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2006/07/17

『ドン・カルロ』(ミラノ・スカラ座)

Dvddon_carloscala_1 DVDライブラリーより。

いわゆるリコルディ4幕版によるイタリア語公演。普段、何かというとオリジナル回帰を標榜するムーティにしては珍しい選択だが、これはアバドが同じスカラ座で1977/78年のスカラ座開設200周年のシーズンに、ルカ・ロンコーニの演出の下、リコルディ5幕版(イタリア語)をベースにして、1867年のパリ初演版からその後削除されたいくつかのナンバーを復活させた公演を行い、さらに80年代になって、DGGでフランス語5幕改訂版での録音まで行っ
ているせいだろう。

ゼッフィレッリ特有の壮麗な舞台だ。左右から広めの階段を舞台上部へと回り込ませ、シンメトリー調で均衡を取った立体的な構図の中、渋めの色彩で舞台や衣裳をまとめ、光量を絞って悲劇的雰囲気を醸し出している。そんな中、ムーティが彼らしくダイナミックに音楽を鳴り響かせながら、ぐいぐいと突き進んでいく。国王フィリッポ2世役のレイミーも安定しているし(羽根飾り付きの変な帽子を被らされているのが解せないけどw)、エリザベッタを歌うリリコ・スピントのデッシーも情感が豊かだ。この公演で初めて題名役に挑戦したパヴァロッティも伸びやかな歌唱を披露しているが、彼の場合、朗々と歌い上げるあまり、単純直情的になってしまい、まったく役に深みが出ないのが惜しまれる(ま、いつものことだけどw)。この点では、アラーニャのほうがはるかに上手いなあ・・・。

ということで、『ドン・カルロ(ス)』をめぐるフランスvsイタリアという、まるでW杯決勝を髣髴とさせる(しない?)対決は、互いに特徴がよく出て、個々の役の出来不出来もかなり錯綜していて判定に困るところだけれど、コーラスが安定していて全体に勢いがあり、激しく盛り上がる点で、やはりイタリアの勝ち(なんだ、そりゃ?)。

★★★

フィリッポ2世:サミュエル・レイミー
ドン・カルロ:ルチアーノ・パヴァロッティ
ロドリーゴ:パオロ・コーニ
大審問官:アレクサンドル・アニシモフ
修道士:アンドレア・シルヴェルストレッリ
エリザベッタ:ダニエラ・デッシー
エボリ公女:ルチアーナ・ディンティーノ
テバルド:マリレーナ・ローレンザ
天の声:ヌッチア・フォーチレ
レルマ伯爵:オルフェーオ・ザネッティ
王室の布告者:マーリオ・ボロニェジ
フランドルの使節:アルド・ブラマンテ、ジョルジオ・ジュゼッピーニ、エルネスト・パナリエッロ、ジャコモ・プレスティア、シルヴェストロ・サンマリターノ、エンリコ・トゥルコ

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
演  出:フランコ・ゼッフィレッリ

[  収録:1992年12月、ミラノ・スカラ座  ] 

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コメント

 あっ!、パヴァちゃんが出るんじゃ、ロンコーニ版は使えないよ。結構動くし、ハンカチ振って愛想ふりまけるような箇所は無いしね。
 ミュンヒェンでクライバー指揮の《ラ・ボエーム》に出てきた時も、第一幕のアリアで5分くらい続く大喝采になっちゃって、クライバーがもう指揮棒を上げて、次に行こうと構えてるにもかかわらず、鷹揚にあのでっかいハンカチを出して振り始めちゃった(笑)。クライバーさん、もうドスンと椅子に身を投げ出してドっ白け。さすがのクライバーさんも毒気を抜かれたって感じね。
きのけん

投稿: きのけん | 2006/07/18 19:56


こっちのパヴァちゃん、相変わらず動きは極端に少ないですが、最後、カール5世の墓の中に引っ込むところだけは頑張ってますよね。でっかい十字架を抱えた修道士が現れると、その裏に一目散。最後はその上部に黄金の玉座に座ったカール5世らしき人物がせり上がってきますが、パヴァちゃんは重量オーバーで出番なし(・・・ま、別に出て来る必要もないんだけど)。きっと、カーテンコールのために、必死に裏で息を整えていたんだろうなあ(笑)。

投稿: Orfeo | 2006/07/18 21:06

パヴァロッティは、この時が、《ドン・カルロ》のドン・カルロ初役ですよね。その後、どこかで歌いましたか? もしかしたら、お初で最後じゃないかなぁ。

すでにこの時点で膝が体重を支えきれなくなってたんですよね。しかもちゃんと覚えてなくて、プロンプターボックスが見えないところには行かなかったとか、、、まあ、パヴァロッティだから仕方がないか、ということでしょうか。
ロドリゴが撃たれて死ぬところなんか、まさにコメディー、「カルロ、カルロ、死にますぅ〜」と苦しがっているのにほったらかしですわ。(笑

ところで、オルフェオさん、new!が点灯しなくなってませんか? 私の最新記事は7月18日だったりするんですけど、、

投稿: keyaki | 2006/07/19 00:24


keyakiさん、どうもです。
なるほど。極端に行動範囲が狭いと思ったら、そんな事情があったんですね。そんな調子じゃ、よその普通の演出の下では、なかなか歌うことは出来ないでしょうね。ロドリーゴ見殺しの図ってのは、笑えますね・・・。

ここの<new!>マーク、挙動が鈍い、というか、動きがパヴァちゃん、というか・・・(笑)。RSSリーダーの読み込みが、どうも上手くいってないみたいですね。ご迷惑をお掛けして、誠に申し訳ありません。善処します。

投稿: Orfeo | 2006/07/19 07:42

私のにNewがついてます^^!
別のところですが、TBしました。

>プロンプターボックスが見えないところには行かなかった

ビデオを見る限りウソじゃないって感じでしたね・・プロンプターボックスに釘付け。

投稿: edc | 2006/07/19 10:25

>私のにNewがついてます^^!
ほんとだ、直ったのかな。
オルフェオさんちでNewをつけてもらうのが楽しみなんですよね。

ほんとちょっと難ありでもDVDになっちゃうんですよね。
初日はそうとうのブーイングがでたというはなしでしたよね。

投稿: keyaki | 2006/07/19 10:50


>edcさん
こんにちは。TBありがとうございました。
なんだか、そちらにコメント、TBを送れなくなっているみたいです。
これはなぜ?

>keyakiさん
せっかく楽しみにして下さっているのに、Newがいつまでも付かなくて、誠に申し訳ありません。いろいろBlogPeopleの設定をいじっているんですけど、埒が明かないんですよね。今朝のedcさんの記事は識別しているのに、昨日のkeyakiさんの記事はスルー。なんだ、こりゃ?ひどいのは、ちゃんとリストに載せているのに、ブログ上には表示されず、なんてのもありました。これは一旦リストから削除して、再入力したら出て来た。ならばと、keyakiさんの情報も再入力してみたんですが、結果は変わらず・・・。わけわかめ、です(泣)。もうちょっと様子見させて下さい。

パヴァちゃん、初日はボロボロで、大ブーイングを受けたそうですね、この公演。そりゃプロンプター頼りになりますわね^_^;;

投稿: Orfeo | 2006/07/19 12:21

Orfeoさん
済みません。
>そちらにコメント、TBを送れなくなっている
最近全文英語のスパムTBが頻繁に送信されるのでブロックをかけたせいだと思います。とりあえず、妖しいvoc.をはずしてみましたので、お手数ですけど、再挑戦してみてくださいm(_ _)m

投稿: edc | 2006/07/19 13:26


>edcさん
なるほど、そういうことでしたか。
ここもスパムTB、最近多くなっているようです。
面倒な輩ですねえ・・・。

>keyakiさん
試験コメント送っちゃって、すいませんでしたm(_ _)m

投稿: Orfeo | 2006/07/19 14:46

 この時のパヴァちゃんが散々だったという話はフランスにもしっかり伝わってきました。今のパヴァロッティにドン・カルロなんてできるわけがないよ!なんて専ら前評判だったのが、本当にブーイング続出になっちゃったもんで、やっぱり!…とか。なんかすさまじいブーイングだったそうですけど、まさかいくらなんでもそれにはそういうのって入ってないよね(笑)。
 それにしても、ムーティのスカラ座がメトロポリタンと酷似していること!この時代のスカラ座は完全に退行してますね。
 ちなみに、僕が実際に見ることのできたその10年前の《ドン・カルロ》のキャスト&スタッフを写しときましょう。Orfeoさんのコメントにあるポーザ殺害の場は、こちらでは鬼気迫る場面で、あれは結構怖かったよ。ただ、ブルーゾンのあまりの熱演に第5幕が完全に付け足しになっちゃったのが玉に瑕だったけど…。
 ロンコーニはここで、中世の民衆演劇の伝統を採り入れて、各場の装置を山車に乗せて舞台に出して、それが舞台を流れていくという方法を採用してましたね。装置を山車に乗せて出すというのはページェントという主に中世英国で行われていた民衆劇のスタイルなんです。ロンコーニは《怒れるオルランド》でこのスタイルを使い、それをこの《ドン・カルロ》でオペラ座の額縁舞台に収まる形に焼き直したわけ。《怒れるオルランド》では、だだっ広い倉庫みたいな空間に観客を入れて、その中に山車が突っ込んでくるわけ。それで、その空間各所で同時に芝居が始まるもんで、客はあっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら芝居に付き合うんだよね(…だから全部見れた人はいないはづ)。その真似をしたのがパリの太陽劇団で、ロンコーニはさらに《ヴォツェック》でも、舞台を左右に流れていく動く歩道を出して、これに装置を載せて動かすという方法を採ってました。

フィリッポ二世:ルッジェロ・ライモンディ
カルロ:ホセ・カレーラス
ポーザ侯:レナート・ブルーゾン
大審問官:マッティ・サルミネン
修道僧:ルイジ・ローニ
エリザベッタ:ミレッラ・フレーニ
エボリ公女:ヴィオリカ・コルテス
テバルド:マリア=ファウスタ・ガラミーニ
天の声:フランチェスカ・カルダーラ
レルマ伯:ジャンフランコ・マンガノッティ
伝令:ピエロ・デ・パルマ
フランドル使節:レオニダ・ベルガモンティ、ウバルド・カロージ、マリオ・マティオッティ、カルロ・メルチャーニ、ジゼッペ・モレジ、アルフレド・ピストーネ、アルド・ラッジョリ、ドメニコ・ヴェルザーチ

指揮:クラウディオ・アバド(助手:リチャード・アムナー)
スカラ座合唱団&管弦楽団(合唱指揮:ロマノ・ガンドルフィ)
演出:ルカ・ロンコーニ(協力&助手:ソニア・フリゼル、ヴァージニア・ウェストレイク)
美術:ルチアノ・ダミアニ
振付:アンジェロ・コルティ
(1976年12月17日、ミラノ・スカラ座)
これ日曜日のマチネで、当時スカラ座では日曜のマチネは全席半額だったんです。
きのけん

投稿: きのけん | 2006/07/23 20:08

面白そうな舞台ですね。どうしてこういうのが映像で残ってないんでしょう、残念!

>スカラ座では日曜のマチネは全席半額
どうして、半額なんでしょう。

スカラ座の資料によるとフィリッポは全公演ライモンディさんですが、エボリなんて、なんとヴィオリカ・コルテス、グレース・バンブリー、エレーナ・オブラスツォワという強力キャストですよ。

おっ、サルミネンだ。彼はやっぱり大審問官ですよね。最近フィリッポに格上げ?してもらってますけど、ギョロ目のトドのようなフィリッポでは、悩める王にはとうてい見えない。

アバドの方が、演出家を選ぶセンスは上だとおもいます。
ロンコーニって、大きなものをガーッと動かすの好きですよね。

投稿: keyaki | 2006/07/23 21:39


>きのけんさん、keyakiさん
うん、アバド&ロンコーニ版のほうが断然面白そうですね。アバドってのは、念仏みたいにオリジナル・スコア尊重だなんて唱えるムーティとは違って、ちゃんとオペラのドラマ性を考えることができる指揮者ですよね。ライモンディとやったウィーンでの『フィガロ』も、そういう配慮の下にしっかり構成されていた。教養の深さが違うんですよね(笑)。

投稿: Orfeo | 2006/07/24 09:47

keyakiさん:
>どうして半額?

 アバド時代のスカラ座というのは、日曜日のマチネに労働者団体向けの公演というのをやってまして、それで全席半額だったんです(ご覧の通りキャストもはしょってません)。現地のミラノでは窓口でも何でも、一般の人は絶対に切符が買えないという話でしたが、不思議なことに外国から申し込むと取れちゃってたんです。だから、僕なんか、スカラに行く時はいつも日曜を狙ってました。友人でミラノのフランス領事館に勤めてた奴の席をついでに取ってあげたこともあります。そういや、あの頃はストレーレルのピッコロ劇場とスカラ座に共通の定期会員制度ってのまでありまして、ピッコロ座の定期会員もあすこに一緒に入れられてたなあ…。ムーティになってからはそんなの全部なくなったでしょ。今スカラ座の切符の高いこと!…リスネルになってますます高くなるぜ。

>ヴィオリカ・コルテス

 あいつひどいんで、丁度この時、パリでサン・サーンス《サンソンとダリラ》を掛け持ちしてやがって、いくらなんでも、あんなにタイプの違う役を同時にやるかいな!…なんて思っていたら、案の定、両方共ひどく低調な出来でした。あの人、誰だっけ、フランスの有名な長老作曲家、もうよぼよぼの爺さんだったけど…の奥さんで、何かやたら優遇されてましたねえ…。

> マッティ・サルミネン

 実は、この公演で最も魅力的だったのが低音歌手の競演で、ライモンディ=サルミネン=ルイジ・ローニの三人が見事でしたねえ。ライモンディとサルミネンの対決なんて、今でもよく憶えてます。なにせサルミネンの声が声だから、ハンブルクでのクルト・モルとの対決よりも迫力あったよね。そう、あの人って、声の質が下卑た響きなんで、あの大審問官とか、ワーグナーだったら巨人にフンディンク、ハーゲンとかを演る人で、ヴォータンなんかには向かないよね。ザラストロだって、なにやら陰険なザラストロになっちゃうし、フィリッポ二世なんて、とんだ独裁者の悪辣な王様になっちゃうんじゃないかな?…。
きのけん

投稿: きのけん | 2006/07/24 22:19

>フランスの有名な長老作曲家、もうよぼよぼの爺さんだったけど…の奥さんで、何かやたら優遇されてましたねえ…。

その話、きのけんさんから前にきいたような気がします。
エマニュエル・ボンドヴィル、1898年生まれの作曲家だそうですから、37才も違いますね。まだ健在なんでしょうか。まさかね。

アバドは、夏の間、スカラ座が空いているのを利用して、前シーズンのオペラの映像を無料で上映したり、そういうことに熱心だったようですね。ということは、全部ビデオで撮って残してあるということですね。

今はどうかしりませんが、美術館なんかも日曜日は無料でしたけど、あれも労働者のためだったのかしら。私は、チケット売り場の人を日曜日に働かせないためだと思ってました。

投稿: keyaki | 2006/07/24 23:51

 さっき keyakiさんの方に↓を書き込もうと思ったら、どうしても行ってくれないんで、Orfeoさんの方にお邪魔します(笑)。
==============
keyakiさん:
>先日きのけんさんが、ハンブルグの「ドン・カルロ」での大審問官、すごかったよ〜、とコメントされてましたね。

…(苦笑)ところが、もっとすごいのを思い出しちゃった。1976年スカラ座でのライモンディとサルミネンの対決)。ハンブルクのは、まだクルト・モルにノーブルなトーンが残っていたのに対し、マッティ・サルミネンのああいう、フンディンク、ハーゲンなんかにぴったりな「下品な」声のド迫力に対しライモンディというのは、これはまさしく、すごいコントラストだったし、すさまじい対決でした。ハンブルクの方では、なにせクルト・モルの地元だから、ちょっと無理矢理ライモンディに対抗意識を燃やして…ドイツ流バスの威力、目にもの見せてくれる!ってなところがちょっとあったよ。ライモンディさんの方じゃ、なんだ田舎者め!なんて思ったかもね(笑)。
 ただ、マッティ・サルミネンのような「下品な」声は、やはりぴったり合う役が限られてしまうよねえ…。最初に聞いたのは 1978年のバイロイトでしたが、うひょー、すごい声!なんて思ったけど、その後、やっぱり、この人限界あるよね…という印象に変わってきた。ワーグナーでも王様なんかやると、なにか威圧してるってな印象ばっかり強いんだよね。そうそう、ちょうど、ライモンディのドンとフィッシャー=ディスカウのドンの違い…というか、エバハルト・ヴェヒターもちょっとそういうところが残るけど、フィッシャー=ディスカウのドンって、なんかやたら威圧的でおっかなそうでしょう(僕は舞台では見たことないですが)。ああいうのって、あまりモテないと思うんだけどねえ(笑)…。
 そこへいくと、クルト・モルはちょっと違いました。ここに出てるブルーノ・マデルナ指揮版《ヴォッツェック》にもちょい役で出てますけど、当時ハンブルクの劇団員だった彼氏をロリフ・リバーマンがパリに引っ張ってきて、最初の頃ちょい役を随分やってたんです。初っ緒のストレーレル演出、ショルティ指揮《フィガロの結婚》なんてバルトロだぜ。ショルティ指揮《オテロ》のロドヴィコだったり…、そういう風に数年間ちんたらしてて、突然ホルスト・シュタイン指揮の《パルジファル》のグルネマンツ。これには驚きましたねえ!。初っ緒の第一声 "He, Ho, Waldhueter hier!" からして朗々と響き渡っちゃうのよねえ…。ええーっ、なんてすごい声になったの!…なんて。なんか、その後に来たグルネマンツが皆子供騙しに聞こえるんだよねえ…。
 ただ、この人が本当にすごいなと思ったのは、実はその次に来たカール・ベーム指揮《後宮からの逃走》のオスミンなんですよ。普通、あんなにヴォリュームがあって朗々と響き渡るような太い声の人は、オスミンみたいなコミックで軽快な役はできない。まさにそのマッティ・サルミネンがその好例ですが、クルト・モルってのは、あいう小回りが効かなきゃならない役ってのをものの見事にこなすんです。それも彼の声がいちばん脂の乗っていた時期に…だね。《バラの騎士》のオックスも同様。両方見事にできる人って、意外といません。keyakiさんの方に出てくるオットー・エーデルマンはオックスには理想的でも、ワーグナーの深いバスにはちょっときついでしょ。やっぱり、あの時代だったらどうしてもルートヴィヒ・ヴェーバーとかヨーゼフ・グラインドルとかを使いたくなっちゃうよね。こっちでも、その次に来たオスミンが軒並み差を付けられた。その後の活躍はご存知の通り。早速カラヤン先生に目を付けられ…。ただし、彼氏、結構律儀なところがありまして、上の《フィガロの結婚》、リバーマンがパリを引退する時、初演時とまったく同じキャストで記念公演をやったわけよ。それにちゃんと戻ってきてバルトロに出てきてやんの!…。その前後、僕はミュンヒェンにいたんですが、彼はクライバー指揮の《オテロ》でロドヴィコをやってて、ちゃんと2公演の間にパリへ行ってました。
きのけん
>keyakiさんのところへ↓
http://blog.so-net.ne.jp/keyaki/2006-07-19

投稿: きのけん | 2006/07/25 03:29

きのけんさん、スパムブロックキーワードにひかかったかな、とおもいましたが、そうでもないみたいです。
私の方で、きのけんさんのフリしてコピペしてコメントつけさせて頂きました。


投稿: keyaki | 2006/07/25 08:56

keyakiさん:
 そちらかこちらのサーバーの調子が一時的に悪かっただけみたいです。あの後「大男ジェイムズ・ボウマン」を書き込んだら、今度は一発で行きました。そういや、昨日の朝、数時間ほど、ウチのサーバー wanadoo=oranngeに重大トラブルが起こり、ネットへのアクセスがストップしちゃったんです。その余波だったのかも?…。なにせ親会社の仏テレコムの企業イメージが悪いもんで、狙われるんだ!、あすこは(笑)…。
きのけん

投稿: きのけん | 2006/07/25 16:38

Orfeoさん、TB&コメントありがとうございます。

わぁ、この「ミラノ・スカラ座パヴァさん最初で最後のドン・カルロス、ロドリーゴ見殺しバージョン」とても面白そうですね〜(^^)
ゼッフィレッリの演出もいいなぁ。
ああ、オペラって本当に奥が深い。
これだから、やめられないのですよね。(^^)

私からもTBさせていただきました。どうぞよろしくお願いします。

投稿: snow_drop | 2006/09/15 14:50


snow_dropさん、こんにちは。相互TBありがとうございます^_^;;

>「ミラノ・スカラ座パヴァさん最初で最後のドン・カルロス、ロドリーゴ見殺し
>バージョン」
あはは・・・(爆)。もう二度とお目にかかれない、貴重なヴァージョンですよね^_^;;
さてさて、新国でも登場したというヴィスコンティ版(・・・なのかな?)は、いずれここで扱う予定です。年内には出せるかなあ?(・・・ちょと不安w)

投稿: Orfeo | 2006/09/15 16:16

きのけんさんのご覧になった、ロンコーニ演出の映像を一部アップしましたのでTBさせていただきます。
ライモンディが出演した日の中継じゃないのが悔しい!んですけど.......
それから、きのけんさんのコメントを一部引用して、リンクさせていただきました。

投稿: keyaki | 2007/12/31 00:08


keyakiさん、TB&リンク、どうもありがとうございます。
こちらからもTBさせていただきます。

投稿: Orfeo | 2007/12/31 10:16

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受信: 2007/12/31 00:14

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