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2005/12/03

『火刑台上のジャンヌ・ダルク』(サイトウ・キネン・フェスティバル)

cdjeanne_darcDVDライブラリーより。

アルチュール・オネゲル作の劇的オラトリオ。詩はポール・クローデル。

サイトウ・キネン・フェスティバルのプロダクション。正面奥の壇上に合唱団を配し、手前のオーケストラを取り囲むように狭い演技スペースが設けられている。音楽と詩とが緊密に結び付いたこの作品を、ジョルジュ・ウィルソンの好サポートを得て、小澤が彼ならではの美感を生かして濃密にまとめ上げている。マルト・ケラー(語り役)の熱演も見事。

★★★★

ジャンヌ・ダルク:マルト・ケラー
修道士ドミニク:ジョルジュ・ウィルソン
先導/書記/司祭:ベルナン・ドフチェフ
伝令官/酒樽母さん:パオラ・ランジ
伝令官/王/ウルトビーズ:ピエール・マリー・エスクールー
聖母マリア:クリスチーヌ・バルボー
マルグリート:マリア・ファウスタ・ガラミーニ
カトリーヌ:西明美
一つの声/ポルギュラス/伝令官Ⅰ/書記:ジョン・エイラー
一つの声/伝令官Ⅱ:ブライアン・マシューズ
子供の声:レナ・ジュンタ

舞  踊:田中泯、舞塾
振  付:田中泯
合  唱:東京オペラ・シンガーズ
      晋友会合唱団
      SFK松本児童合唱団
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
指  揮:小澤征爾
装  置:アウグスト・パバネル
衣  裳:エルサ・パバネル
照  明:ジャン・カルマン
演  出:ジョルジュ・ウィルソン

[  収録:1993年9月7日、長野県松本文化会館  ]

*画像は関連CDのものです。

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コメント

 おやおや、早速出ましたね(笑)。
 これ、キャストは僅か異なりますが、フランス国立管とサン・ドゥニ大聖堂でDGGがライヴ録音をやった時いました。だからオーディオCDの方には僕の拍手も入ってます。
 そういえば、僕のやった破魔澄子さん(フランス国立管Vn.)のインタビュー(リンク>「きのけん」下線より)にこの録音の話と、こちらサイトウキネン版の話が出てきますね。
 小澤さんがマルト・ケラーにやたら感心しちゃって、あんなに音楽的な女優さんを見たことがない…と。その後彼女に会って話をする機会があったんで、小澤さんがそう言ってたぞ、と伝えたら大喜びでした。それもそのはづ、彼女は舞台俳優になる前はスイスのバーゼル歌劇場専属のバレリーナだったんです。
 ジョルジュ・ウィルソンは今では商業演劇の演出家になってますが、元はと言えばジャン・ヴィラールの時代の国立民衆劇場の専属演出家でヴィラールの助手としてジェラール・フィリップやジャンヌ・モローだのマリア・カザレスだのを演出したことがあります。映画俳優として有名なランベール・ウィルソンは彼の息子。小澤征爾とはガルニエでヴェルディ《ファルスタッフ》の演出があり、旧知の仲。ただ、録音の時は、彼だけリズムがズレちゃうんで、何度も録り直してました。我々聴衆は、今出ていかないでくれとか言われて、その録り直しに随分長いこと付き合わされたよ(笑)…。
 マルグリートのマリア=ファウスタ・ガラミーニは小澤征爾がパリ国立歌劇場にデビューしたラヴェル《子供と魔法》で主役をやってました。
 聖母マリアの「クリスチャン・バルボー」はクリスチーヌ・バルボーの誤りで、この人はパリ音楽院の学生の時にカラヤンに発掘され、《フィガロの結婚》でバルバリーナを録音してます。あの頃の彼女はよかったなあ…。未だ学生だっていうのにカラヤンからザルツブルクなんかに引っ張られて、自分自身呆れ返ってるというか困っているような(笑)…。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/12/03 09:19


きのけんさん、細かいプロフィール紹介、ありがとうございます。
「クリスチーヌ・バルボー」、早速修正しておきます。

投稿: Orfeo | 2005/12/03 14:10

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