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2006/01/14

『アッティラ』(ヴェローナ音楽祭)

dvd-attila DVDライブラリーより。

ヴェルディ作。舞台は5世紀中頃のイタリア北部。

イタリアの夏の風物詩、ヴェローナでの野外オペラの映像。巨大な城砦みたいなセットの中で繰り広げられる。こういう特殊な環境というのも影響しているのだろうが、題名役のネステレンコの声の通りが思いのほか悪い。しかも最初の登場シーンは馬に乗って現われるのだが、馬の背中にへばりつくようにして身をかがめて入ってくるので、甚だ格好が悪い。暴虐の限りを尽くした強大なフン族の王の威厳は微塵もない。それに較べ、オダベッラのキアーラのほうは凛とした立ち居振る舞いで、歌のほうも明瞭に声を響かせており、アジリタも着実に決めるなど見事だ。それにしても、このオペラって、ストーリーがかなりヘン(笑)。

★★★

アッティラ:エフゲニー・ネステレンコ
オダベッラ:マリア・キアーラ
フォレスト:ヴェリアーノ・ルケッティ
エツィオ:シルヴァーノ・カローリ
ウルディーノ:フランチェスコ・メメオ
レオーネ:ジャンニ・ブルネッリ

合  唱:ヴェローナ音楽祭合唱団
管弦楽:ヴェローナ音楽祭管弦楽団
指  揮:ネロ・サンティ
演  出:ジュリアーノ・モンタルド

[  収録:1985年8月、ヴェローナ野外劇場  ]

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コメント

>フン族の王の威厳は微塵もない
同感です・・ 一度ざ〜〜と観ただけですけど。

優しい顔つきというか、なんとなくいつも微笑んでいる(悪く言えばにやけている)ように見える・・・舞台を見れば気にならないのでしょうけど、ボリス・ゴドノフでも感じちゃいます。

投稿: edc | 2006/01/14 08:17


edcさん、どうも。

うん、柔和な顔したオジサマ、ですよね。このオペラの中のアッティラは行動まで優柔不断なので、ますますヤワに見えちゃう・・・。こういうのは困りものですよね(笑)。

投稿: Orfeo | 2006/01/14 12:17

>最初の登場シーンは馬に乗って現われるのだが、、、
馬に乗って登場だったんですか! 見ましたが、全然覚えてません。
あまり上演されない演目ですが、R.ライモンディの当たり役の一つで、 私の記録では、最初は、1970年ムーティ指揮、多分歌い納めは、2001年の公演ですね。

アッティラは、日本では馴染みがないですが、西欧ではテレビドラマにもなってしまうような人気のキャラクターのようですよ。私のブログで紹介しましたが、
http://blog.so-net.ne.jp/keyaki/2005-12-10-1
日本語字幕版がないのが残念ですけど、面白いです。私は、テレビで放送した時に見ましたので、日本語字幕付きで見ました。

投稿: keyaki | 2006/01/15 12:02


keyakiさん、どうも。

ゆっくりと馬に乗って進んで来るんですが、なぜだかしがみつき状態。センターまで出て来て、ようやく身を起こし、画像のように両手を広げるんですけど、いまさら、ナンダヨ・・・という感じです(笑)。

アッティラって、史実もかなり面白いですよね。人気があるというのも、うなずけます。

投稿: Orfeo | 2006/01/15 16:10

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