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2005/11/28

『ウリッセの帰還』

dvd-ulisseDVDライブラリーより。

モンテヴェルディ作(初演1640年)。

ポネルとアーノンクールのコンビによるオペラ映画。けして華美ではないのだが、細々と作り込みすぎて見辛いところがある。演出もわざとらしい。アーノンクールの指揮も同様で、モンテヴェルディの豊かな音楽世界を味わうには喧し過ぎて、落ち着きがない。それにしても、当時73歳にしてこんな力強いオペラを書き上げたモンテヴェルディというのも凄いと思う。

★★

人間のはかなさ/ウリッセ:ウェルナー・ホルヴェーク
時:ウェルナー・グレッシェル
運命/ジュノーネ(ヘラ):レナーテ・レンハルト
愛:クラウス・ブレットシュナイダー
ペネーロペ:トルデリーゼ・シュミット
テレーマコ:フランシスコ・アライサ
アンティノオ:サイモン・エステス
ピサンドロ:ペーター・シュトラーカ
アンフィーノモ:ポール・エスウッド
エウリーマコ:ピーター・ケラー
イーロ:アーリー・リース
メラント:ジャネット・ペリー
エリクレーア:マリア・ミネット
エウメーテ:フィリップ・フッテンロッハー
ジョーヴェ(ゼウス):ヨセフ・デーネ
ネットゥーノ(ネプチューン):ハンス・フランツェン
ミネルヴァ(アテナ):ヘルルーン・ガルドー

管弦楽:チューリヒ歌劇場モンテヴェルディ・アンサンブル
指  揮:ニコラウス・アーノンクール
演  出:ジャン・ピエール・ポネル

[  制作:1980年、チューリヒ  ] 

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コメント

TBしました^^!

投稿: edc | 2005/11/28 07:44


edcさん、TB&画像提供、ありがとうございます。
TB返しさせていただきますね。

投稿: Orfeo | 2005/11/28 08:35

トルデリーゼ・シュミットが、美しい!

音楽が単調(好き嫌いは別にして)ですので、せめて、美しく見せていただかないと。
これを、眠らないで見る事ができたのは、トルデリーゼ・シュミットのおかげかな。あとアライサも。
私の場合、こういうのは、他のオペラで見て、印象に残っている歌手が出てないと、たいくつなんですよ。

投稿: keyaki | 2005/11/28 09:21


keyakiさん、こんにちは。

シュミット、綺麗ですね。なるほど求婚者たちが次々と現われるわけだ(笑)。
それにしても、クラシック聴いていて、「うるさいっ!」なんて思うのも、なかなかないな(爆)。

投稿: Orfeo | 2005/11/28 12:24

 そういや、こういうのがあったですなあ!…。ポール・エスウッドと、バロック専門家というより現代音楽のスペシャリストのフィリップ・フッテンロハーを除いてバロック声楽の専門家が一人も入ってない!…。サイモン・エステスは当時バイロイトのオランダ人だったし、アーリー・リースもヘルデン・テノール。
 アーノンクールとレオンハルトのバッハ・カンタータ全集なんかでも、当時はこれら普通のオペラ歌手たちが平気で出てきていたもんなんですね。
 アーノンクール=ポネル=チューリヒのモンテヴェルディ・ツィクルスは当時名高い製作で、パリにも客演の予定が立っていたんですが、国立歌劇場、市立シャトレ座とシャンゼリゼ劇場が招聘の件で三つ巴の大喧嘩を始めちゃったもんで、アーノンクールが呆れ返っちゃって、結局すべてキャンセルでパリ公演はなし…。聴きそびれた(笑)。特に《ウリッセ…》は1992年まで(>リンク:きのけん下線)実演に接したことが一度もなかったんじゃないかな?…。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/11/29 04:51


そうですね。私が違和感を感じているのは、バロック専門家が少ないってのが大きいのかもしれません。ちょっと納得(笑)。

それにしても、師匠のポネルがモンテヴェルディでこんな舞台を作っているというのに、弟子のパスカルはミンコと組んで180度反対の舞台を作ってしまった。そのへんがなかなか興味深いです。

投稿: Orfeo | 2005/11/29 09:24

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モンテヴェルディ作曲。クラシカ・ジャパンの放送録画、やっと見ました。この夏、ハリウッド映画「トロイ」を見たばかりですが、トロイ戦争後、帰路難破、十年後、やっと故郷イタカに辿り着いたウリッセ(=オデッセイ=ユリシーズ)が、妻ペネローペに言い寄っていた男たちを皆殺しにするというお話。ユーモア満載でおもしろいのですが、古風な音楽の繰り返しの多さにはちょっと辟易でした。 モンテヴェルディ作曲 ウリッセの帰還 アーノンクール指揮 ポネル演出 チューリッヒ歌劇場 映画版1980年 ウリッセ:ヴェルナー... [続きを読む]

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