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2005/11/02

『ローエングリン』(ウィーン国立歌劇場)

dvd-lohengrin-viennaDVDライブラリーより。

当時ウィーン国立歌劇場の音楽監督だったアバドが、ウィーンで初めてワーグナーを振るということで評判になった公演。題名役のドミンゴが公演直前に風邪をひいてしまったため、残念ながら万全のフォームとはいえないが、それでも光彩を放っているところはさすがだ。それになんといっても、その凛とした立ち居振る舞いはやはり見映えがする。舞台はオーソドックスな作りだが、アバドの音楽は重厚感よりも明晰性が勝った、ユニークなものになっている。エルザのステューダーもよく歌っているが、オルトルートのヴェイゾヴィチが極めて充実した歌唱を披露している。

★★★

ローエングリン:プラシド・ドミンゴ
エルザ:チェリル・ステューダー
ハインリヒ王:ロバート・ロイド
テルラムント:ハルトムート・ヴェルカ
オルトルート:ドゥーニャ・ヴェイゾヴィチ
式部官:ジョージ・ティチー
ほか

合  唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指  揮:クラウディオ・アバド
演  出:ヴォルフガング・ウェーバー

[  収録:1990年1月28日、ウィーン国立歌劇場  ]

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コメント

へえ、このドミンゴは風邪ひいてるんですか。見たときは気付かなかったな~。まあ、「ローエングリン」を全曲通して聞いたのもこれが初めてで、比較対象が無かったから気付かなかったんでしょうけど(笑)

>オルトルートのヴェイゾヴィチが極めて充実した歌唱
私も彼女が印象に残っています。つくづく、ワーグナーのメゾの役って怖いな~と思いました(笑)

投稿: Sardanapalus | 2005/11/02 22:13


Sardanapalusさん、こんばんは。

そうそう、ワーグナーのメゾはコワイ~!(笑)
この辺のことは、きのけんさんが語り出すと止まらないから尚コワイ~!(爆)

投稿: Orfeo | 2005/11/02 22:30

はっ?(笑)…

 それよりもねえ、可笑しいのは…、アバドってのは、一つオペラの制作を作ると、方々で同じものを演ってたじゃない。《シモン・ボッカネグラ》だったらパリでもスカラ座同様ジョルジョ・ストレーレル演出版だったり(パリのはスカラ座の引っ越し公演ではなくて、再演も可能な自らのプロダクションで、再演の時は、ちゃんとギャウロフがライモンディに、フィレーニがリチャレッリに代わってってます)、keyakiさんのとこで出た《カルメン》だったらピエロ・ファジョーニ版をパリで再制作したりとか、《ペレアス》ならスカラとウィーンが同じアントワーヌ・ヴィテーズ版だったり…(これはパリには来てません)。
 ところがスカラ座の《ローエングリン》だけは、御大が一ヶ月以上も前からキャスト全員を集めてリハーサルに励んでいるというのに、アバド自身がちっともミラノに戻ってこないため(当時LSO音楽監督を兼任)、ストレーレルをかんかんに怒らせちゃったもんで、ウィーンではストレーレル版が使えないでやんの(笑)。確か、当時ストレーレルはウィーンのブルク劇場の芸術顧問かなんかやってたはづなのに…だな。
きのけん

PS:そうそう、オペラ・レビューのINDEXは左フレームに出しっぱなしにしておくと便利だよ。僕はしょっちゅうあすこに行ってたよ!
 それから、よく歌手が公演前に「風邪ひいてます」ってアナウンスさせるのは80%ウソだぜ。ミュンヒェンでも、ほんのちょっと調子が悪いと、「アタシ、今日は風邪ひいてますからね!」とアナウンスさせてた女性歌手がいたなあ…。それでいて絶好調になって、本人が苦笑してたり(笑)…。ああやっとくと気分的に楽なんだね。

投稿: きのけん | 2005/11/05 14:54

>オペラ INDEX
あっ、出てた!今からそっちへ行きます。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/11/05 14:57


ストレーレルって、その手の話多いですね。ショルティともやっちゃったんですよね。好きだなあ。

というか、演劇畑の人間にすりゃ、稽古に時間を掛けるのは至極当然ですもんね。ヴィテーズなんか、『繻子の靴』の稽古に1年と4ヶ月も掛けたというし・・・。こんなの、お忙しい音楽家先生には絶対無理!(爆)

投稿: Orfeo | 2005/11/05 19:39

そうそう。一度ベルナール・ソーベルがシャトレ座でエサ=ペッカ・サロネン指揮ダラピッコラの《囚人》(CDになってるやつ)の演出をやった時、その1年前くらいから、シャトレ座のサロネンのコンサートに毎回通って来てるワケよ。一度隣り合わせになったから、もちろんサロネンはジュヌヴィリエ市立劇場に貴方の芝居を見に来たことがあるんでしょうな…と訊ねたら、一度だってあるわけねえだろ、と言って大爆笑。
 でも、ブーレーズはちゃんとシェローの芝居を見にナンテールまで来てたぜ。それも地下鉄に乗ってだな!…御用車なんかで来ないんだよ。いくらなんでもサロネンよりブーレーズの方が多忙だったと思うけどねえ…。
 アバドさんはしょうがないんだ。一度、パリにスカラの引っ越し公演で《ヴォツェック》(1979)を振りに来た時だって、月《ヴォツェック》(ガルニエ)、火ヴェルディ《レクイエム》(シャンゼリゼ劇場)、水《ヴォツェック》、木《レクイエム》、金《ヴォツェック》、土朝サルヴァトーレ・アッカルドとのベルク・コンサート(シャンゼリゼ劇場)、夜《レクイエム》、日《ヴォツェック》(マチネで終演直後にオケ&合唱団こもごもミラノへバスで帰還…てな具合だったもの!…。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/11/06 03:41

>sardanapalusさん、

ついでに
…僕のBBS (リンク↓)から sardanapalusさんのブログへリンクが貼ってあります。
No. 451 「おお!オペラ座の怪人だあ!」です。
きのけん(=CineKen2)

投稿: きのけん | 2005/11/06 03:49


そこいくと、ミンコは偉いですよね。芝居とかもよく見に行っているようだし・・・。

私がグルノーブルにお邪魔したときは、一緒に映画を見に行きましたよ。ちょうどロードショウ公開されたばかりの《フィフス・エレメント》!

投稿: Orfeo | 2005/11/06 08:59

 Orfeoさん、こんばんは~。。

ワーグナーは・・・怖いですねぇ。。
暫くオペラ、続くかもです~^^

投稿: プラム | 2006/07/22 01:06


プラムさん、おはようございます。TBありがとうございました。
ワーグナーは怖いけど、ワーグナーについて書くのは、もっと怖いですよ(笑)。
TB返しさせていただきます。

投稿: Orfeo | 2006/07/22 08:33

2013年明けまして、おめでとう。
昨年はキノケン(木下健一)の墓参りをやっとできました。代わりに,よろしくお願いしますね。笑^^)

投稿: 東京地図を歩くーまつばやし | 2013/01/03 14:59


>まつばやしさん
あけましておめでとうございます。
私も昨年の春、お墓参りに行ってきました。
今年も行ければいいのですが。

投稿: Orfeo | 2013/01/03 19:46

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受信: 2006/07/22 01:07

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