさに素直に感動しています。僕のお宝CDのひとつ、1965年のショパンコンクール優勝直後のライブ盤(Pコン1番/ワルシャワフィル)でのアルゲリッチはまさに「のだめ」でした。

投稿: YASU47 | 2006/11/20 20:43


YASU47さん、こんばんは。
第6話も楽しめましたでしょうか?なんだか、このドラマって、このところ、毎回最終回のノリですね(笑)。

うんうん、アルゲリチのピアノは自由奔放で、まさに「のだめ」ですね^_^;;

投稿: Orfeo | 2006/11/20 22:10

 うん、この二人、よく喧嘩しないでやってますねえ…。

 こちらの専門から…、この Op. 24「春」をものの見事に使ったフィルムがあります。エリック・ロメールの、その名も《春物語》(CONTE DE PRINTEMPS, 1990)。CineKen2内「エリック・ロメール全集」所収込コメンは以下(>リンク↓)から。

http://perso.orange.fr/kinoken2/cineken2/cineken2_cont/cineken2_rohmer/rohmer_saisons.html#printemps

 ロメール「四季四部作」のスタートとなったフィルム。正式の邦題は、さらにそのものズバリ「春のソナタ」だったかな?…。
CineKen2=きのけん

投稿: CineKen2 | 2006/11/21 16:20


で、でたあああ~~~!!(爆)
きのけんさん、お帰りなさいませ^_^;;

うん、この記事のタイトル、「春のソナタ」にしようかな、とも一瞬思ったのですが、韓流ドラマもどきになるのは嫌だったので、却下したんです。よかった~(笑)。

投稿: Orfeo | 2006/11/21 18:25

 うんうん、そうだ!(笑)。
 何時かやった映画の邦題の話じゃないけど、ホント行き当たりばったりなんだよね。ロメールの場合は、1990年代に10年がかりで「四季四部作」(90;春、96:夏、98:秋、91:冬)連作をやってまして、全部「…物語 (conte de...)」ってなってるわけよ。それを「春」だけ「ソナタ」にされたり、ばらばらの邦題を付けられちゃ、やっぱしまづいわけよ。この場合はまづ、シェイクスピアの『冬物語』(仏題 "Conte d'Hiver")を参照してる《冬物語》を起点に全4作「…物語」というタイトルになったらしいというわけだ。
CineKen2

投稿: CineKen2 | 2006/11/22 09:17


・・・納得。

投稿: Orfeo | 2006/11/22 12:15

でた、アルゲリッチと愉快な仲間達シリーズ(笑)いえ、私が勝手に言ってるだけですけど、アルゲリッチって、いつもクセのある演奏家とソナタ録音するじゃないですか。ヴァイオリンはクレーメル、ヴィオラはバシュメット、チェロはマイスキー…どれも「イージーリスニングと思って聞いたら殺すわよ!」くらいの密度の高い録音ですよね(^_^;)個人的に気に入っているのはマイスキーとのベートーベンのチェロ・ソナタ集です。最後まで聞かせまくる二人の演奏に空いた口がふさがりません(笑)

投稿: Sardanapalus | 2006/11/23 14:44


Sardanapalusさん、どうもです。
「愉快な仲間達」とはよく言いましたね(笑)。きっと、凡人なんかじゃ窺い知れない音楽の愉悦の極みに浸っているんでしょうね、彼らは。本当、「ポカ~ン・・・」ですわ(爆)。

投稿: Orfeo | 2006/11/23 18:22

人から切符1列目中央の切符貰ったので、2人の演奏真ん前で聴いたことがあります。クレメルにイタズラっぽい視線を送りながらベートーヴェンの最後の和音を押さえるアルゲリッチの口元に、逸楽の微笑が浮かんでいたのが忘れられません。

投稿: 助六 | 2006/11/24 09:54


・・・な、な、なんだか、コワ~イ!(爆)

投稿: Orfeo | 2006/11/24 15:18


本夕2人がパリでリサイタルやりました。小生には10年振りでした。出掛ける前にネットでプログラム確かめて愕然、後半の最初に彼女のソロで「子供の情景」が…。文字通り瞬時に眼が覚め、顔を洗って出掛けました。

彼女は、別府では近年もソロ・リサイタルやってるようですが、私には、8年前パリでコンチェルトの後のアンコールで南米かなんかのどうでもよい小曲弾いたのを別にすれば、約30年振りの彼女のソロ。前回は日本で、音楽聴き始めの子供だったから、何も分かりませんでしたが、同じシューマンの「幻想小曲集」があって、遠い記憶を辿ってみると、今回はノスタルジックな慈しみが濃厚に前面に出てきてるような。当たり前のことですが。

でも指・音楽共にまるでボケてはいませんわ。あのミクロ「事件」の連続みたいなタッチ。シューマンのVnソナタ2番以上にバルトークのVnソナタ1番の終わりなど、正に>「クレーメルが鋭いフレージングで切れ込めば、アルゲリチが奔放かつ流麗なタッチでそれに応える」そのまんま。彼女は10年前同様悦楽の微笑を浮かべて曲を締め括っておられました。XXさんになった今でも、今のところ衰えの影はなし、アンコールは>「殺すわよ!」のクライスラー!

前半2曲目にクレメルがソロでバルトークの「無伴奏」やったから、彼女もソロ弾くハメになったのでしょうが、クレメルには抵抗できないということでしょうかね?

投稿: 助六 | 2006/12/02 09:34


助六さん、レポートありがとうございます!

おおっ、アルゲリチのソロ!・・・って、別府でもやってるんですか。それはトンと知りませんでした(恥)。
クレーメルとのコンビも相変わらずのようですね。いっそ、「殺してくれ!」という経験を、私も直にしてみたいものです(笑)。

投稿: Orfeo | 2006/12/02 12:25

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