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2005/12/18

『ワルキューレ』(バイロイト音楽祭)

dvd-walkure-bayreutherDVDライブラリーより。

『ニーベルングの指環』シリーズの第一夜。

バレンボイム&クプファー・コンビの『指環』シリーズ最後の年の映像。『ラインの黄金』ほど斬新な趣向は出て来ないが、シンプルな中にも劇的緊張感が漲っている(最後はスモークが立ち込める中、赤い光のラインで縁取られたボックスの中でブリュンヒルデが眠りに就かされる)。そんな中、バレンボイムが彼らしい重厚で凄みの利いた音楽を展開。私個人としては、この『指環』シリーズの中で一番これが好きです。(←余計な話)

★★★★

ジークムント:ポール・エルミング
フンディング:マティアス・ヘレ
ヴォータン:ジョン・トムリンソン
ジークリンデ:ナディーヌ・セクンデ
ブリュンヒルデ:アン・エヴァンス
フリッカ/ジークルーネ:リンダ・フィニー
ゲルヒルデ:エヴァ・ヨハンソン
オルトリンデ:ルート・フレーレン
ワルトラウテ:シャーリー・クロース
シュヴェルトライテ:片桐仁美
ヘルムヴィーゲ:エヴァ・マリア・ブントシュー
グリムゲルデ:ビルギッタ・スヴェンデン
ロスワイセ:ヘーベ・ダイクストラ

管弦楽:バイロイト祝祭劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:ハリー・クプファー

[  収録:1992年6・7月、バイロイト祝祭劇場  ]

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コメント

この映像のジークリンデ役、ナディーヌ・セクンデについての記事と、1988年新演出時についての記事をTBしますm(_ _)m

投稿: edc | 2005/12/18 13:34


edcさん、またまたTBありがとうございます。
助かります。
再度TB返しさせていただきますね。

投稿: Orfeo | 2005/12/18 14:25

 …そいじゃあこちらも。
 ちょうどこの年の第二チクルスの各公演直後に現地でやった、各幕、各場毎の故野村喬氏(『テアトロ』誌元編集長&テアトロ社元社長)と僕との対談をアップロードしてありますので、気が向いたら覗いてみてください。
>以下下線付き「きのけん」よりアクセス。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/12/20 05:35


あっ、そうだ!これがあったんだ!
なんだ、最初からそちらにリンクを張っときゃよかった・・・。この『リング』シリーズ、一本ずつ記事を出すの、気が重いんですよね(爆)。

投稿: Orfeo | 2005/12/20 12:19

 …いや、そんなことはないですよ!(笑)。こっちは実演で、その翌日に未だ熱いうちにやってる。そっちは映像なんで、当然違った印象になる。やっぱし、実演と映像とは、どっちがいい悪いじゃなくて、別物と考えなきゃ…。
 オーディオCDの録音だってそうだぜ。1度でもレコード録音に付き合ったことのある人なら誰だって知ってるけど、あれにどのくらい手が入ってるか!…だよね。レコード録音をまるで実演みたいに批評する先生っているけど、あれってどういうつもりなんだろうね?…。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/12/22 16:27


いや・・・
あの・・・
そんな発言して、大丈夫ですか?(笑)

投稿: Orfeo | 2005/12/22 21:10

…(笑)
 いや、僕の考えではレコードはレコードとして、実演とは別の独立した製品として聴くべきなんだよ。だから、僕はライヴ・レコーディングというのにはあまり賛成じゃないんです。
 この件に関しては下の「きのけん」下線リンクから仏ティンパニ社のステファヌ・トパキアン社長のインタビューに議論があるんで、そっちをご参照ください。
 これは海賊盤で出たみたいだけど、昔クリストフ・プリック指揮フランス国立管による演奏会形式の《エレクトラ》でレオニー・リザネクのクリゾテミスが火を点けちゃった形で、ものすごい白熱的な演奏があったんですよ。ところが、その録音を聴いて見たら、なにせモーリン・フォレスターなんかが多少のミスなんてものともせず興奮しまくったんだから、もうアラばっっかり目立っちゃって、やっぱりレコードってのは繰り返し聴くものだから、実演でああいう白熱的な、皆が興奮しまくったという演奏になった場合、後で録音を聴き直してみるとガッカリすることがほとんどなんだよね。
 もうひとつある。1977年だかにカラヤンがベルリン・フィルを率いてパリのシャンゼリゼ劇場でやったマーラーの6番。その場では、ええーっこれがカラヤン!?…なんちゅう激烈な演奏で、僕はへー!なんていっぺんでカラヤンを見直しちゃったんですが、翌日ラジオで流された録音を聴いてみてがっかり!なんか、あの興奮が全部箱庭にキレイに収まってる感じで…やっぱり違うんですよ。
きのけん
 

投稿: きのけん | 2005/12/23 17:44


うん、ライヴとレコード、もしくは放送録音というのはまったく別物になるというのは、なるほどその通りなんでしょうけどね。でも、構造不況で経費削減の中、最近出て来るディスクはほとんどライヴ・レコーディングばかり。こうなると、どうやってそれを聴く側で区別するか、難しいものがありますね。

来週こちらでは恒例のバイロイトの実況録音放送が1週間続きます。毎年なるべく聴くようにしていますが、これ、私みたいな非ワグネリアンには、イマイチ面白味に欠ける嫌いがあるんですよね。やっぱり、ナマのバイロイト体験を一度してみないと、よく分らないんだろうなあ、あれは・・・(笑)。

投稿: Orfeo | 2005/12/23 20:12

>ほとんどライヴ・レコーディングばかり

この点に関し、この上のメッセージのリンクをクリックするとティンパニのトパキアン社長の見解が出てきます。そのものズバリの章に飛ぶように設定しときました。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/12/26 04:33


ご丁寧にありがとうございます。
トパキアン氏の見解はもっともなんでしょうねえ。

投稿: Orfeo | 2005/12/26 08:44

Orfeoさん
TBしたつもりが、できてませんでした....
改めてしました。

投稿: edc | 2006/08/18 11:08


>edcさん
こんにちは。TBありがとうございました。

投稿: Orfeo | 2006/08/18 12:15

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