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2006/01/22

『ばらの騎士』(チューリヒ歌劇場)

dvd-rosenkavalier-zurich DVDライブラリーより。

幕が開くとモダンなデザイン構成の邸宅の一室。現代版の『ばらの騎士』だ。私は、実はカサロヴァという歌手が大変好きだったりするが、ちょっとこのオクタヴィアンには正直目を背けたくなる。あまりにイカツイんだよねえ・・・。まあ、男の役だからこれはこれでありなんだろうけど、私はパス(笑)。もうちょっと色香がほしいところです。調理室で繰り広げられる第2幕など、奇を衒いすぎて、興醒めもいいところ。オクタヴィアンに足を刺されて怪我をした大男のオックスがそのまま調理室の作業台に席を取って食事を摂るなんて、ナンセンスの極みだ。第3幕も同様。骸骨人間や昆虫男の登場などなど、漫画に
しか見えない。ウェルザー=メストが付ける音楽も
色艶が不足している。

★★

ウェルデンベルク侯爵夫人:ニーナ・シュテンメ
オックス男爵:アルフレート・ムフ
オクタヴィアン:ヴェッセリーナ・カサロヴァ
ソフィー:マリン・ハルテリウス
フォン・ファーニナル:ロルフ・ハウンシュタイン
マリアンネ:ルイバ・チュチロヴァ
ヴァルツァッキ:ルドルフ・シャシング
アンニーナ:ブリギッテ・ビンター
警部:ギュンター・グロイスベック

合  唱:チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽:チューリヒ歌劇場管弦楽団
指  揮:フランツ・ウェルザー=メスト
美  術:ロルフ・グリッテンベルク
衣  裳:マリアンネ・グリッテンベルク
演  出:スヴェン・エリック・ベヒトルフ

[  収録:2004年7月、チューリヒ歌劇場  ]

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コメント

そういえば、あったあった・・で、再生してみました。1幕の印象・・白っぽい^^! 今までに見た映像に比べて、がさつな雰囲気....オクタヴィアンはいかついけど、女に見えますねぇ・・いかつい熟女二人が・・って雰囲気。

2幕、場所が台所で、大勢の使用人の中、ご主人もコック帽かぶって、お嬢様も一緒に、肉の衣付け中というのは何か意味があるのかしら・・ あとで舞台奥、ガラス窓の向こうでひとり社交ダンスを踊る変なお伴のついた、ばらの騎士がお台所に登場したところで、飽きてきて、中断・・ 

投稿: edc | 2006/01/22 22:29


edcさん、どうも。
飽きますよね、これ・・・。ベヒトルフって、演劇の大家って聞いたけど、どのへんが大家なんだかさっぱり分かりません(笑)。

投稿: Orfeo | 2006/01/23 12:15

>ベヒトルフって、演劇の大家
そうなんですか。同じチューリッヒ歌劇場の宇宙船「オテロ」も彼です。(プレミエは、クーラ、デッシー、ライモンディ)
DVDになっている「ルル」もそうなんですね。検索したらOrfeoさんちに逆戻りしちゃいました。(笑

>肉の衣付け中
豚カツ? 牛カツ? コトレッタアッラミラネーゼ?

投稿: keyaki | 2006/01/23 16:19


keyakiさん、どうもです。
宇宙船ものってのも、もう飽きたなあ・・・(笑)。
ところで、「コトレッタアッラミラネーゼ」って、ミラノ風ヒレカツのこと?(←どうでもいい話)

投稿: Orfeo | 2006/01/23 18:05

途中で眠っちゃいましたけど、最後まで行き着きました^^! 退屈の原因、軽妙さ欠如の音楽と舞台にのってる方々のせいが大きいんじゃないのかしら? 「演劇の大家」も歌手さんを扱いかね・・かも。「ルル」はけっこうおもしろかったです^^! すくなくともこれよりは。最後の美しい女声二重唱もなんだかとってつけたみたいでした・・。

投稿: edc | 2006/01/23 18:11


edcさん、ご苦労様でした^_^;;
私はきのう、テレビで映画『恋人はスナイパー』を見てて、途中で完全に眠りに就きました。あれは脚本のせいだな・・・。(←またまたどうでもいい話)
ウェルザー=メストとベヒトルフはよく組んで仕事をしているみたいですね。『ルル』はまあ、いろいろと見どころがあって、退屈はしませんでした(笑)。

投稿: Orfeo | 2006/01/23 20:10

>ミラノ風ヒレカツ
そうでえーす、「ミラノ風仔牛のカツレツ」です。
ヒレは使わないですけど。
薄切り肉を更にタタいてうすっぺらくのばすので、日本のトンカツとはかなりちがいますね。お肉よりパン粉の衣を食べているようなかんじですよね。

投稿: keyaki | 2006/01/23 23:11

>薄切り肉を更にタタいてうすっぺらくのばす
その通り正確にやってました。で、小麦粉つけて、
溶き卵、ここで、しばし、両手でつまんで、歌うなんて場面がありました・・・ さすが、そんなお肉の投げ合いにはならなかったけど、ちょっとはらはらしました^^;

投稿: edc | 2006/01/24 06:57


すっかりお料理コーナーになってる・・・(爆)

投稿: Orfeo | 2006/01/24 08:53

>ミラノ風仔牛のカツレツ

知りませんでしたが、ウインナーシュニッツェルというのも同じ様なものらしいです。
1848年の3月革命時、ラデツキー将軍が当時オーストリア帝国領だったミラノの暴動を鎮圧に行き、この料理を持ち帰ったと言うのが始まりと言う説があるそうです。ネット検索受け売り情報です。

ということは、このお料理を選んだのはなにか意味があるのかしら?

肉はタタいてとにかくうすーくして、パン粉は粉みたいに細かくして、揚げるのではなくフライパンで焼くんですよね!

投稿: keyaki | 2006/01/24 10:32


う~む、なるほど。意外なところから意味合いがうっすらと見えてきましたね。
ま、なんにせよ、肉に衣付けする前に、演出に肉付けしてほしかった・・・(笑)

投稿: Orfeo | 2006/01/24 13:19

お久し振りです。カサロヴァの男役が絵的にパスでした。(^^;)

投稿: simulacra1984 | 2006/01/26 07:58


simulacraさん、こんにちは。
どうやらご同類のようで・・・(笑)

投稿: Orfeo | 2006/01/26 12:19

Orfeoさん、
今週は新国立劇場で「ばらの騎士」です。この映像ではないのですが、映像記事をアップしました。いつものように、またこちらの記事をリンク、TBしましたので、よろしくお願いします。

投稿: edc | 2007/06/11 09:12


edcさん、毎度ありがとうございます。
早速お邪魔します^_^;;

投稿: Orfeo | 2007/06/11 11:48

keyakiさん:

>>ミラノ風仔牛のカツレツ

>知りませんでしたが、ウインナーシュニッツェルというのも同じ様なものらしいです。

少なくともパリではまったく同じものです。ただ、時々インチキなものがあるから注意。つまり、肉が仔牛じゃなくて豚肉だったりして、だからメニューに材料の明記がなくて、ただの「ウィーン風カツレツ」、「ミラノ風カツレツ」とだけあるのは要注意です。…なにせ仔牛の肉は高いからねえ…。もう一つインチキが多いのが、ヴェネツィア風レバーね。ちゃんと仔牛のレバーを使ってなくて、臭〜かったりするんだよ。これはイタリアでもぶつかったぜ。どう見ても成牛のレバーだった。そういう店に限って材料が新鮮じゃなくて…あれは本当は刺身で食えるくらい新鮮じゃないといけないの!…〜、臭みが残ってたりして…。
きのけん

投稿: きのけん | 2007/06/11 13:56

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» R.シュトラウス「ばらの騎士」ミュンヘン1979年 [雑記帳]
新国立劇場で「ばらの騎士」上演中。出かける前に、久しぶりに映像を見てみようかという気になりました。選択肢はいくつかあるのですが、テレビ放送ではなくて、レーザーディスクを買って見たこれにしました。今は、DVD(国内版もあり)が発売されています。 女声歌手が演じるオクタヴィアン、熟年女性に見えると興ざめだし、かといって、宝塚の男役みたいなのもあまり好みじゃないです。この映像のオクタヴィアンは、ほんとに男の子っぽい・・十代の男の子のぎこちなさ、単純さがよく表現されていると思います。歩く姿勢が悪いとか... [続きを読む]

受信: 2007/06/11 07:34

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