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2006年11月

2006/11/30

アーセナルの黄昏

Premireleague_23プレミアリーグ 第13週
フルアム 2-1 アーセナル

お、お、終わったな・・・

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2006/11/29

ユナイテッドvsチェルシー

Premireleague_22プレミアリーグ 第13週
マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー

首位ユナイテッドと、それを勝ち点差3で追いかけるチェルシーとの大一番。ホームのユナイテッドが前半、29分にルーニーからの縦パスを受けたサアが、エリア手前で目の前のリカルド・カルバーリョのマークをかいくぐり、シュートをゴール左隅に流し込んで、先制。が、その後のチャンスを生かせずにいると、後半に入って69分、チェルシーの右CKのチャンス。ランパードが蹴ったボールをゴール前でカルバーリョがエインセと競り合いながら、ヘディング・シュート。GKファン・デルサールが飛び付いて、セーブ出来そうな体勢でしたが、その前にいたサアがヘディングでクリアし損ない、ボールがクロスバーに当たって、ゴールイン。同点となります。結局このまま試合は終了。1-1という結果となりました。

試合後、チェルシーのモウリーニョ監督も言っていたようですが、ユナイテッドはシーズン後半、アーセナル、リバプール、チェルシーといった強豪との対戦がすべてアウェイ。だから、ここでチェルシーに勝ち切れなかったのは、ちょっと痛いです。この結果が今後どう響いてくるのか、注目されるところです。

ちなみに、この週アーセナルは、アンリ欠場で苦手ボルトンに1-3で敗戦(アウェイ)。あのアネルカに2ゴールも決められちゃいました。来週のチャンピオンズリーグ、1次リーグ最終節のポルト戦も累積警告でアンリが出れません。大丈夫かよ・・・。

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2006/11/27

オーボエ協奏曲

Cdoboenkonzerte CDライブラリーより。

親愛なるホリガー先生。先生が演奏するアムステルダム、コンセルトヘボウでの公演。今年こそまた見に行きたかった。なぜ僕は、ここにいなければならないんでしょうか?・・・

というわけで、『のだめ』連動企画第4弾は、モーツァルトのオーボエ協奏曲。オーボエといえばハインツ・ホリガー。これは世界の常識です。オーボエ吹き(元)が言うんだから間違いありません。革命的天才オーボエ奏者、ホリガーの軽やかな、そして優美な歌心に満ちたモーツァルト。是非是非ご堪能あれ!

今思い起こすと、この私も、オーボエ始めてわずか1年でこの曲をコンクールで演奏したよなあ・・・。オレサマも、ある意味天才だったのかもしれん("天災"だったという説が有力w)。

オーボエ:ハインツ・ホリガー
管弦楽:ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
指  揮:エド・デ・ワールト

モーツァルト/オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
リヒャルト・シュトラウス/オーボエ協奏曲 ニ長調 AV.144

[ 録音:1970年、PHILIPS ]

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2006/11/25

ジャパン、W杯へ!

Rugby_worldcup2007_1ラグビー・ワールドカップ2007 
アジア地区最終予選@香港
日本 54-0 韓国

来年、フランスで開催されるラグビー・ワールドカップの出場権を賭けたアジア地区最終予選。ともに香港を下して迎えた最終戦は、ジャパンが韓国を圧倒。フォワードもバックスもまったく相手を寄せ付けず、危なげない試合運びで完勝しました。ジャパンは6大会連続W杯出場が決定。おめでとう、ジャパン!本大会では、グループBでオーストラリア、フィジー、ウェールズ、カナダと対戦します。そこでの白星を期待していますよ。

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『スペードの女王』(パリ・オペラ座)

Dvdpiquedamebastille DVDライブラリーより。

悲惨な作曲家・・・じゃなかった、「悲愴」の作曲家、チャイコフスキーが作ったオペラは皆、どれもこれも暗い話ばかりですが、それをまたサンクトペテルブルクのマールイ・ドラマ劇場の演出家で、ロシア演劇の大御所的存在のレフ・ドージンなんかが手掛けると、もう救いようがありません。舞台一面に広がる無機質的な巨大な壁。その下部には壇状の通路が付いていて、そこを無数の人が動き回る。その手前の(舞台)床には粗末な一台のベッドが。つまり、ゲルマンは精神異常で病院に収容されている入院患者という設定です。だから着ているものは軍服などではなく、患者用の薄汚れた白い寝間着。その上に茶褐色のガウンを羽織っているという状態。物語はすべて気がふれたこの男が見た幻覚、ということなのでしょう。たしかに、こういう括り方をすると、この話、ぴったりと嵌ってしまいます。というか、こういう設定なら、何が起こっても不思議ではないところがミソ。こんなイカレた男がリーザみたいなお嬢さまと恋仲になっちゃってもまったくもって不思議じゃない、というわけ。典型的なレトリックです。でも怖いよねえ(笑)。

ただ、この公演、脇役はそれなりに充実しているんだけど、肝心のゲルマン役のガルージンが今ひとつ冴えません。その歌唱からは以前ほどの凄みが感じ取れなくなっています。舞台負け、かなあ?演技にあれこれ気を使い過ぎているのかもしれません。それとハードワーク、ここら辺りに原因があるようですね。健康のため、歌い過ぎには十分注意しましょう。

★★★

ゲルマン:ウラディーミル・ガルージン
リーザ:ハスミク・パピアン
伯爵夫人:イリーナ・ボガチェヴァ
トムスキー伯爵:ニコライ・プチーリン
エレツキー公爵:リュドヴィク・テジエ
ポリーナ:クリスティアネ・ストテイン
チェカリンスキー:フセヴォロト・グリフノフ
スリン:セルゲイ・スティルマチェンコ
マーシャ:イリーナ・チスチャコヴァ

合 唱:パリ・オペラ座合唱団
     オード・セーヌ聖歌隊
     パリ・オペラ座児童合唱団
管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
指  揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
美  術:ダヴィート・ボロフスキー
衣  裳:クロエ・オボレンスキー
演  出:レフ・ドージン

[  収録:2005年6月13・16・19日、パリ・オペラ座  ]

*画像は同じプロダクションによる2001年、バスチーユでの公演の際に、パリ・オペラ座が発行したものです。リーザ役はカリタ・マッティラ、ゲルマン役はセルゲイ・ラーリン。

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2006/11/24

ベスト16へチェルシー、インテル

Uefacl_17 チャンピオンズリーグ 1次リーグ・第5節
<グループA>
レフスキ・ソフィア 0-2 バルセロナ
  勝ち点○           ⑧
得点【バ】ジュリ(5)イニエスタ(65)
グループ3位に喘ぐバルサはメッシまで故障で離脱。それでも勝つしかないという絶体絶命のピンチです。この試合、グジョンセンの1トップにイニエスタとロナウジーニョを両サイドに貼り付け、ダブル司令塔はジュリとデコという布陣。度々レフスキ・ソフィアにゴールを脅かされながらも、そのジュリとイニエスタがゴールを奪い、白星をもぎ取りました。しかし、グループ3位は変わらず。最終節に望みを託します。

ブレーメン 1-0 チェルシー

   ⑩         ⑩
得点【ブ】メルテザッカー(27)
決勝トーナメント進出のために、どうしても白星が欲しいブレーメンがホームでチェルシーと対戦。27分に右CKをメルテザッカーが頭で合わせ、先制します。その後、チェルシーの猛攻に晒されますが、GKビーゼの好守でこれを跳ね返し、虎の子の1点を守り切って貴重な勝ち点3を加えました。敗れたものの、チェルシーは決勝トーナメント行きが決定。ブレーメンは最終節、運命のバルサ戦です。

<グループB>
スパルタク・モスクワ 2-2 バイエルン・ミュンヘン
      
②             ⑪ 
得点【ス】カリニチェンコ(16)コバチ(72)
   【バ】ピサロ(22, 39) 
決勝トーナメント行きを決めているバイエルンが、スパルタク・モスクワに先制を許しながらもペルー代表、ピサロの連続ゴールで逆転。が、後半追い付かれ、ドローに終わりました。

インテル 1-0 スポルティング・リスボン  
  ⑨              ⑤ 
得点【イ】クレスポ(36)
36分、中盤のスタンコビッチからの浮き球のパスで抜け出したクレスポが、豪快にゴールネットを揺らして、インテルが勝利。決勝トーナメント進出です。

<グループC>
リバプール 2-0 PSV
   ⑬        ⑩
得点【リ】ジェラード(65)クラウチ(89)
決勝トーナメント行きを決めている両チームの対戦。やっぱりジェラードは中央にいなくちゃね。65分、フィナン、カイト、そしてジェラードと、流れるようなボール回しが決まって、ジェラードが先制弾を叩き込みます。試合終了間際にはクラウチのごっつぁんヘッドも決まって、リバプールが快勝。リバプールはこれでグループ首位通過が確定です。

ボルドー 3-1 ガラタサライ
 ④           ①
得点【ボ】アロンソ(22)ラスランド(47)フォベール(50)
   【ガ】稲本(73)
興味なし。

<グループD>
シャフタル・ドネツク 1-0 ローマ
      ⑤           ⑦
得点【シ】マリカ(61)
引き分け以上で決勝トーナメント行きが決まるローマでしたが、頼みのトッティが徹底マークにあい、苦戦。そして61分、オフサイド・トラップの掛け損ないから、ルーマニア代表、マリカにゴールを奪われ、そのまま敗戦。最終節はホームとはいえ、バレンシア戦です。嫌な予感が・・・。

バレンシア 2-0 オリンピアコス

   ⑬           ②
得点【バ】アングロ(45)モリエンテス(46)
決勝トーナメント行きを決めているバレンシアがまたも快勝。グループ首位を確定させました。強いです・・・。

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2006/11/23

CL第5節:セルティック、ベスト16!

Uefacl_16 チャンピオンズリーグ 1次リーグ・第5節
<グループE>
レアル・マドリード 2-2 リヨン
  勝ち点⑩         ⑬ 
得点【レ】ディアラ(39)ファン・ニステルローイ(83)
   【リ】カリュー(11)マルダ(31)
決勝トーナメント行きを決めている両チームによるサンチャゴ・ベルナベウでの一戦。先手を取ったのはリヨン。11分、カリューがマドリーのDF陣を切り裂いて先制ゴールを上げると、31分には右サイドからのジュニーニョのお得意FKにマルダが合わせ、追加点。が、ここからマドリーが盛り返し、39分、レジェスの左CKをファーサイドでファン・ニステルローイが頭で中に折り返し、それを昨季までリヨンに在籍していたディアラがダイビング・ヘッドで押し込んで、1点差。その後も攻勢に出たマドリーは、とうとう83分、左サイドのロベルト・カルロスが入れたクロスをラウルがヘディング・シュート。左ポストに当たって跳ね返ったボールをファン・ニステルローイが押し込み、ついに同点とします。試合終了間際のロスタイムにはファン・ニステルローイがクリスに倒されPKを獲得。ファン・ニステルローイが勝ち越し点を決めるかと思われましたが、GKクペがこれをセーブして、引き分け。この結果、リヨンのグループ1位が確定しました。
  
ステアウア・ブカレスト 1-1 ディナモ・キエフ
      ④                ①
得点【ス】ディカ(69)
   【デ】チェルナト(29)

<グループF>
セルティック 1-0 マンチェスター・ユナイテッド
   ⑨                ⑨
得点【セ】中村(81)
引き分け以上で決勝トーナメント行きが決まるユナイテッド。しかし、それを打ち砕いたのは俊輔のFKでした。81分、まるで第2節のオールド・トラフォードでのリプレイを見ているかのようなFKがゴール右隅に突き刺さり、セルティックが先制。試合終了間際に、セルティックのグラベセンがクリスティアーノ・ロナウドのFKを手で止めようとしてしまい、ユナイテッドがPKを得ましたが、GKボルツがサアのキックを止め、そのまま逃げ切りました。セルティックはこれで決勝トーナメント行きが確定。ユナイテッドは最終節のベンフィカ戦にすべてを賭けることとなりました。

ベンフィカ 3-1 FCコペンハーゲン
  
⑦            ④ 
得点【ベ】レオ(14)ミッコリ(16, 37)
   【コ】アルベック(89)
ベンフィカ、快勝で、決勝トーナメント行きの望みを残しました。調子は上々なので、ユナイテッドも油断できません。さあ、どうなる?

<グループG>
アーセナル 3-1 ハンブルガーSV
   ⑩            ○
得点【ア】ファン・ペルシー(52)エブエ(83)バチスタ(88)
   【ハ】ファン・デル・ファールト(4)
アーセナルはホームでハンブルガーと対戦。試合開始早々、ファン・デル・ファールトにミドルを叩き込まれ、先制を許しますが、後半に入って、52分、中央でフレブ、セスク、ファン・ペルシーとボールが渡り、抜け出したファン・ペルシーが同点弾を決めます。終盤には、ともに途中出場のウォルコットのお膳立てからエブエ、ジュリオ・バチスタが連続ゴールを上げ、ハンブルガーを突き放しました。アーセナル、決勝トーナメント行きに王手。最終節のポルト戦、引き分け以上で決まります。

CSKAモスクワ 0-2 FCポルト
    
⑧           ⑩
得点【ポ】カレスマ(2)ルチョ・ゴンサレス(61)
グループ首位を走っていたCSKAモスクワがホームでまさかの敗戦。3位へ順位を下げました。ベスト16への望みの綱は、最終節、ポルトvsアーセナル戦次第。

<グループH>
リール 2-2 アンデルレヒト
 ⑥          ③ 
得点【リ】オデンウインジ(28)フォーベルゲ(47)
   【ア】ムボ・ムペンザ(38, 48)
激しい点の取り合いは結局ドロー。リールは最終節に決勝トーナメント進出の夢を託します。

AEKアテネ 1-0 ACミラン  
  ⑦         ⑩ 
得点【ア】ジュリオ・セザール(32)
インザーギとオリヴェイラが2トップに入ったミランはカカが起点となって何度となくチャンスを作りますが、得点には結び付きません。逆にアテネが32分、FKのチャンスでジュリオ・セザールが直接ゴールを奪い、先制。ミランは最後までアテネの堅いディフェンスをこじ開けることが出来ず、アテネの地で敗戦。が、リールvsアンデルレヒト戦が引き分けに終わったため、グループ首位が確定。決勝トーナメント行きが決まりました。なんだか、ショボイ結果に・・・。

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2006/11/22

『天井桟敷の人々』

Dvdles_enfants_du_paradis ▼マルセル・カルネ《天井桟敷の人々》(仏、1944)
Marcel CARNE, LES ENFANTS DU PARADIS

第2次世界大戦中、ドイツ占領下という困難な状況下で製作された20世紀フランス屈指の名作映画。脚本は「枯れ葉」でおなじみの詩人、ジャック・プレヴェール。19世紀半ばのパリ、見世物小屋が立ち並ぶ犯罪大通りを舞台に、女芸人ギャランスとパントハイム役者バティストの実ることのない恋愛譚を中心に話は展開する。

ここで主人公のバティストを演じているジャン=ルイ・バローという人は、言うまでもなく、20世紀フランス演劇を語る際にはけして欠かすことが出来ない重要な人物ですが(1910-1994)、私は彼の生の舞台に一度だけ、その晩年、パリでアリストファネスのギリシャ喜劇『鳥』をやっているのを見たことがあります。「あっ、この人は本当に舞台に立つことが好きで好きでしょうがないんだ!」老いてもなお一舞台人、そういうことを沸々と感じさせる役者さんであり、演出家であり、そして座長さんでした。そのバロー、30歳代の若い姿がこの映画の中にあります。

バローの魅力は、何よりもその眼差しにあるような気がします。憂いを帯びた、遠くを見つめるような、儚げな目。そこに私は強く惹き付けられます。アルレッティを始めとする魅力的な共演者、詩的な脚本、そして、猥雑だけども、生き生きとした芝居小屋の様子を映し出すキャメラ。いかにもフランスらしいエスプリの利いた演出を得て、この名優の姿がしっかりとフィルムに残された。永遠に愛され続ける映画に違いありません。

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2006/11/21

アーセナルの苦難

Premireleague_21プレミアリーグ 第12週
アーセナル 1-1 ニューカッスル

メンバー:GKレーマン、DFエブエ、トゥレ、ギャラス、クリシー、MFフレブ、セスク、ジュリオ・バチスタ(→ウォルコット、64分)、フラミニ、FWアデバイヨル、ファン・ペルシー(→アンリ、46分)。

せっかく先週、リバプールに快勝したというのに・・・。2試合続けていいゲームが出来ないのね。ミッドウィークのフランス代表のゲームでフル出場したアンリがベンチ・スタートってのも痛かった。ドメネクの馬鹿野郎!たかが親善試合で、保身のためにアンリを酷使しやがって!

試合は守りに人数をかけて必死にゴール前を固めたニューカッスルが、30分、アーセナルのFKのチャンスからカウンター攻撃に打って出て、ダイアーがそのままゴールを奪い、先制します。その後、アーセナルはなんとかニューカッスルのディフェンスをこじ開けようと奮闘し、ファン・ペルシーあたりが惜しいシュートを放ったりはするものの、ゴールは遠いまま。前半、0-1。

前半終了間際にファン・ペルシーが足首を痛めたため、後半頭からついにアンリが登場。アーセナルの攻勢は強まりますが、アデバイヨルが役立たずで駄目。せっかく狭いスペースをかいくぐって入ってきたボールをゴール前で受けながら、それをオフサイド・ポジションにいるアンリに繋ごうとするなんて・・・。シュートだろ、そこは!で、70分のFKのチャンス。エリアのすぐ外、左寄りの位置からアンリが蹴ったボールが壁を越え、クロスバーに触れてゴールイン。なんとか同点に追い付きます。その後、アンリの惜しいシュート、ついでにアデバイヨルの力ないヘディング・シュートなども飛び出しましたが、そこまででした。

アーセナル、痛いドローで一歩後退。順位を4位へと下げました。アンリ一人におんぶに抱っこの状態じゃ、この先不安でなりません。頼むよ、まったく・・・

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2006/11/20

ヴァイオリン・ソナタ《春》

CDライブラリーより。

Cdspring 『のだめ』連動企画第3弾はちょっと遡って、第2話で登場してきたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ《春》。峰クンと千秋サマの《春》も十分個性的でしたが、このクレーメルとアルゲリチの演奏は銀河的スケールで超ウルトラ個性的です。現代を代表するヴァイオリンとピアノの名手が、互いにその強烈なテクニックを駆使しながら戯れています。クレーメルが鋭いフレージングで切れ込めば、アルゲリチが奔放かつ流麗なタッチでそれに応える。個性と個性のせめぎ合い。もうこれは完全に大人の遊びの世界です。熟乱の《春》。息つく暇がありません。イージーリスニング的に気楽にこの曲を聴きたいという人にはまったくもってお勧め出来ない、困った名盤です(笑)。

ヴァイオリン:ギドン・クレーメル
ピアノ:マルタ・アルゲリチ

ベートーヴェン/ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》 作品24
                              同        第9番《クロイツェル》 作品47

[ 録音:1987・94年、Deutsche Grammophon ]

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2006/11/19

ユナイテッド対決!

Premireleague_20プレミアリーグ 第12週

シェフィールド・ユナイテッド 1-2 マンチェスター・ユナイテッド

首位を走るマンUはシェフィールドに乗り込んでのユナイテッド対決です。2トップはルーニーとサア。力の差はかなりある両チームですが、先手を取ったのはシェフィールドのほう。13分、左サイドからのクロスをファーサイドで元マンUのギレスピーが頭で合わせ、シェフィールドが先制。が、当然マンUも反撃に出て、30分、右サイドからネヴィルが入れたボールをゴール前でルーニーが左足で止めて、右足でズドン。同点です。

後半に入って、シェフィールドもなんとかマンUの攻勢をしのいでいましたが、75分、左サイドのエヴラがファーサイドに入れたクロスをまたもルーニーが右足ダイレクト・ボレー。これがゴールに突き刺さり、マンUが勝ち越し。その後もゲームを支配し続けたマンUが無難に勝利を収めました。

マンU、これで7連勝。ルーニーの調子が上がってきたのは、チームにとって大きいでしょうね。そのマンU、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ、セルティック戦を挟んで、次週はいよいよチェルシーと激突します。

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2006/11/17

あの人は今

長らく姿が見えないきのけん氏ですが、引越しのゴタゴタでなかなかインターネット環境が整わず、今週中と思われていたネット復帰が来週以降にズレこむようです。最近二度ほど電話で話をしましたが、ちゃんと生きていますので、どうぞご安心を(?)。

氏が不在の間、CineKen2-FORUMのお留守番をしているのですが、しつこいモグラがずっと張り付いているんですよね。こっちは、モグラ出現後、いったい何分でそれを叩くことが出来るのか、その記録を巡って楽しく遊ばせていただいているので、全然苦にはならないんですが(現在までの最短記録は2分!w)、それにしても、よくも飽きないよねえ、このモグラ。つくづくご苦労なことです。やってて、虚しくならない?(笑)

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2006/11/15

日本代表、サウジにリベンジ

Japan_18アジアカップ予選 グループA最終節
日本 3-1 サウジアラビア

アジアカップ予選の最終戦は、9月に灼熱の地、ジッダで敗戦(0-1)を喫したサウジアラビアを札幌に迎えてのゲーム。目には目を、暑さには寒さを!というわけで、サウジの選手たちはほとんどが長袖姿でした。一方、半袖着用の日本のメンバーはGK川口、3バックが阿部、闘莉王、今野、ボランチに鈴木、左サイドが駒野、右サイドは加地、前めに三都主(→山岸、64分)と中村憲で、2トップは巻(→羽生、87分)と我那覇(→高松、74分)。日本がグループ首位でフィニッシュするためには2点差以上での勝利が必要、という戦いです。が、そこに、誰も予想だに出来ない敵までが出現することになろうとは!

試合は動きが固いサウジを相手に、序盤は日本もなかなかペースを握ることが出来ませんでしたが、10分過ぎからようやく中盤からの押し上げが利くようになり、攻勢に出ます。そして20分、中村の右CKを巻がヘディング・シュート。サウジのGKが腕に触れ、ゴールイン寸前DFが頭でクリアしたボールを闘莉王が押し込んで、先制。さらに29分、右サイドから今野が入れたクロスを我那覇が上手く頭でゴール左へと流し込み、2点目。直後、サウジがPKで1点を返し、前半は2-1。

ここでCMの時間です。セゾンカードのCMを見て、「スーツ似合わね~~!」などと言って笑ってるのは誰だ?(→ワタシです...)

後半に入り、50分、日本が攻め込み、今野が左サイド深いところに入れたボールに駒野が追い付き、そこから中に入れたクロスを我那覇が合わせ、3点目。これでノルマの2点差とした日本ですが、60分過ぎ当たりから守りの意識が出てしまったのか、サウジに攻め込まれる苦しい時間帯が続きます。そこに突如現れた途方もない難敵。北海道地方に津波警報・注意報が発令されて、臨時ニュースに画面が切り替わりました(ちなみにTBS系列で見てました)。左下のちっちゃい画面にサッカーは移され、挙句に完全に消されました。こりゃ勝てん・・・。5分程度で元に戻りましたが、試合はそのまま終了。あっ、そうそう、ロスタイムに日本がPKを獲得して、キッカーを自ら名乗り出た闘莉王があっさり失敗するという余興がありました。結果、3-1。日本は目標どおりグループ首位で予選を終えました。

年内の代表戦はこれにて終了。得点力不足で騒がれていただけに、強敵サウジ相手に3点取って、気持ちよく終わることが出来たのはよかったと思います。来年の最初の試合は3月。そろそろ欧州組が参加ですね。期待していますよ。

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2006/11/14

アーセナル、リバプールに完勝!

Premireleague_19プレミアリーグ 第11週
アーセナル 3-0 リバプール

メンバー:ア-セナル=GKアルムニア、DFエブエ、トゥレ、ギャラス、クリシー、MFフレブ、ジウベルト・シウヴァ、セスク、フラミニ、FWアンリ、ファン・ペルシー(→アデバイヨル、86分)。リバプール=GKレイナ、DFフィナン、ヒーピア(→アッガー、82分)、キャラガー、リーセ、MFジェラード、シャビ・アロンソ、ゼンデン、マルク・ゴンサレス(→ペナント、61分)、FWクラウチ(→ベラミー、71分)、カイト。

ここの常連さんにはリバプール・サポの方が結構多いようなので、ここは控えめに・・・。

キャッホー!やりいいいい~~!!!(←見捨てられるな・・・w)

アーセナル、ホームでリバプールに完勝です。得点は今季初先発のフラミニ(41分、そこへ右サイドから繋いだフレブとセスクが見事)、トゥレ(56分、ファン・ペルシーの縦パス一本)、ギャラス(80分、ファン・ペルシーの右CKをゴール前、どフリーでヘディング・シュート)。

リバプールは元気がなかったですね。アーセナルが上手くリバプールの動きを封じ込めたと言えばそれまでですが、どういうサッカーをしたいのか、最後までよく分かりませんでした。やはりターンオーバー制の弊害かな?組織としてのディフェンス、攻撃がまったく出来ていない感じ。このままじゃ、かなりツライでしょうね。

アーセナルはこれでいよいよ3位に浮上です。待ってろよ、マンU&チェルシー!!ついでに、どうでもいい話ですが、相変わらずアデバイヨルは頼りになりません。GKとの1対1ぐらい、簡単に決めてくれ・・・。

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ラフマニノフのピアコンNo.2

Cdrachmaninovpiano2 CDライブラリーより。

『のだめ』連動企画第2弾(笑)。第3番ならウチにもDVDがあるんだけど、第2番は残念ながら見当たらないので、今回はCDで行きます。

この曲に関しては、リヒテルだとか、アシュケナージだとか、はたまた作曲者ラフマニノフ自身がピアノを弾いた名盤もありますが、私が愛聴しているのはこれ。ジルベルシュテインとアバド&ベルリン・フィルによる演奏です。ジルベルシュテインは1966年生まれのロシアの女流ピアニスト。派手さはないけれど、内省的で深みのあるピアノを聴かせてくれます。抒情美に満ち溢れたラフマニノフ。それを包み込むようなアバドのサポートもまた素晴らしい。とってもカンタービレしています(笑)。全体がメランコリックな曲調ですが、最後は決然と未来へ向けて歩み始める・・・詩情豊かな興趣に富んだ名曲であり、その演奏だと思います。このピアノ・・・ピアノ聴かなきゃv

ピアノ:リーリャ・ジルベルシュテイン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:クラウディオ・アバド

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番、第3番

[ 録音:1991・93年、Deutsche Grammophon ]

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2006/11/13

アジアユース決勝

Afcyouth2006_2AFCアジアユース選手権 決勝
日本 1-1 北朝鮮
(延長)0-0
            (PK戦)3-5

BS朝日の生放送もチラッと見たけど、実況が相変わらずで、おまけに解説役に松木御大までが登場。ウルサイ実況、いいかげんな話・・・すぐにテレビを消しました。というわけで、NHK-BSの録画中継で口(耳?)直し。NHKの実況(=曽根優さん)は抑え気味で聞き易いです。解説は山本昌邦さんでしたが、柏木の同点ゴールが決まったときに、「うお~~~し!!」と絶叫したぐらいで、あとは淡々としたもの。これぐらいでちょうどいいと思います(笑)。

試合は結局PK戦の末、日本が敗れました。準決勝でも感じたけど、このU-19日本代表って、はっきり言って生ぬるいサッカーをするんだよね。小奇麗にプレーしようとするばかりで、汚れ仕事、肉体労働は極力避ける。劣悪なピッチ・コンディションにてこずったとはいえ、それは相手も条件は同じ。プレーにひたむきさを感じるのは、韓国であり、北朝鮮のほうでした。テクニックをひけらかすのは、ちゃんとした技術を身に付けてから、それも、それが許される場面だけにしてほしいものです。自陣ペナルティ・エリア内でヒールでクリアしようとして失敗するなんぞ、愚の骨頂としか言いようがありません。漫画の読みすぎだ(笑)。  

6回目の決勝進出にして、今回も頂点に立つことが出来なかった日本。でも、ここで優勝しちゃったら、また勘違いを起こす可能性があったから、これでよかったのかも?来年のU-20W杯までに徹底的に鍛え直して、まずは闘志を注入してほしいと思います。話はそれから、それから。

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2006/11/11

愚か者

分かり易いように上にはっきりと表示してあるCopyrightの文言をまったく理解出来ない馬鹿者がいるようですね。もう証拠を揃えて、届け出も済ませたから、きっちり請求させていただきます。

(追記)早速削除したようですね。日本語はちゃんと理解出来るんだ(笑)。こっちにしっかり保存してあるから、覚悟しといてね。

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2006/11/09

絶対に聞きたくない実況がある

Afcyouth2006_1AFCアジアユース選手権 準決勝
日本 1-1 韓国
(延長)1-1
            (PK戦)3-2  

試合内容についてあれこれ言う気はないんですが、とにかく実況がウルサイ(ちなみにBS朝日の生放送を見ました)。さすがにテレ朝系、角澤アナを手本としているとしか思えない絶叫の連続で、煩わしかったです。誰だ、あれ?(実況の名前が一切出て来なかったよね。解説は川添さんて言ってた。)この局の決まり文句、「絶対に負けられない戦いがそこにはある」というのも、この日だけでいったい何度使ったことか。「絶対に聞きたくない実況がある」んだよ。。。

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『メリー・ウィドウ』(メルビッシュ音楽祭)

Dvdlustige_witwemoerbisch DVDライブラリーより。

オーストリアの夏の風物詩、湖上で繰り広げられるメルビッシュ音楽祭の2005年度の出し物は、きらびやかな『メリー・ウィドウ』。かなり広いステージですが、音声は各自首につけたマイクで拾っているから、問題なし。所々カメラが舞台上を縦横無尽に動き回ったりするので、本公演とは別に収録したのかとも思いましたが、調べてみたら、収録のあった8月11日から13日まで、すべて本公演が入っていました。ま、まじですか?・・・いかにも未亡人の(て、なんだ?)ヒロインのハンナより、危険な関係の(て、だからなんだ?)ヴァランシエンヌの方が断然素敵。なんちてーv

★★★

ミルコ・ツェータ男爵:ハロルト・セラフィン
ハンナ・グラヴァリ:マルガリータ・デ・アレラーノ
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:マティアス・ハウスマン
ヴァランシエンヌ:エリーザベト・シュタルツィンガー
カミーユ・ド・ロシヨン:マルワン・シャミーヤ
カスカーダ子爵:ダニエル・セラフィン
ラウル・ド・サン・ブリオッシュ:アレクサンダー・クリンガー
ニェグシュ:エルンスト・コナレク

バレエ:メルビッシュ音楽祭バレエ団
振  付:ジョルジョ・マディア
合  唱:メルビッシュ音楽祭合唱団
管弦楽:メルビッシュ音楽祭管弦楽団
指  揮:ルドルフ・ビーブル
美術・衣裳:ロルフ・ランゲンファス
演  出:ヘルムート・ローナー

[  収録:2005年8月11・12・13日、オーストリア・ノイジードラー湖  ]

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2006/11/07

ショルティのベト7

Dvdsoltiwiener DVDライブラリーより。

ドラマ『のだめカンタービレ』の影響で、ベートーヴェンの7番を聴きたくなった、という人も多いのではないでしょうか?私もその一人です。CDでもいいけど、orfeo.blogらしく、ここはDVDで行きたい。というわけで、ウチの棚を探してみたら、ありました、ありました。ショルティ&ウィーン・フィルの1994年、サントリーホールでの来日演奏会のライブ映像。高齢にして尚、矍鑠たるショルティの指揮ぶりは流石です。ウィーン・フィルの柔らかい響きを得て、ベートーヴェンが弾み、躍動する。ショルティらしい率直で、風格に満ちた名演奏だと思います。

来週はラフマニノフのピアコン?あったっけっかなあ(笑)。

管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ゲオルク・ショルティ

ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
        前奏曲と"愛の死"
リヒャルト・シュトラウス/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調 作品92
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
        第1幕への前奏曲 

[  収録:1994年10月3日、サントリーホール  ]

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2006/11/06

眠りの森のアーセナル

Premireleague_18プレミアリーグ 第10週
ウェストハム 1-0 アーセナル

勝てば3位浮上だったのに・・・。チャンピオンズリーグ、ホームでのCSKAモスクワ戦に続き、またもやノーゴールで、ウェストハムに敗戦。な、な、な、なぜだあああ~~~~!!ほげえぇぇぇ・・・。。。
あらら?チェルシーも負けたのね(トッテナム 2-1 チェルシー)。ならいいや(・・・本当はよくないw)。

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2006/11/05

松井復調?ル・マン、逆転勝利

Ligue1_20フランス・リーグ1 第12節
オセール 2-3 ル・マン

ここ5試合、白星から遠ざかっている松井のル・マンが、今季UEFAカップに出場しているものの、リーグ戦ではやはりここ3試合未勝利のオセールと対戦しました。ル・マンはGKプレを筆頭に怪我人が多く、メンバーがかなり入れ替わっています。先発はGKロシュ、DFがオリビエ・トマ、バシャ、ルビオン、カルベ、中盤は下がり目にクタドゥール、フィシェール、トップ下にセセニョン、右サイドにバングラで、松井が左サイド、そして1トップにグラフィッチという布陣です。前節、プレーに精彩を欠き、前半途中でベンチに下げられてしまった松井ですが、最悪の状態から脱却できるのか。その奮起が期待されるところです。ジーク、ジオン!!

で、その松井が頑張りました。15分、左サイド高い位置でボールを持った松井が相手DFをかわし、ゴール前ファーサイドにいたバングラへピンポイント・クロス。これをバングラが冷静にヘディングで決めて、ル・マンが先制します。対するオセールは前半こそ連係を欠き、攻めが噛み合いませんでしたが、後半になって立て直し、攻勢を仕掛けます。そして56分、左CKのチャンスから最後アカレがぶち込んで、同点。さらに79分、アカレが右サイドからエリアに切れ込んだところを松井とセセニョンが挟んで倒してしまい、PK。これをピエローニが決めて、オセールがリードを奪います。が、その直後、今度は松井がドリブルでエリア内に突進したところで倒されて、PK獲得。これをバングラが決めて、再び同点。松井はこの後ベンチに下がりました。

ホームでどうしても白星が欲しいオセールでしたが、86分、DFカブルが危険なタックルを繰り出して、レッドカードで退場。一人少なくなって、苦しくなります。が、ベンチのジャン・フェルナンデス監督は「攻めろ!攻めろ!」の一辺倒。これが後ろに穴をあけることになります。試合終了間際のロスタイム、ル・マンのDFカルベが右サイドから攻撃参加。右のグラフィッチを使い、自身はエリア内に駆け込み、戻ってきたボールを思い切りよくシュート。GKコールが弾いたボールが左サイドに流れ、そこに走り込んで来たのがやはりバングラ。自身、このゲーム3点目となるゴールを左足で決めて、オセールを絶望のどん底に突き落とし、ル・マンに劇的勝利をもたらしました。

松井の貢献もあって、ル・マン、6試合ぶりの白星。これで調子が出る、といいのですが。グラフィッチのゴールが欲しいところですね。今後に期待したいと思います。

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2006/11/04

『カルメン』(ウィーン国立歌劇場)

Dvdcarmenkleiber DVDライブラリーより。

流れるような指揮さばき、畳み掛けるようなアッチェレランド、当意即妙のコントロール。切れ味鋭い音楽が、うねりをあげて突き進む・・・クライバー節炸裂の、劇薬のような『カルメン』だ。しかもこれは、このプロダクションのプレミエ公演の時のライブ映像。ということはどういうことかと言いますと、恐れ入りました、ということです。クライバーの音楽があまりにも強烈なので、さしものゼッフィレッリの舞台も霞んで見える。というか、奥行きまで利用した、手の込んだ立派な舞台ではあるものの、あれこれ作り込み過ぎて、その上いっぱい人が出て来てしまうので、かなり狭苦しい印象がある。自由奔放でありながら、母性的な包容力にも富んだオブラスツォワのカルメンに、若々しいドミンゴのドン・ホセ。その絶唱の数々にはただただ圧倒される。はうん~v

★★★★

カルメン:エレーナ・オブラスツォワ
ドン・ホセ:プラシド・ドミンゴ
エスカミーリョ:ユーリ・マズロク
ミカエラ:イゾベル・ブキャナン
フラスキータ:チェリル・カンフシュ
メルセデス:アクセル・ガル
スニガ:クルト・リドゥル
モラレス:ハンス・ヘルム
レメンダード:ハインツ・ツェドニク
ダンカイロ:パウル・ヴォルフルム

合  唱:ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン少年合唱団
管弦楽:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指  揮:カルロス・クライバー
合唱指導:ノルベルト・バラッチュ
振  付:ラファエル・デ・コルドバ
衣  裳:レオ・ベイ
照  明:ロバート・スタングル
演出・美術:フランコ・ゼッフィレッリ

[  収録:1978年12月9日、ウィーン国立歌劇場  ]

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2006/11/03

リヨン、マドリー決勝Tへ

Uefacl_15チャンピオンズリーグ 1次リーグ・第4節
<グループE>
リヨン 1-0 ディナモ・キエフ
勝ち点⑫       ○
得点【リ】ベンゼマ(14)
スタッド・ジェルランでの一戦。リヨンの前線はゴヴー、ベンゼマ、マルダ。前半14分、ベンゼマが中央でゴヴーとのワンツーから抜け出し、冷静にゴールを決めて、リヨンが先制。その後の追加点のチャンスは生かせませんでしたが、安定したディフェンスでこの1点を守り切り、リヨン、無傷の4連勝。決勝トーナメント行きを決めました。

レアル・マドリード 1-0 ステアウア・ブカレスト

     ⑨                ③
得点【レ】ニコリタ (70OG)
ともに負けられない一戦。マドリーは、ロビーニョが、ロベルト・カルロスが、ファン・ニステルローイが、ラウルが、いくらシュートを放っても決めることが出来ません。ところが70分、ブカレストのMFニコリタが、GKが横に飛び出し、無人となっていたゴールへ目掛け、バックパス。ボールがそのまま転がって、ああ無情のゴールイン。稀に見るオウンゴールでマドリーが白星を拾いました。マドリー、決勝トーナメント進出です。

<グループF>
FCコペンハーゲン 1-0 マンチェスター・ユナイテッド
     
④                 ⑨
得点【コ】アルベック(73)
勝てば決勝トーナメント進出が決まるユナイテッドがコペンハーゲンに乗り込みました。2トップはルーニーとスールシャール。試合はユナイテッドのペースで進みますが、ゴールが生まれません。そして、迎えた73分、コペンハーゲンが右CKからボールを繋いで、最後、ゴール正面でアルベックが押し込み、得点。ユナイテッドも反撃に出て、ロスタイムには右サイドのルーニーからファーサイドのクリスティアーノ・ロナウドへボールが渡って、同点ゴール・・・かと思われましたが、オフサイド。ユナイテッド、初黒星で、決勝トーナメント行きはおあずけです。    

ベンフィカ 3-0 セルティック

   ④          ⑥
得点【セ】コールドウェル(10OG)ヌノ・ゴメス(22)カリヤカ (76)
俊輔のセルティックはベンフィカとのアウェイ・ゲーム。10分、センターバックのコールドウェルがゴール前に入ってきたクロスを足を伸ばしてクリア。これが綺麗にゴールに突き刺さり、オウンゴールを献上。さらに22分、ベンフィカのゴールキックがまたもコールドウェルの胸に当たり、これがヌノ・ゴメスへの絶妙のラストパスとなってしまい、2点目を決められます。その後、セルティックも反撃に出ますが、ゴールは遠く、逆に後半、追加点を奪われ、完敗。グループFは大混戦の様相を呈してきました。

<グループG>
アーセナル 0-0 CSKAモスクワ
   ⑦            ⑧   
な、な、なぜだああああ~~~~!!

ハンブルガーSV 1-3 FCポルト
   ○             ⑦
得点【ハ】ファン・デル・ファールト(62)    
   【ポ】ルチョ・ゴンサレス(44)リザンドロ・ロペズ(61)ブルーノ・モラエス(87)
ルチョ・ゴンサレスのミドルシュートは見事でした。ハンブルガー、いまだ勝ち点0で、さようなら。グループGも上位3チームによる混戦と化しています。

<グループH>
ACミラン 4-1 アンデルレヒト
  
⑩           ②
得点【ミ】カカ(7PK,22,56)ジラルディーノ(88)    
   【ア】ユハス(61)
カカ様の独壇場。開始7分のPKを皮切りに、22分、カフーとのワンツーから追加点を奪い、56分にはエリアの外から綺麗なミドルシュートを流し込んで、ハットトリックを達成。最後はジラルディーノも華を添え、ミランが圧勝です。

AEKアテネ 1-0 リール

   ④         ⑤
得点【ア】リベロプロス(74)  
退場【リ】タブラリディス (22)
過去、チャンピオンズリーグ、1次リーグで22試合未勝利だったAEKアテネが、ついにその長いトンネルから脱しました。リールは前半早い段階でタブラリディスが警告を2枚受け、退場してしまったのが響いてしまい、リベロプロスの一発に泣きました。

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2006/11/02

CL第4節:バルサ、悪夢のロスタイム

Uefacl_14チャンピオンズリーグ 1次リーグ・第4節
<グループA>
バルセロナ 2-2 チェルシー
勝ち点⑤         ⑩
得点【バ】デコ(3)グジョンセン(58)    
   【チ】ランパード(52)ドログバ(93)
前節チェルシーに敗れてしまったバルサ。今度はホームでの対戦です。前線はグジョンセンの1トップで、その下のサイドにロナウジーニョとメッシ。対するチェルシーはドログバとロッベンの2トップです。開始わずかに3分、高い位置でボールを奪ったデコがそのまま持ち込んで、左サイドから中に切れ込み、エリア手前から地を這うようなシュートをゴールに突き刺して、バルサが先制。が、その後のチャンスを生かせずにいると、チェルシーが反撃。後半に入って52分、エリア内左サイド、角度のない位置からランパードがGKバルデスの頭越しにシュートを決めて、同点。直後、今度はバルサが攻め込み、ロナウジーニョが左サイドを突破して、中にクロス。これをグジョンセンが押し込んで、古巣への恩返しを果たします。バルサが勝ち越し、このまま押し切るかと思われましたが、ロスタイム、右サイドのエッシェンがファーサイドに入れたクロスをテリーが頭で中に折り返し、これを受けたドログバが値千金の同点ゴール。凍りつくバルサの面々。まさかのドローで、バルサはグループ3位に後退です。

レフスキ・ソフィア 0-3 ブレーメン
     ○            ⑦
得点【ブ】ミハイロフ(33OG)バウマン(35)フリンクス(37)
相手DFが出したバックパスをGKが止め損ね、そのままゴールラインを割るという珍しいプレーで先制したブレーメンが、その後2得点を加え、快勝。バルサを抑え、グループ2位に浮上しました。レフスキ・ソフィアは、1次リーグ敗退が決定です。

<グループB>
スパルタク・モスクワ 0-1 インテル
      ①           ⑥
得点【イ】クルス(1)
開始わずかに1分、右サイドからのイブラヒモビッチのクロスを中央でフリオ・クルスが押し込んで、インテルが先制。そのまま逃げ切り、インテルがグループ2位に浮上しました。

バイエルン 0-0 スポルティング
   ⑩          ⑤  
バイエルンはマカーイが外しまくり、スコアレスドロー。それでも、決勝トーナメント進出が決定です。

<グループC>
リバプール 3-0 ボルドー
  ⑩         ①
得点【リ】ルイス・ガルシア(23,76)ジェラード(72)  
退場【ボ】メネガゾ(67) 
前半、右サイドのジェラードからのクロスをファー・サイドでルイス・ガルシアが左足で合わせ、リバプールが先制。後半、ボルドーのメネガゾがリーセに頭突きを見舞い、一発レッドで退場。数的有利に立ったリバプールが、その後、ジェラード、ルイス・ガルシアのゴールを追加して、快勝しました。リバプール、決勝トーナメント進出です。   

PSV 2-0 ガラタサライ
 ⑩        ①
得点【P】シモンス(59)アルナ・コネ(84)  
退場【ガ】トマス(38)
力が足りない稲本のガラタサライ。退場者を出しては望みがありません。59分、PSVにセットプレーからゴールを許し、さらに84分、止めに入った稲本が勝手に転び、コネに悠々とシュートを決められて、万事休す。PSVも決勝トーナメント進出を決めました。

<グループD>
ローマ 1-1 オリンピアコス
 ⑦          ② 
得点【ロ】トッティ(66) 
   【オ】ジュリオ・セザール(19)  
前半19分、リバウドが蹴った右CKをセザールが頭で合わせ、アウェイのオリンピアコスが先制します。対するローマは30分、エリア内でタッデイがそのセザールに倒され、PKを獲得。しかし、これをトッティが失敗して、同点ならず。それでも後半、そのトッティがエリア内でDFと絡みながらも執念のゴールを決めて、汚名返上。ローマがドローに持ち込みました。  

シャフタル・ドネツク 2-2 バレンシア
     ②              ⑩
得点【シ】ジャドソン(2)フェルナンジーニョ(28)    
   【バ】モリエンテス(18)アジャラ(68)
グループ首位のバレンシアが、ホームのシャフタル・ドネツクに2度リードを許しながらも、粘って粘って追い付き、ドロー。勝ち点1を加え、決勝トーナメント行きを決めました。

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