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2005年12月

2005/12/30

スールシャール登場!

premireleague プレミアリーグ 第17週
バーミンガム 2-2 マンチェスター・ユナイテッド

零下6度という厳しい条件の中でのゲーム。うわっ!半袖でプレーしてる選手がいるよ!信じられん!

試合のほうはユナイテッドがファン・ニステルローイ(4分)、ルーニー(54分)と主役がきっちりと得点を決めるのですが、そのたびにバーミンガムに追いつかれます(18分:クラパム、78分:パンディアーニ)。首位チェルシーを追う2位ユナイテッドにとっては痛恨のドローとなりました。

そんなことより、この試合、後半の84分にとうとうファーガソン監督はスールシャールをピッチに送り出しました。長いこと膝の故障で戦列を離れていましたからね。本当に嬉しいです。このゲームでは顔見世だけで終わってしまいましたが、今後の活躍を期待したいと思います。

それにしても、先発のクリスチアーノ・ロナウドが酷すぎました。ペースは乱す、トラップは下手、シュートはもっと下手。先発、外したほうがいいんじゃない、ファーガソン?

* * * * * * * * * * *

年内の記事はこれが最後になると思います。
みなさん、どうぞよいお年を!

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『神々の黄昏』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-gotterdammerung-met DVDライブラリーより。

メットのロマンチック・リング、最終章。オペラの世界では、とりわけワーグナーの場合ではよくあることですが、歌手の実年齢が話とはかけ離れてしまうことが多々あります。が、さすがに、ベーレンス(ブリュンヒルデ)の妹としてルートヴィヒ(ワルトラウテ)が登場すると、思いっきりのけぞります(ちなみに、ベーレンスが1941年生まれ、ルートヴィヒは1924年生まれ)。姉が岩山で炎に囲まれて眠っていた間に、妹のほうだけ歳食ってしまったに違いありません。なるほど、さすがは緻密なオットー・シェンク・・・。
最後ベーレンスの見事な歌唱もあって、大いに盛り上がりますが、メットといえばこの人、ブライアン・ラージの撮影なので、せっかくの見せ場も見通しの悪い映像になっています。なんとも勿体ない話・・・。

★★★

ブリュンヒルデ:ヒルデガルト・ベーレンス
ジークフリート:ジークフリート・イェルザレム
ハーゲン:マッティ・サルミネン
ワルトラウテ:クリスタ・ルートヴィヒ
グンター:アンソニー・ラッフェル
グートルーネ:ハンナ・リソフスカ
アルベリヒ:エッケハルト・ウラシハ
第一のノルン:ギネス・ビーン
第二のノルン:ジョイス・キャッスル
第三のノルン:アンドレア・グルーバー
ヴォークリンデ:カーレン・エリクソン
ヴェルグンデ:ダイアン・ケスリング
フロースヒルデ:メレディス・パーソンズ

合  唱:メトロポリタン歌劇場合唱団
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
美  術:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
演  出:オットー・シェンク

[  収録:1990年3-5月、メトロポリタン歌劇場  ]

【関連記事】

『ラインの黄金』(メトロポリタン歌劇場)
『ワルキューレ』(メトロポリタン歌劇場)
『ジークフリート』(メトロポリタン歌劇場)

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2005/12/29

モウリーニョにおまかせ

premireleague プレミアリーグ 第17週
チェルシー 3-2 フルアム

これもボクシング・デー(12/26)の一戦。チェルシーの前線にはロッベン、クレスポ、ショーン・ライト・フィリップス。が、DFラインに怪我人が続出して、待ちに待ったフートが先発。やった、フルアム、チャンスだぞっ!!

と思ったら、前半早々、チェルシーの右CKからそのフートが絡んでギャラスが先制。ランパードも続いて、24分までに2-0とチェルシーがリード。こりゃアカン、と諦めかけていたら、29分にチェルシーのGKツェフの凡ミスからマクブライドがゴールを奪います。前半2-1。

後半頭からモウリーニョ監督は前半フルアムのサイドバックのロゼニアに抑え込まれていたショーン・ライト・フィリップスに代えて、グジョンセンをピッチに。が、やはりDFラインのフートが駄目駄目で、フルアム側のゴール前へのクロスにもまったく反応出来ません。こりゃ同点も近いかな、と思っていたら、57分、エリアの中でマクブライドをジョー・コールが倒してしまい、フルアムがPKを獲得。これをヘルグソンが決めて、ついに同点!

ここでモウリーニョはなんとフートに代えて、ドログバを投入。4バックのDFを1枚削って、FWの枚数を増やしました。これにはビックリです。そして、74分、右サイドのジョー・コールからのクロスにゴール前でクレスポが合わせ、力づくの決勝点。フルアムを突き放しました。

その後、クレスポを下げて守りを固めたチェルシーに対して、フルアムも惜しい場面もありましたが、結局はそのまま試合終了。モウリーニョの采配が的中した試合になりました。モウリーニョ、お願いだから、またフート使ってね(笑)。

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『ジークフリート』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-siegfried-met DVDライブラリーより。

ジークフリート登場。でも、またイェルザレム。ここでの見ものは第3幕冒頭、ぼんやりと舞台中央の割れ目の中に浮かび上がってくる智の女神、エルダ、かな?これ、尺も妙で、身体の周りにオーラがかかっているし、その上霞んだりしていて、やっぱり映像ですよね?いや、凄いハイテク技術で驚かされますが、そもそもなんでこんな仕掛けを施すのか、その理由がよく分かりません(・・・眠りについていたのをヴォータンが地下から呼び寄せる、というのは分るんですけど、『ラインの黄金』では普通に出て来てましたしね)。ワーグナーのト書きにそれっぽい指定でもあるんでしょうか?
個人的にツボなのは、第1幕でジークフリートがミーメの鍛えた剣を折ってしまうところ。イェルザレムが剣を金床に叩き付けたところでミーメが「折れてしまったぞ」と歌ってしまいますが、実はまだ折れておらず、イェルザレムがもう一度金床に叩き付け、それでも折れてくれないので、ついには膝で剣をへし折って取り繕います。なぜ上手くいったときの映像を使わなかったのかは不明ですが、こういうのを「名折れ」というのでは?(笑)ヴォータン(さすらい人)のモリスが貫禄十分の歌唱、演技を披露していて見事です。

★★★

ジークフリート:ジークフリート・イェルザレム
ブリュンヒルデ:ヒルデガルト・ベーレンス
さすらい人:ジェイムズ・モリス
ミーメ:ハインツ・ツェドニク
鳥の声:ドーン・アップショー
エルダ:ビルギッタ・スヴェンデン
アルベリヒ:エッケハルト・ウラシハ
ファフナー:マッティ・サルミネン

管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
美  術:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
演  出:オットー・シェンク

[  収録:1990年3-5月、メトロポリタン歌劇場  ]

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『ラインの黄金』(メトロポリタン歌劇場)
『ワルキューレ』(メトロポリタン歌劇場)
『神々の黄昏』(メトロポリタン歌劇場)

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2005/12/28

アーセナル、連敗脱出

premireleague プレミアリーグ 第17週
チャールトン 0-1 アーセナル

3連敗中のアーセナルはチャールトンとのロンドン・ダービー。中盤はチャールトンも積極的で、なかなか拮抗したゲームになりましたが、寄せが甘くてスピードもないチャールトンのディフェンスをアーセナルの攻撃陣が攻めあぐむシーンが目立ちました。中盤でボールを持ち過ぎてチームのリズムを崩しがちのフレブは、後半はかなり高めの位置でプレー。これはこれで正解かもしれません。でも、得点には結び付かないんですよね。

やっと試合が動いたのは58分。チャールトン陣内でソル・キャンベルが右サイドのリュングベリへ回し、中に切れ込んだリュングベリから前線のアンリへ縦パスが通ります。アンリがそのまま右側からシュートにもっていきますが、チャールトンのGKの足に当たって跳ね上がったボールが左サイドのレジェスのところへ。レジェスがこれをダイレクト・ボレーで押し込んで、やっとのことでアーセナルに得点が入ります。

その後、72分にチャールトンのマーフィーが2枚目のイエローカードをもらってしまい、退場に。ますます優勢になったアーセナルですが、どうにも歯車が噛み合わず、結局それ以上ゴールを奪うことは出来ませんでした。アーセナル、連敗こそ脱しましたが、やはりまだまだ不調のようです。

(おまけ)
1週間前に行われたカーリングカップ準々決勝。ドンカスター(3部相当)相手に開始4分で先制を許す(得点者:マッキンドー)など、大苦戦。63分にクインシー・オウス=アベイェのゴール(相手選手に当たってコースが変わって入った)で同点にして、なんとか延長戦に。が、ここでも先にドンカスターに点を決められ(104分、DFセンデロスがゴール前でクリアにもたついているところをグリーンに押し込まれた)、大ピンチ。そのまま敗戦かと思われましたが、終了間際のロスタイムにジウベルト・シウヴァの起死回生のゴールで同点。決着はPK戦に持ち込まれ、これを3-1で制し、なんとか準決勝に勝ち上がりました。1月10日からの準決勝ではボルトンを破ったウィガンと対戦します(ホーム&アウェイ)。もう一方はブラックバーンとマンチェスターUの対戦です。

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2005/12/27

オーウェンの帰還

premireleague プレミアリーグ 第17週
リバプール 2-0 ニューカッスル

10日間で4試合をこなすという、プレミアの年末年始のハードな戦いが始まりました。まずは日本から帰ったリバプールがホームにニューカッスルを迎えた一戦。今季マドリーからニューカッスルに移ったオーウェンが、古巣アンフィールドのピッチに再び立ちました。コンビを組むのは当然シアラー。対するリバプールの前線にはクラウチとモリエンテスの二人が並びました。

ゲームは一方的にリバプールが支配。早速14分、右サイドからのルイス・ガルシアのクロスを中央でクラウチがはたいたところをジェラードが持ち込み、エリアに入ったところから強烈なシュート。これがゴール左隅に突き刺さり、リバプールが先制。その後もリバプールが攻め続けますが、ニューカッスルのGKギヴンがなんとかゴールを死守します。ニューカッスルはシアラーが引き気味で、オーウェンは孤立した形。さっぱり攻めの形が作れません。そして43分、リバプールが攻め込み、左サイドからキューウェルが上げたクロスをクラウチがヘディング・シュート。これをギヴンが倒れ込みながら手を伸ばしてはたいたのですが、ボールがポストに当たって、そのまま内側に跳ね返り、そしてゴール・ラインを超えました。リバプール、2点目。

後半に入っても流れは変わらず、その上、66分にニューカッスルのボウヤーがシャビ・アロンソへの危険なタックルで、一発退場。ゲームはこれで終わりました。その後、ニューカッスルはまったく覇気がなくなり、ボールを持っても前に進むことすらままなりません。オーウェンなんかはまったくボールに触れることすら出来ない状態。リバプールはジェラードやルイス・ガルシア、そしてクラウチに変わって登場したシセらに惜しい場面がありましたが、ギヴンの攻守などもあって決めることは出来ず、そのままタイムアップです。

オーウェンにとっては淋しく、厳しいゲームとなりました。リバプール、いつのまにやらプレミア8連勝。これはチーム新記録らしいです。しかも8試合連続無失点。ひょっとして、乗ってきた、のかな?次は中1日でエバートンとのダービーマッチが待っています。

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『ワルキューレ』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-walkure-met DVDライブラリーより。

ノーマンのジークリンデというのも強力だが、私的にはなんといってもベーレンス!ピークは過ぎているのだろうが、細身の体から繰り出される強靭にして、かつしなやかな歌いこなしにはほとほと感嘆させられる。素晴らしいブリュンヒルデだ。男声陣もモリス、レイクス、モルと充実していて、聴き応えがある。個人的にはガッシリとした体躯の持ち主、レイクスの可愛らしい目がツボ(笑)。相変わらず細部にまで手抜かりのない舞台セットも素晴らしい。レヴァインが雄大に音楽を響かせている。

★★★★

ブリュンヒルデ:ヒルデガルト・ベーレンス
ヴォータン:ジェイムズ・モリス
ジークリンデ:ジェシー・ノーマン
フリッカ:クリスタ・ルートヴィヒ
ジークムント:ゲーリー・レイクス
フンディング:クルト・モル
ゲルヒルデ:ピラミッド・セラース
オルトリンデ:マーサ・シグペン
ワルトラウテ:ジョイス・キャッスル
シュヴェルトライテ:サンドラ・ケリー
ヘルムヴィーゲ:カタリーナ・イコノム
ジークルーネ:ダイアン・ケスリング
グリムゲルデ:ウェンディ・ヒルハウス
ロスワイセ:ジャカリン・ボウアー

管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
美  術:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
演  出:オットー・シェンク

[  収録:1989年3-4月、メトロポリタン歌劇場  ]

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2005/12/26

『ラインの黄金』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-rheingold-met DVDライブラリーより。

メットがハリウッド的スケールで作り上げた壮大な『指環』シリーズの序夜。ギュンター・シュナイダー=ジームセンとオットー・シェンクの名コンビによる職人芸の極致ともいうべき舞台です。最後虹までかかったりして、よくぞここまでやったな、と、呆れる・・・もとい、感心するしかありません(笑)。出演者も豪華。さすがはメット、というべきか。

★★★

ヴォータン:ジェイムズ・モリス
ローゲ:ジークフリート・イェルザレム
アルベリヒ:エッケハルト・ウラシハ
フリッカ:クリスタ・ルートヴィヒ
フライア:マリ・アン・ヘッガンダー
フロー:マーク・ベーカー
ドンナー:アラン・ヘルド
ファゾルト:ヤン・ヘンドリック・ロータリング
ファフナー:マッティ・サルミネン
ウォークリンデ:カーレン・エリクソン
ウェルグンデ:ダイアン・ケスリング
フロースヒルデ:メレディス・パーソンズ
ミーメ:ハインツ・ツェドニク
エルダ:ビルギッタ・スヴェンデン

管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
美  術:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
演  出:オットー・シェンク

[  収録:1990年3-5月、メトロポリタン歌劇場  ]

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2005/12/24

クリスマス・キャロル

dvd-christmascarol オペラ・レヴュー番外編

DVDライブラリーより。

Merry Christmas

ということで、本日は特別企画。キリ・テ・カナワがコヴェントリー大聖堂でクリスマス・キャロルを歌ったコンサートを収録した映像です。やはり、クリスマスにはこういう音楽を聴いて過ごしたいものですね(・・・いちおう私、カトリックの人間だったりします)。

コヴェントリーは先の大戦で爆撃を受け、市の中心部にあった大聖堂は塔と壁面のみがかろうじて残され、現在もモニュメントとして、その無残な姿のまま保存されています。その旧聖堂に隣接する形で1962年、新聖堂が再建されました。このコンサートの華やかなステージの後ろにも、ガラス越しにその旧聖堂の暗い壁面が見える形になっています。

コンサートは中世から現代までのクリスマス・キャロルの変遷をたどる内容になっていますが、清純で慈愛に満ちたキリ・テ・カナワ、深みのあるマイケル・ジョージ、そして清らかなコーラス隊の美しい歌声が我々を幸せな気分へと導いてくれます。そして、同時に、あんな過ちを二度と繰り返してはならないと思わずにはいられません。どっかの超大国の指導者は、毎年ク リスマスにこれを見るべきだと思います。

地球上に平穏が訪れますように、

祈りを込めて・・・

* * * * * * * * *

ソプラノ:キリ・テ・カナワ
バリトン:マイケル・ジョージ
トランペット:ジューコ・ハリヤーヌ

合  唱:コヴェントリー&リッチフィールド大聖堂合唱団
管弦楽:BBCフィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ロビン・スティプルトン

[  収録:1994年12月3日、コヴェントリー大聖堂(イギリス) ]

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2005/12/23

『死者の家から』(ザルツブルク音楽祭)

DVDライブラリーより。

ジェラール・モルチエがザルツブルク音楽祭新総監督として船出した1992年度のプロダクション。祝祭大劇場の広いステージ横一杯に獄舎の塀が築かれ、中央には巨木が、背景の白い空には霞んだ太陽がうっすらと浮かんでいる。うずくまって手作業をしている囚人たち、その横には大柄な烏。寒々とした光景の中、グリューバーの淡々としたタッチが冴え渡る。道化芝居風の劇中劇の描写も面白い。ただ、アバドのヤナーチェクというのがなんとも模範的、というか、無味無臭な感じで、平板に終始するのが物足りない。

★★★

ゴリャンチコフ:ニコライ・ギャウロフ
アリイェイヤ:エルズビエタ・シュミトカ
シシュコフ:モンテ・ペデルソン
フィルカ:バリー・マッコーリー
スクラトフ:フィリップ・ラングリッジ
大男の囚人:ボイダル・ニコロフ
小男の囚人:リヒャルト・ノヴァク

合  唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:クラウディオ・アバド
演  出:クラウス・ミヒャエル・グリューバー

[  収録:1992年8月4日、ザルツブルク祝祭大劇場  ]

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2005/12/21

アーセナルの黄昏

premireleagueプレミアリーグ 第16週
アーセナル 0-2 チェルシー

アウェイで2連敗したアーセナルが、ホーム、ハイバリーにチェルシーを迎えました。アーセナルの2トップにはアンリ、ファン・ペルシー。対するチェルシーのトップにはドログバとロッベンが並びました。

試合は予想通り、激しいものとなります(結局イエローカードが7枚飛び交いました)。が、徐々にアーセナルがペースを掴み、チェルシー・ゴールへと迫ります。ただ、アンリのシュートはポストに嫌われ、ファン・ペルシーのゴールもオフサイドで取り消し。これでアーセナルの時間は終わりました。その後、39分、チェルシー陣内からのチェルシーのスローイングがアーセナルの選手に当たって前にこぼれ、これをドログバが前方へフィード。ロッベンがこれで抜け出して、独走。シュートが右ポストに当たって、ゴールの中へと吸い込まれました。チェルシー、先制。

後半に入り、アーセナルは手詰まり状態になっていきます。悪いときのアーセナルは攻撃が中央に偏ってしまいますが、まさにその状態。中盤で思うように機能していないフレブ、リュングベリに変えて、ヴェンゲル監督は69分、ベルカンプとピレスを送り出します。が、直後の73分、アーセナルの左サイドバックのラウレンがなんでもないボールを処理し損ない、それをジョー・コールにかっさらわれ、そのまま中に切れ込んだコールがソル・キャンベルをもかわしてシュート。これがゴール左隅に決まってしまいます。チェルシー、2-0。これで試合が決しました。

終わってみればアーセナル、またもや完封負け(3試合連続)。ホームでの連勝記録も途絶え、チェルシーとの勝ち点差は20。もうすっかり黄昏です。

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『神々の黄昏』(バイロイト音楽祭)

dvd-gotterdammerung-bayreutherDVDライブラリーより。

『ニーベルングの指環』シリーズの第三夜。

バレンボイム&クプファーの『指環』最終章。斬新なデザイン構成による舞台の中にあって、人物たちの立ち位置の高低で力関係を暗示するクプファーらしい演出手法が随所に見て取れる。このシリーズは脇も充実していて大変素晴らしいと思うのだが、肝心要のジークフリート・イェルザレムとアン・エヴァンスにやや魅力が乏しいのが残念だ。

★★★

ジークフリート:ジークフリート・イェルザレム
グンター:ボード・ブリンクマン
ハーゲン・フィリップ・カン
アルベリヒ:ギュンター・フォン・カンネン
ブリュンヒルデ:アン・エヴァンス
グートルーネ:エヴァ・マリア・ブントシュー
ワルトラウテ:ワルトラウト・マイヤー
第一のノルン:ビルギッタ・スヴェンデン
第二のノルン:リンダ・フィニー
第三のノルン:ウタ・プリエフ
ヴォークリンデ:ヒルデ・ライトランド
ヴェルグンデ:アンネッテ・キュッテンバウム
フロースヒルデ:ジェーン・ターナー

合  唱:バイロイト祝祭劇場合唱団
管弦楽:バイロイト祝祭劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:ハリー・クプファー

[  収録:1991年6・7月、バイロイト祝祭劇場  ]

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2005/12/20

リヨン、今季初黒星!

ligue1フランス・リーグ1 第19節
リヨン 1-3 リール

今季、チャンピオンズリーグも含め、無敗で突っ走るリヨンにとうとう土が付きました。止めたのはミラクル・リール。

まずはリールの先発メンバーの中に「ドゥビュッシー」という名前の選手がいるんでビックリ。音楽家のほうは"Debussy"、こちらは"Debuchy"と、綴りは微妙に違いますが、フランスのU-21代表にも名を連ねる有望株みたいです。ちょっと応援したくなりました(笑)。

ゲームは開始9分、マクーンからのスルーパス一本で抜け出したオデムウィンギがゴールを奪い、リールが先制。このオデムウィンギがこの日はキレキレで、さすがのリヨンも手を焼きます。リールはこのオデムウィンギを標的にして、どんどん前線にボールが入れていきます。対するリヨンの攻撃にはいつもの冴えがなく、前半はそのまま0-1。

後半開始からリヨンはカリューとビルトールを投入、反撃に出ます。57分、そのカリューが抜け出したところをGKに倒されて・・・と思ったら、シュミレーションの判定。ええ?当たってるじゃん!
61分、リールが攻め込み、右サイドからのクロスを中央のオデムウィンギがスルーして、左サイドに走り込んだ"ドゥビュッシー"君がフリーでゴールに流し込みました。おおっ、やるじゃん、ドゥビュッシー!(笑)リール、2点目。
64分、リヨンのFKのチャンス。ジュニーニョの蹴ったボールが飛び出したGKの手をかすめ、その裏のビルトールに通ります。これをビルトールがそのままゴールに突き刺した・・・と思ったら、キーパーチャージの判定。ええええ???リヨン側は誰もGKに触れてないんですけど?
気を取り直して69分、ゴヴーがエリアの外からゴール右隅に強烈に叩き込んで、リヨン、今度こそ文句なしの得点。しかし、直後の70分、リールがFKから頭で繋ぎ、最後デュモンがこれまた頭で合わせ、クペの右脇を破ります。リヨン、唖然呆然。

その後、得点は動かず、そのまま試合終了。というわけで、リールが3-1でリヨンを破ったわけなんですが、でも、このゲーム、3-3でもおかしくなかったような・・・。ま、長いシーズン、こんなゲームもありますわね。リーグ1、年内の試合はこれにて終了、ウィンターブレイクに入ります。連戦でお疲れモードのリヨンには、ちょうどよかったかも?年明けがまた楽しみです。

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『ジークフリート』(バイロイト音楽祭)

dvd-siegfried-bayreutherDVDライブラリーより。

『ニーベルングの指環』シリーズの第二夜。

バレンボイム&クプファーの『指環』にとうとうジークフリート登場。だが、役の上での弱々しい立場とは裏腹に、ミーメのクラークが張りのある見事な歌唱を披露している。動きも俊敏で、さすがは小人だ(笑)。クプファーというのは歌手たちにあまり無理な動きをさせない、大変思いやりのある(?)演出家ではあるが、クラークに関しては特例なのだろう。この『ジークフリート』は『ワルキューレ』とは違って、舞台はちょっと乱雑な作りになっている(第1・2幕)。というわけで、

ジャンル:瓦礫の中のジークフリート

といった感じ。

★★★

ジークフリート:ジークフリート・イェルザレム
ミーメ:グレアム・クラーク
さすらい人:ジョン・トムリンソン
アルベリヒ:ギュンター・フォン・カンネン
ファフナー:フィリップ・カン
ブリュンヒルデ:アン・エヴァンス
エルダ:ビルギッタ・スヴェンデン
鳥の声:ヒルデ・ライトランド

管弦楽:バイロイト祝祭劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:ハリー・クプファー

[  収録:1992年6・7月、バイロイト祝祭劇場  ]

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2005/12/18

サンパウロ、地球一!

toyotacupFIFAクラブ世界選手権 決勝
サンパウロ 1-0 リバプール

"地球一決定戦"(by 日本テレビ)。リバプールのベニテス監督は準決勝で2得点を上げたクラウチと、そしてシセという2トップをベンチ・スタートさせて、モリエンテスの1トップで臨みました。が、攻めども攻めどもゴールは遠かった。モリエンテス、ジェラード、ルイス・ガルシア、そしてヒーピアまで・・・撃てども撃てどもシュートが決まりません。ジェラードの絶妙のFKもGKセーニに阻まれます。総シュート数21、ゴール0。まあ、リバプールらしい、ちゃあ、リバプールらしいですね。

サンパウロはさすがにブラジルのチームだけあって、ボールの扱い方が上手いです。シシーニョだけのチームではありません。スピードもあるし、戦術眼、身のこなしもさすが。前半21分の先制点、そしてこのゲームの決勝点は、リバプールDFの一瞬のスキを突いてワンタッチで繋いだボールに反応したミネイロが飛び出して、GKとの1対1を確実に決めました。後半は守勢に回った感はありますが、冷静にリバプールの攻撃に対処。リバプールは焦りも手伝って、やっと決まったと思ったら、オフサイドその他でゴールが取り消されること数回。終盤クラウチが登場しましたが、やはり決めることは出来ませんでした。

それにしても、見応えのある一戦でした。サンパウロ、優勝おめでとう!

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『ワルキューレ』(バイロイト音楽祭)

dvd-walkure-bayreutherDVDライブラリーより。

『ニーベルングの指環』シリーズの第一夜。

バレンボイム&クプファー・コンビの『指環』シリーズ最後の年の映像。『ラインの黄金』ほど斬新な趣向は出て来ないが、シンプルな中にも劇的緊張感が漲っている(最後はスモークが立ち込める中、赤い光のラインで縁取られたボックスの中でブリュンヒルデが眠りに就かされる)。そんな中、バレンボイムが彼らしい重厚で凄みの利いた音楽を展開。私個人としては、この『指環』シリーズの中で一番これが好きです。(←余計な話)

★★★★

ジークムント:ポール・エルミング
フンディング:マティアス・ヘレ
ヴォータン:ジョン・トムリンソン
ジークリンデ:ナディーヌ・セクンデ
ブリュンヒルデ:アン・エヴァンス
フリッカ/ジークルーネ:リンダ・フィニー
ゲルヒルデ:エヴァ・ヨハンソン
オルトリンデ:ルート・フレーレン
ワルトラウテ:シャーリー・クロース
シュヴェルトライテ:片桐仁美
ヘルムヴィーゲ:エヴァ・マリア・ブントシュー
グリムゲルデ:ビルギッタ・スヴェンデン
ロスワイセ:ヘーベ・ダイクストラ

管弦楽:バイロイト祝祭劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:ハリー・クプファー

[  収録:1992年6・7月、バイロイト祝祭劇場  ]

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2005/12/17

『ラインの黄金』(バイロイト音楽祭)

dvd-rheingold-bayreutherDVDライブラリーより。

ワーグナー作の楽劇『ニーベルングの指環』シリーズの序夜。

1988年から92年にかけてバイロイトで上演されたプロダクション。レーザー光線を使った幻想的なライン河の描写など、随所に斬新な表現が盛り込まれている。それがバレンボイムの重厚な音楽とあいまって、一種独特の感興をもたらす出来となっている。キャストもなかなか充実の陣容だが、ヴォータンのトムリンソンの存在感が際立っている。

★★★

ヴォータン:ジョン・トムリンソン
ドンナー:ボード・ブリンクマン
フロー:クルト・シュライプマイヤー
ローゲ:グレアム・クラーク
フリッカ:リンダ・フィニー
フライア:エヴァ・ヨハンソン
エルダ:ビルギッタ・スヴェンデン
アルベリヒ:ギュンター・フォン・カンネン
ミーメ:ヘルムート・パンプフ
ファゾルト:マティアス・ヘレ
ファフナー:フィリップ・カン
ヴォークリンデ:ヒルデ・ライトランド
ヴェルグンデ:アンネッテ・キュッテンバウム
フロスヒルデ:ジェーン・ターナー

管弦楽:バイロイト祝祭劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:ハリー・クプファー

[  収録:1991年6・7月、バイロイト祝祭劇場  ]

【関連記事】

『ワルキューレ』(バイロイト音楽祭)
『ジークフリート』(バイロイト音楽祭)
『神々の黄昏』(バイロイト音楽祭)

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2005/12/15

リバプールも決勝へ

toyotacupFIFAクラブ世界選手権 準決勝
リバプール 3-0 デポルティボ・サプリサ

欧州代表の大本命、リバプール登場。対戦相手は北中米代表のデポルティボ・サプリサ(コスタリカ)。でも、格が違い過ぎました。

試合開始早々の3分、左サイド深いところでボールを奪ったジェラードが中央へクロスを送ります。これをシセがはたいたところをクラウチがシュート。このゲームのファースト・シュートが綺麗に決まり、リバプール、あっさり先制です。ちなみに、クラウチにとってリバプール移籍後、これが2ゴール目。

その後もリバプール優勢の下、ゲームが進みます。サプリサはプレッシャーも甘く、攻撃にもスピードがないので、リバプールが十分余裕を持ってゲームをコントロールします。巨人クラウチのポスト・プレーも有効です。そして32分、左サイドのリーセからのファーサイドへのクロスにジェラードがダイレクト・ボレー。これがゴール右隅に突き刺さり、リバプール2点目。

後半に入り、58分、リーセからのボールでクラウチが抜け出して、GKとの1対1を冷静に決め、さらなる追加点。ちなみに、クラウチにとってリバプール移籍後、これが3ゴール目。その後、ベニテス監督はジェラードを引っ込めてしまったのでションボリしましたが、ルイス・ガルシアが登場したりしたので、良しとします(笑)。終盤、サプリサが攻め込み、よもやのシーンも生まれたりしましたが、結局リバプールがゴールを割らせることなく、試合終了です。

というわけで、リバプール、余裕の決勝進出。サンパウロとの決勝(18日)が楽しみです。

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『パルジファル』(ベルリン州立歌劇場)

dvd-parsifal-berlinDVDライブラリーより。

ワーグナー作の舞台神聖祝典劇。キリストが最後の晩餐で使い、十字架の受難でその血を受けたという聖杯(グラール)を守る城主と騎士団の物語。

この年、新しい音楽監督に就任したばかりのバレンボイムの手によって行われたベルリン州立歌劇場創立250周年記念公演のライブ映像。ここでのグラール城は宇宙船の内部という設定で、大きめの円形のハッチで外部世界と繋がっている。全体がメタリックで巨大な壁が自在に動き、情景が刻々と変わっていくが、暗闇の中に巧みに光のラインを取り入れ、コントラストを付けている。花の乙女たちはテレビ・モニターで登場し、最後はクンドリーが死なないことになっているのが異色。ようするに、この宇宙船の中にはクンドリーしか女性がいないので、死なれてしまっては困るのだ。それにしても、悩殺コスチュームで迫ってくるマイヤー/クンドリーになびかなかったエルミング/パルジファルはエライ(笑)。バレンボイムらしい重心の利いた音楽が鳴り響いていて、新しいコンビの相性の良さが窺える。

★★★

パルジファル:ポール・エルミング
クンドリー:ワルトラウト・マイヤー
グルネマンツ:ジョン・トムリンソン
アムフォルタス:ファルク・シュトラックマン
クリングゾル:ギュンター・フォン・カンネン
ティトゥレル:フリッツ・ヒューブナー

合  唱:ベルリン州立歌劇場合唱団
管弦楽:ベルリン州立歌劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:ハリー・クプファー

[  収録:1992年11月1日、ベルリン州立歌劇場  ]

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2005/12/14

サンパウロ、決勝へ

toyotacupFIFAクラブ世界選手権 準決勝
サンパウロFC 3-2 アルイテハド 

本命登場の準決勝。南米代表のサンパウロがアジア代表アルイテハドに苦しめられながらも、順当に決勝へ駒を進めました。アルイテハド、惜しかった・・・。カロンとヌールの2トップはスピードもあって、見応え十分でしたね。サンパウロは後半開始早々、シシーニョが裏への飛び出しからアモローゾに繋いで決まった勝ち越し点が大きかった。ちなみに3点目のPKを蹴ったロジェリオ・セーニはGK。このチームはセット・プレーのチャンス(FK、PK)では彼が出て来てボールを蹴ります。失敗すると大ピンチなんですけどね。決勝でも、やるかな?

[得点経過]
サンパウロ
        アルイテハド
16分=アモローゾ
               38分=ヌール
47分=アモローゾ
57分=セーニ(PK) 
               68分=アルモンシュタリ

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アーセナル、2連敗!

premireleagueプレミアリーグ 第15週
ニューカッスル 1-0 アーセナル

前節ボルトンにいいところなく敗れたアーセナルが今度はニューカッスルとのアウェイ・ゲームに臨みました。2トップにはアンリとファン・ペルシー。対するニューカッスルの前線にはシアラーとオーウェンが並びました。

前半は圧倒的にアーセナルのペース。ボルトン戦では影を潜めた中盤での多彩なボール回しが復活し、ニューカッスルを圧倒します。ニューカッスルはまったくボールを繋げることが出来ず、防戦一方。ただし、アーセナルもシュートは決まらず、前半を0-0で終了します。

後半は一転ニューカッスルが攻勢に出ます。ファウルすれすれの激しいプレーから、どんどんアーセナルを押し込んでいきます。さらに57分、アーセナルのジウベルト・シウヴァがこの日2枚目のイエロー・カードをもらってしまい、退場。ますます流れはニューカッスルに傾きます。数的不利になったアーセナルは前線のアンリまでボールがまったく繋がらなくなります。数少ないシュート・チャンスもファン・ペルシーが空振り。それでもなんとか失点だけは防いでいたのですが、82分、とうとうニューカッスルがゴールを奪います。アーセナル・ゴール前での攻勢から最後シアラーが倒れながらも右サイドのソラーノにボールを繋ぎ、そのソラーノがゴール左隅へとねじ込みました。1-0。結局これが決勝点となり、北の荒くれ男たちが都会の優美なチームを打ち破りました。

アーセナル、まさかの2連敗。終盤、ヴェンゲル監督がクインシー・オウス=アベイェを投入するというサプライズもありましたが、時間もなく、目だったプレーを披露する余裕まではありませんでした。でも、とうとうヴェンゲルも彼を上で使う意思を固めたんですかね。今後が楽しみになってきました。次節はチェルシーとの対戦です。

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『ペドロ親方の人形芝居』

DVDライブラリーより。

ファリャ作の珍しい人形劇オペラ。

デュトワ&モントリオール響の名コンビの下に作られた愉快なオペラ映像。人形劇と仮面劇を交差させながら、ユーモラスなストーリーが雰囲気たっぷりに描かれます。

★★★

ドン・キホーテ:フスティーノ・ディアス
ペドロ親方:ホアン・カベーロ
口上の少年:ハビエル・カベーロ

管弦楽:モントリオール交響楽団
指  揮:シャルル・デュトワ
演  出:ラリー・ウェインスティン

[  制作:1991年、カナダRHOMBUS  ]

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2005/12/13

松井、決勝アシスト!

ligue1フランス・リーグ1 第18節
ル・マン 1-0 ボルドー

3連敗中のル・マンがホームに現在リーグ3位につけている古豪ボルドーを迎えた一戦。立ち上がりはボルドーが優勢に試合を進めていましたが、20分過ぎに松井選手に対してボルドーのフェルナンドが後方から悪質なファールを犯し、一発退場。これで数的有利に立ったル・マンが盛り返し、徐々に攻めの形を作り出します。トップにいるデメロは相変わらずさっぱりですが、松井がキレのあるドリブルからシュートを放ったり、サイドからのクロスに合わせてゴールを狙ったりして、得点の気配が生まれてきます。そして43分、左サイドを駆け上がった松井からのゴール前へのマイナスのクロスにバングラが左足で合わせ、ゴール。ル・マンに待望の先制点が生まれます。

後半もル・マンが試合の主導権を握りますが、攻撃に人数をかけられないボルドーも前線でダルシュビーユが孤軍奮闘、鋭い動きからル・マンのDFを切り裂いて、ゴールを脅かします。が、得点には至らず。一方ル・マンも再三好機を作りますが、決めきれません。松井もヒール・シュートやダイビング・ヘッドなどという大技小技を繰り出しましたが、残念ながらゴールは実りません。とりわけ、GKの目の前でのダイビング・ヘッド、あれは決めてほしかった・・・。

結局、そのまま1-0でタイムアップ。ボルドーにとっては痛い1敗、ル・マンはトンネル脱出です。それにしても、ル・マンにはまともなFWが必要ですね。3ヶ月ゴールのないデメロは周りとまったく連携が取れず、意味不明の動き方ばっかりしているし・・・。冬のメルカート(移籍市場)、期待しています。

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2005/12/12

『トリスタンとイゾルデ』(バイエルン州立歌劇場)

dvd-tristan-bayerischeDVDライブラリーより。

幕が開くと青い空の下、地中海クルーズでもしているようなモダンな客船の甲板上で、デッキチェアに身を横たえてカクテルなんぞを嗜む有閑マダム風のブランゲーネと、傍に立って悲嘆にくれているイゾルデという構図で始まる、ちょっと異様な『トリスタン』。コンヴィチュニーのイカシた(異化した?)演出には苦笑せざるを得ないところも多々ありますが、現代最高のイゾルデ歌い、マイヤーの威力をたっぷりと味わうことが出来ます。が、トリスタン役のアメリカ人テノール、ウェストが、どうしてもドイツ語というよりは英語風の開放的な母音発声になってしまう部分があるのが難点、かな?立派なヘルデン・
テノールなんですけどね。やはり、難しい作品です。

★★★

トリスタン:ジョン・フレデリック・ウェスト
イゾルデ:ワルトラウト・マイヤー
マルケ王:クルト・モル
クルヴェナール:ベルント・ヴァイクル
メロート:クラエス・アーカン・アーンシェ
ブランゲーネ:マリヤーナ・リポヴシェク
牧童:ケヴィン・コナーズ
舵取り:ハンス・ヴィルブリンク
若い水夫:ウルリヒ・レス

合  唱:バイエルン州立歌劇場合唱団
管弦楽:バイエルン州立管弦楽団
指  揮:ズービン・メータ
美術・衣裳:ヨハネス・ライアッカー
演  出:ペーター・コンヴィチュニー

[  収録:1998年、バイエルン州立歌劇場  ]

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2005/12/11

『トリスタンとイゾルデ』(ベルリン・ドイツ・オペラ)

dvd-tristan-berlinDVDライブラリーより。

ベルリン・ドイツ・オペラの来日公演のライブ映像。ロープを張り巡らせて船を表わした第1幕など、ギュンター・シュナイダー=ジームセンの簡潔で印象的な舞台セットの上で、当時のベルリン・ドイツ・オペラ総監督、ゲッツ・フリードリヒが凝縮度の高い『トリスタン』を実現させている。が、トリスタン役のルネ・コロが甘美にして尚且つ力強い充実の歌唱を披露しているのに較べ、イゾルデ役のギネス・ジョーンズがやや弱い。無理して歌っている感じがして、聴いていてちょっと辛い。脇は結構揃っていると思うのだが・・・。なんとも難しい作品だ。

★★★

トリスタン:ルネ・コロ
イゾルデ:ギネス・ジョーンズ
マルケ王:ロバート・ロイド
クルヴェナール:ゲルト・フェルトホフ
メロート:ペーター・エーデルマン
ブランゲーネ:ハンナ・シュヴァルツ
牧童:ウヴェ・ペパー
舵取り:イワン・サルディ
若い水夫:クレメンス・ビーバー

合  唱:ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
管弦楽:ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
指  揮:ジリ・コート
美  術:ギュンター・シュナイダー=ジームセン
衣  裳:インゲ・ユスティン
演  出:ゲッツ・フリードリヒ

[  収録:1993年9月24・29日、NHKホール  ]

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2005/12/10

さらば、ウディネ

UEFACLチャンピオンズリーグ グループリーグ最終節

CLもいよいよグループリーグ最終節。見ることが出来たゲームの中から簡単に。

C組:ウディネーゼ 0-2 バルセロナ
あと勝ち点1でグループ2位通過が決まるウディネが、すでに1位通過が決まって、ロナウジーニョ、エトーらの主力を休ませたバルサに対して、攻め込まれながらもゴールを死守し、狙い通りのドローを手にする直前までいきました。が、残り5分でまさかの2失点。得点を決めたのはエスケロ、イニエスタの控え組。さすがにバルサ、控え組も強力です。裏カードでブレーメンがパナシナイコスを破ったため、ウディネは惜しくもブレーメンに次ぐグループ3位で終了。CL初挑戦も終わりを告げました。UEFAカップでの健闘を祈ります。

E組:PSV 2-0 フェネルバフチェ
グループリーグ突破のために勝利がほしいPSVが、手堅い試合運びで望み通りの勝利を得ました。得点は2点ともセットプレーから(得点者=コクー、ファルファン)。フェネルバフチェはPSVの組織だった守備を崩すことが最後まで出来ませんでした(・・・頼みの綱のアネルカを後半途中で下げてしまったのには驚いたよ!)。ヒディング監督は、やはりやり手です。この組は、この日シャルケ04を下したACミランとともに、PSVが決勝トーナメント進出です。

(追加です。)
D組:ベンフィカ 2-1 マンチェスター・ユナイテッド
主力を怪我で欠くベンフィカ相手に、マンUがG.ネヴィル&スコールズのコンビで先制したものの、その後あっさり逆転を許し、あえなく敗戦。決勝トーナメント進出どころか、UEFAカップにすら残れない屈辱のグループ最下位に沈みました。この組からはベンフィカと、この日リールを下したビジャレアルがグループを突破。リールがUEFAカップに回りました。

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W杯組み分け決定!

world_cup_germanyワールドカップ本戦の1次リーグの組み分けが決まりました。日本はブラジル、クロアチア、オーストラリアと同組です。

って、おい!あれほどオーストラリアと同じグループになってくれるな、と言っていたのに!個人的な友人が多すぎるんだってば、あそこは!ワールドカップ出場が決定したときにはメールで祝福して互いに喜び合ったというのに、これからどうすりゃいいんだよ!(爆)あ~あ、困った・・・。

でも、冷静に見て、勝ちが見込めるとすりゃオーストラリアだよね、この組は。クロアチアはあのスウェーデンを抑えて欧州予選を無敗で首位通過した強豪だし、ジーコの母国、ブラジルはいわずもがな・・・。よくて1勝1分け、って感じかな?初戦のオーストラリア戦を落したら、苦しいでしょうね。

そういや、イングランドのエリクソン監督も母国スウェーデンと対戦することになってしまいましたね。なんとも皮肉な巡り合わせです。ワールドカップ・ドイツ大会まで、いよいよあと半年!

********************

グループA:ドイツ、コスタリカ、ポーランド、エクアドル
グループB:イングランド、パラグアイ、トリニダード・トバゴ、スウェーデン
グループC:アルゼンチン、コートジボワール、セルビア・モンテネグロ、オランダ
グループD:メキシコ、イラン、アンゴラ、ポルトガル
グループE:イタリア、ガーナ、アメリカ、チェコ
グループF:ブラジル、クロアチア、オーストラリア、日本
グループG:フランス、スイス、韓国、トーゴ
グループH:スペイン、ウクライナ、チュニジア、サウジアラビア

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2005/12/09

『タンホイザー』(バイロイト音楽祭)

Dvdtannhauserbayreuther DVDライブラリーより。

ウォルフガングが珍しく亡き兄、ヴィーラントの所謂「新バイロイト様式」に擦り寄った抽象的な演出を試みたプロダクション。渦状の模様が入った舞台の上で展開する。シノーポリの構成感の取れた音楽の運びの中、題名役のリチャード・ヴァーサルがとにかく素晴らしい。彼はこの後、1996年にメトロポリタン歌劇場での『マクロプーロス事件』の公演中に心臓発作をおこして急逝してしまいましたが、本当に惜しい人を亡くしたものです。あっ、シノーポリも2001年ベルリン・ドイツ・オペラで『アイーダ』を指揮している最中に亡くなったんでしたね。なんだか不思議な因縁です。あらためて、二人に祈りを捧げたいと思います。

★★★★

タンホイザー:リチャード・ヴァーサル
エリーザベト:チェリル・ステューダー
ベーヌス:ルティルド・エンゲルト・エリー
ヘルマン:ハンス・ゾーティン
ヴォルフラム:ウォルフガング・ブレンデル
ワルター:ウィリアム・ペル
ビテロルフ:ジークフリート・フォーゲル
ハインリヒ:クレメンス・ビーバー
ラインマル:シャーンドル・ショーヨム・ナジ
牧童:ロイ・ロビンソン
4人の小姓:ジョイ・ロビンソン
          アンネローレ・ウェーバー
          ウルリケ・ヘイゼ
          ルネ・ファーヴァー・ゾンネ

バレエ:ジュール・バレエ
合  唱:バイロイト音楽祭合唱団
管弦楽:バイロイト音楽祭管弦楽団
指  揮:ジュゼッペ・シノーポリ
演  出:ウォルフガング・ワーグナー

[  収録:1989年、バイロイト祝祭劇場  ]

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2005/12/08

『アイーダ』(ロイヤル・オペラ)

Dvdaidaroyal DVDライブラリーより。

NHK-BS2がコヴェントガーデンから衛星生放送したときの映像。『アイーダ』にしてはやけに節約型の舞台で、大掛かりな舞台装置はまったく出て来ない。ま、それが悪いとは言わないが、よりによって撮影監督がブライアン・ラージなので、本当に見どころのない映像になっている。ラダメス役のデニス・オニールはこの頃ロイヤル・オペラで連続してヴェルディ作品で主役を張っていたようだけれど、そんなに人気あったのでしょうか?相手役、ステューダーは丁寧に歌っているが、やけに額が汗で光っています。ほかの人はそうでもないので、彼女、体調が悪かったのかもしれません。ディンティーノは
いささか影が薄い。

★★

アイーダ:チェリル・ステューダー
アムネリス:ルチアーナ・ディンティーノ
ラダメス:デニス・オニール
アモナズロ:アレクサンドル・アガーケ
ランフィス:ロバート・ロイド
エジプト王:マーク・ビースリー
使者:ジョン・マースデン
ほか

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:エドワード・ダウンズ
振  付:ケイト・フラット、ウィリアム・ホッブス
美  術:マイケル・イエーガン
照  明:ハワード・ハリソン
演  出:エライジャ・モシンスキー

[  収録:1994年6月、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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2005/12/07

クインシーを見逃すな!

englandカーリングカップ 4回戦
アーセナル 3-0 レディング

プレミア第14週のボルトンvsアーセナル戦も見たんですが、ヒデ抜きで放り込みサッカーをやっているボルトンに対して、アウェイに弱いアーセナルが全然パスが繋がらず、いいところなく0-2で完敗。こんなゲームのことを書いてもまったくもってツマラナイので、意表を突いて(?)先週行われたカーリングカップの話題でも。

対戦相手のレディングはリーグ・チャンピオンシップ(=2部相当)のチーム。でも、現在そこで首位を走っていて、しかもここ23試合無敗です。アーセナルは2軍メンバーが主体で、トップチームからはレジェスとファン・ペルシーが先発で登場しました。

アーセナルの若い選手たちの中に、いたっ!クインシー・オウス=アベイェだっ!ワールドユースで日本チームをきりきり舞いさせた、あのオランダ代表、クインシーがプレーしています。スピードのあるドリブルはやはり凄いです。あっという間にレディングの選手を置き去りにして、次々とチャンスを生み出します。先制点はそのクインシーからレジェスへのスルーパスから生まれたもの(12分)。2点目はレジェスがDFと競って後ろに流したところをファン・ペルシーがエリア手前から蹴り込みました(42分)。このあたりはさすがにトップチームの貫禄です。

後半もクインシーが走り回ります。パスサッカー主体のアーセナルにあって、こういう選手も貴重だと思うんですけど・・・。パス・センスも結構あるようだし、ヴェンゲル、上で使ってくれないかなあ?なんてことを考えていたら、ファン・ペルシーと交代で入ったルポリ(イタリア出身)が65分、わざありのゴールを決めて、3-0。アーセナルが勝負を決しました。

レディングは無敗記録こそ止まってしまいましたが、なかなか頑張っていました。不安定なアーセナルのDFを突いて、幾度となく決定機を作り出していたし・・・(それでたまらずヴェンゲルは、後半途中、DFラインにシガンを投入せざるを得なくなりました。「シガン!?」っていうのはこの際いいっこなしです)。詰めのシュートが上手くいかなかったのは惜しまれます。

アーセナル、順当に準々決勝進出。次もリーグ1(=3部相当)のドンカスターとの対戦なので、またクインシーのプレーが見られるのではないでしょうか。準々決勝は12月第4週です。今回見逃した方、必見ですよ!

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2005/12/06

リヨン、PSGを下す

ligue1フランス・リーグ1 第17節
リヨン 2-0 パリ・サンジェルマン

今季いまだ無敗で突っ走る王者リヨンが、ホームに4位のパリ・サンジェルマン(以下、PSG)を迎えた一戦。PSGといえば、現在得点ランキング独走中のパウレタがいますが、私のお気に入りはMFのドラソー。フランス代表でも活躍しているこの32歳の中堅選手は、中盤の底でも前線でも、どこでも仕事が出来るユーティリティ・プレーヤーです。先日のドイツとの代表戦では、欠場のジダンに代わって司令塔を務めました。かってはリヨンで5シーズンもプレーしていたドラソー。この日も試合開始前、リヨンの選手やサポーターたちから暖かく迎えられていました。人気者だったんですね、彼は。

さて、ゲームの方はいきなりリヨンが先制します。5分、右CKをPSGがクリアしたボールをエリア外からティアゴがボレー・シュート。これが当り損なって左サイドに転がったところをフレッジが振り向きざまのボレー。見事にゴール・ネットを揺らしました。PSGも攻撃に出たいところですが、リヨンがきっちりとパスコースを消し、パウレタやカルーにいい形でボールが渡りません。一度ドラソーからパウレタへのスルーパスが決まって抜け出したのですが、パウレタが最後の最後でシュートを蹴り損ないます。前半リヨンの1-0。

後半は徐々にPSGもスペースを見つけ出して攻め込みますが、ゴール前は隙がなく、リヨンの守護神クペの安定したセービングもあって、沈黙を強いられます。前線のロタン、パウレタ、カルーも孤立気味で、ほとんど連携が取れません。そしてそのままロスタイム。前掛かりになったPSGの隙を突いてリヨンが逆襲。途中出場のカリューが目の前のDFの裏を通して、ゴール左隅にシュートを流し込みました。

リヨン、やはり強いです。ひとつひとつのプレーが組織だっていて、無駄がない。PSGもドラソーがなんとか中盤で攻撃を組み立てようとするのですが、リヨンの壁はやはり厚かった。前人未到のリーグ5連覇は、こりゃカタイ?

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『欲望という名の電車』(サンフランシスコ歌劇場)

dvd-streetcarDVDライブラリーより。

原作はいうまでもなくテネシー・ウィリアムズの代表作。サンフランシスコ歌劇場から委嘱を受けたアンドレ・プレヴィンが新作オペラ(台本:フィリップ・リテル)として書き下ろした。変種の『アメリカ版ルル』みたいな趣きです。

★★★

ブランチ・デュボワ:ルネ・フレミング
ステラ・コワルスキー:エリザベス・フトゥラル
スタンリー・コワルスキー:ロドニー・ギルフリー
ミッチ:アンソニー・ディーン・グリフィー
ユーニス:ジュディス・フォースト
スティーヴ:マシュー・ロード
ゴンザレス:ルイス・オロペサ
新聞集金の若い男:ジェフリー・レンツ
花売り:ジョセファ・ゲイヤー
医師:レイ・ラインハルト
看護婦:リン・ソファー

管弦楽:サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
指  揮:アンドレ・プレヴィン
演  出:コリン・グレイアム

[  収録:1998年9月、サンフランシスコ、ウォー・メモリアル・オペラハウス  ]

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2005/12/05

マドリーの監督解任劇

時間の問題ではありましたが、とうとうレアル・マドリードのルシェンブルゴ監督が解任されました。まあ、リーガでの成績を見ると、これも当然の成り行きだとは思います。マドリーのシーズン途中での監督解任というのも、なんだか恒例化してしまったような・・・。

でも、いまさら監督を代えてもねえ。マドリーの現在の不振の元凶は、ルシェンブルゴ解任を決めた経営陣にあると私は考えています。チーム事情より収益を優先させてアジア・ツアーを実施するようなオーナーたちなんか、まったくもってイラナイです。マドリー、どっかの国の大富豪に買収してもらったほうがいいかもよ?(あっ、株式公開してたっけか?)

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『カルメン』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-carmen-metDVDライブラリーより。

86年5月にプレミエが出たプロダクションだが、この映像が収録された87年2月の公演ではキャストが大幅に入れ替わり、元々の演出を担当したピーター・ホールのクレジットも外されている。参考までにプレミエのキャストを挙げておくと、カルメンがマリア・ユーイング、ドン・ホセがルイス・リマ、エスカミーリョがマイケル・デヴリン、そしてミカエラがキャサリン・マルフィターノだった。

さて、この映像。バルツァ・ファンの私には最高の『カルメン』です(←やはり馬鹿)。出来ればもうちょっと若い頃のバルツァで見たかった気はするものの、その張りのある、表情豊かな歌い回しにはただただ感嘆します(妖艶でありゃいいってもんじゃないでしょ、カルメンは?)。たとえ相手役が私の苦手なカレーラスでも(ドン・ホセには結構はまっているんですけどね)、闘牛士になりきったレイミーがいるから大丈夫(爆)。舞台もメットらしいスケールで、レヴァインが大いに音楽を盛り上げています。それにしても、メットの映像って、いつもいつもブライアン・ラージの撮影なんですけど、独占契約でもしているの?

★★★★

カルメン:アグネス・バルツァ
ミカエラ:レオーナ・ミッチェル
ドン・ホセ:ホセ・カレーラス
エスカミーリョ:サミュエル・レイミー
フラスキータ:マイラ・メリット
メルセデス:ダイアン・ケスリング
レメンダード:アンソニー・ラチューラ
ダンカイロ:ブルーチュ・ハバード
モラレス:バーノン・ハートマン
スニーガ:アラ・バーバリン
リーリャス・パスティア:ニコ・カステル
山の案内人:シャルル・デュバル

合  唱:メトロポリタン歌劇場合唱団
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
装置・衣裳:ジョン・バリー

[  収録:1987年2月、メトロポリタン歌劇場  ]

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2005/12/04

ドログバ復帰、メンディエタ不在

premireleagueプレミアリーグ 第14週
チェルシー 1-0 ミドルスブラ

前節のポーツマス戦でクレスポが肋骨を痛めたので、この試合には膝の負傷でしばらく休んでいたドログバが戻ってきました。ミドルスブラといえばメンディエタのプレーが見たかったのですが、彼も怪我で戦列を離れています。残念。

ゲームとしてはチェルシーが支配して、次々とミドルスブラ・ゴールを脅かすのですが、ドログバ、ランパードたちのシュートがことごとく外れます。ドログバは本調子には程遠く、ランパードにも冴えがありません。サイドではキレキレのプレーを見せて幾度となくDF陣を切り裂いていたロッベン(こちらも復帰組)も、中に切れ込んで放つシュートには精度がありません。対するミドルスブラも前半大きなチャンスを作り、最後ハッセルバインクが正面からシュートを放ったのですが、惜しくもポストに嫌われます。前半0-0。

後半に入って61分、やっと点が入ります。チェルシー、ダフの右CKをゴール正面でジョン・テリーがフリーで(?)ヘディング。これをミドルスブラのDF、GKが止め切れず、ボールがゴール・ラインを割りました。チェルシー、先制です。

結局これが決勝点。後半のミドルスブラはあまりに覇気がなく、チェルシーを慌てさせるような攻撃を繰り出すことがまったく出来ませんでした。やはりメンディエタのプレーが見たかった・・・。チェルシー、無難に勝ち点3を追加。次はチャンピオンズリーグ、リバプール戦です。

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2005/12/03

セレッソ、無念のドロー!

Jリーグ 最終節
セレッソ大阪 2-2 FC東京
川崎フロンターレ 2-4 ガンバ大阪

世界でも例を見ない、5位のチームにまで優勝の可能性が残されて迎えたリーグ最終節。前節首位に立ったセレッソ大阪が、西澤の2ゴールでリードしながら、終了目前の90分にCKから失点し、同点に持ち込まれて痛恨のドロー。2位のガンバ大阪が逆転優勝を遂げました。

セレッソ、またタイトルに手が届かず。森島、西澤、可哀想・・・。優勝させてやりたかった・・・。

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『火刑台上のジャンヌ・ダルク』(サイトウ・キネン・フェスティバル)

cdjeanne_darcDVDライブラリーより。

アルチュール・オネゲル作の劇的オラトリオ。詩はポール・クローデル。

サイトウ・キネン・フェスティバルのプロダクション。正面奥の壇上に合唱団を配し、手前のオーケストラを取り囲むように狭い演技スペースが設けられている。音楽と詩とが緊密に結び付いたこの作品を、ジョルジュ・ウィルソンの好サポートを得て、小澤が彼ならではの美感を生かして濃密にまとめ上げている。マルト・ケラー(語り役)の熱演も見事。

★★★★

ジャンヌ・ダルク:マルト・ケラー
修道士ドミニク:ジョルジュ・ウィルソン
先導/書記/司祭:ベルナン・ドフチェフ
伝令官/酒樽母さん:パオラ・ランジ
伝令官/王/ウルトビーズ:ピエール・マリー・エスクールー
聖母マリア:クリスチーヌ・バルボー
マルグリート:マリア・ファウスタ・ガラミーニ
カトリーヌ:西明美
一つの声/ポルギュラス/伝令官Ⅰ/書記:ジョン・エイラー
一つの声/伝令官Ⅱ:ブライアン・マシューズ
子供の声:レナ・ジュンタ

舞  踊:田中泯、舞塾
振  付:田中泯
合  唱:東京オペラ・シンガーズ
      晋友会合唱団
      SFK松本児童合唱団
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
指  揮:小澤征爾
装  置:アウグスト・パバネル
衣  裳:エルサ・パバネル
照  明:ジャン・カルマン
演  出:ジョルジュ・ウィルソン

[  収録:1993年9月7日、長野県松本文化会館  ]

*画像は関連CDのものです。

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2005/12/02

『カルメン』(ロイヤル・オペラ)

dvd-carmen-royalDVDライブラリーより。

スペインの女流演出家、エスペルトの手による舞台。手の込んだ巨大なセットの中で展開する。したたかで妖艶なユーイングのカルメンと、田舎娘らしい純情無垢なヴァドゥヴァのミカエラ。女性陣の対象の妙はたしかに利いているのだが、リマとキリコの男性陣がどうも微妙。リマが立派すぎるのかもしれない。ついでに言っておくと、ユーイングのカルメンは当り役なんだろうけど、私はあまり魅力を感じません。なぜかな?いっちゃってるからだろうな(爆)。最後はリマもいっちゃって、分けの分らないものを使ってカルメン殺害に及びます。メータが手堅く音楽をまとめている。

★★★

カルメン:マリア・ユーイング
ドン・ホセ:ルイス・リマ
ミカエラ:レオンティーナ・ヴァドゥヴァ
エスカミーリョ:ジーノ・キリコ
フラスキータ:ジュディス・ハワース
メルセデス:ジーン・リグビー
スニーガ:ロデリク・アーレ
モラーレス:クリストファー・ブース・ジョーンズ
アンドレス:ジャン・ピエール・ブランシャール
ダンカイロ:ブルーノ・カプローニ
レメンダード:フランシス・エガートン

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:ズービン・メータ
演  出:ヌリア・エスペルト

[  収録:1991年4月、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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2005/12/01

『妹に恋した兄』(ミラノ・スカラ座)

dvdfrate_nnamoratoDVDライブラリーより。

ペルゴレージ作のオペラ・ブッファ(初演は1732年)。舞台となっているのは1730年のナポリ。

ほとんど忘れ去られていたオペラを復活上演する嗜好のあるムーティの息が掛かったプロダクション。階段を前に配した門構えだけで屋敷を表現するなど、白を基調とした単純な舞台装置、衣裳でスッキリ綺麗にまとめられている。静的過ぎる嫌いはあるが、配役がコルベルリ、ディンティーノ、フォチーレなどなど、適材適所の実力者を揃えており、精練なペルゴレージの音楽の妙味が味わえる楽しい舞台に仕上がっている。

★★★

マルカニエッロ:アレッサンドロ・コルベルリ
ルクレッツィア:ルチアーナ・ディンティーノ
ドン・ピエトロ:ブルーノ・デ・シモーネ
アスカーニオ:ヌッチア・フォチーレ
カルデルラ:ニコレッタ・クリエル
カルロ:エツィオ・ディ・チェーザレ
ネーナ:アメリア・フェルレ
ニーナ:ベルナデッテ・マンカ・ディ・ニッサ
ヴァンネルラ:エリーザベト・ノルベルク・シュルツ

管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
演  出:ロベルト・デ・シモーネ

[  収録:1989年12月、ミラノ・スカラ座  ]

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