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2005年9月

2005/09/30

サンシーロの静かなる戦い

チャンピオンズリーグ グループリーグ第2節 H組
インテル 1-0 レンジャーズ
(イタリア)    (スコットランド)

UEFAカップではヒデのボルトンが逆転勝利で無事1回戦を勝ち抜いて、グループステージへと駒を進めたようですが、私はそのゲームが見ることが出来ないので、CL、ミラノのサンシーロでの一戦を見ました。インテルは昨シーズンのCL準決勝での観客の暴動により、今回のグループリーグのホーム・ゲームはすべて無観客試合を課されていていて、がらんとしたスタジアムの中でのゲームです。レアルからの移籍組のフィーゴとサムエルは出場していますが、期待のアドリアーノやスタンコヴィッチは温存して(週末に国内リーグのユベントス戦があります)、ピサロ、ソラーリ、クルス、マルティンスらが並びました。

序盤は静かな滑り出しを見せていましたが、ペースを握ったのはやはりインテル。38分、マルティンスのスルーパスに抜け出したクルスがレンジャーズのGKに倒されてPKを獲得。だが、クルスがこのPKをポストに当てて失敗、先制のチャンスを逃してしまいます。それでも49分、マルティンスがゴール正面25メートルで倒されてFKを獲得すると、ピサロの蹴ったボールが壁に当たってゴールへと飛び込み、待望の先制点が生まれます。レンジャーズにもチャンスはあったのですが、インテルの壁に阻まれ得点出来ず、結局そのまま試合終了、インテルがCL2連勝を飾りました。好調のインテル、週末のユベントスとの一戦も要注目です。

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『ファルスタッフ』(ミラノ・スカラ座)

dvd-falstaff-scalaDVDライブラリーより。

ヴェルディ没後100年を記念して、ヴェルディの生地、イタリアのブッセートで行われたミラノ・スカラ座による公演。衣裳を含め、1913年のヴェルディ生誕100年祭のトスカニーニによる歴史的舞台を忠実に再現している。たしかに古めかしくはあるが、意外と新鮮でもある。若手歌手たちを統率しながら、ムーティが非常に規模の小さい劇場に合わせた室内楽的な音楽の運びを聴かせている。

★★★

ファルスタッフ:アンブロージョ・マエストリ
フォード:ロベルト・フロンターリ
フェントン:ファン・ディエゴ・フローレス
カイウス:エルネスト・ガヴァッツィ
バルドルフォ:パオロ・バルバチーニ
ピストーラ:ルイージ・ローニ
アリーチェ:バルバラ・フリットーリ
ナンネッタ:インヴァ・ムーラ
クイックリー夫人:ベルナデッテ・マンカ・ディ・ニッサ
メグ:アンナ・カテリーナ・アントナッチ

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
演  出:ルッジェーロ・カップッチョ

[  収録:2001年4月、ブッセート、ヴェルディ劇場  ]

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アンデルレヒトの長い夜

チャンピオンズリーグ グループリーグ第2節 G組
アンデルレヒト 0-1 ベティス

世間の話題はF組のレアル・マドリードの辛勝(レアル 2-1 オリンピアコス)や、G組の英国対決(リバプール 0-0 チェルシー)に集まっているのでしょうが、私が見たのはそのG組の裏カード、ブリュッセルでのアンデルレヒトvsベティスの一戦でした。J SPORTS、もうちょっと頑張れ(?)。

ベルギーのアンデルレヒトはCLの常連チームではありますが、昨シーズンはグループリーグで全敗しています。その前から入れると、現在CLで8連敗中。対するスペインのベティスは今季CL初出場のチームです。G組にはなにせリバプールとチェルシーがいるということもあって、両チームともここは是非勝ち点3が欲しいところ。

開始早々激しく攻め合います。ホームのアンデルレヒトの2トップの一人、イェストロビッチが右サイド角度のないところから強引にシュートを放つと、ベティスのGKドブラスの頭上を抜けてゴール!かと思ったらクロスバーに跳ねられます。直後、今度はアンデルレヒトのDFがGKのプロトにバックパスを送り、プロトがそれを処理しようとしたらベティスの1トップ、オリヴェイラにかっさらわれてゴール!かと思ったらポストに弾き返されました。なにやら危険な匂いが漂う立ち上がりです。

その後、両チームとも攻めに出ますが、優勢なのはベティスのほう。オリヴェイラやトップ下のホアキンなどが次々とゴールを狙いますが、プロトとバー&ポストにことごとく防がれます(ポストに何本当たったことやら?)。後半は久々の勝利を目指すアンデルレヒトが盛り返し、イェストロビッチや2トップの相方、ムペンザが度々シュートを狙っていきますが、ドブラスの好守もあって決まりません。すると69分、ベティスが速攻に出て、ホアキンから前線のオリヴェイラへのラストパスが綺麗に通り、ついにオリヴェイラがプロトの手が届かないゴール右隅にシュートを突き刺しました。

結果、これが決勝点となり、またもやアンデルレヒトは涙を飲むこととなりました。面白いゲームではありましたが、彼らにはなんの慰めにもなりません。CL9連敗・・・。夜明けは遠いようです。

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2005/09/29

『ドン・ジョヴァンニ』(ミラノ・スカラ座)

dvd-dongiovanni-scalaDVDライブラリーより。

これぞストレーレル様式!人物たちの姿まで反射する黒光りの床、暗めでシルエットを綺麗に映し出す照明、一幅の絵画を思わせる風格に満ちた舞台。黒を基調にした、いかにもストレーレル(&フリジェリオ)らしい美しい舞台だ。アレン、デズデーリ、グルベローヴァ、アライサ、マレイ、メンツァー、などなど、歌手陣も充実しているし、ムーティの付ける音楽もダイナミックで、聴き応えがある。究極の『ドン・ジョヴァンニ』だと思う。

★★★★★

ドン・ジョヴァンニ:トーマス・アレン
騎士長:セルゲイ・コプチャク
ドンナ・アンナ:エディタ・グルベローヴァ
ドン・オッターヴィオ:フランシスコ・アライサ
ドンナ・エルヴィーラ:アン・マレイ
レポレルロ:クラウディオ・デズデーリ
マゼット:ナターレ・デ・カロリス
ツェルリーナ:スザンヌ・メンツァー

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
装  置:エツィオ・フリジェリオ
衣  裳:フランカ・スクァルチアピーノ
演  出:ジョルジョ・ストレーレル

[  収録:1987年12月15・19日、ミラノ・スカラ座  ]

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2005/09/28

バイエルンの苦難の道

チャンピオンズリーグ グループリーグ第2節 A組
バイエルン 1-0 ブリュージュ

ハンブルグ戦での敗戦を引きずっているのでしょうか、バイエルンが冴えません。拙攻に次ぐ拙攻の山。なんとか前半31分、左CKをブリュージュのGKがクリアし損ねて裏にこぼれたボールを密集の中、DFのデミチェリスが押し込んで先制。結局これが決勝点でした。ブリュージュにあと少し決定力があったなら、違った結果になっていたことでしょう。

リザラズもバラックも途中で負傷退場してしまったし、バイエルンは今後にまた暗雲が立ち込めてきた感じがします。次節はいよいよユベントス戦です。

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『ドン・ジョヴァンニ』(エクサン・プロヴァンス音楽祭)

Dvddongiovanniaix DVDライブラリーより。

来日公演で日本では既に名高いが、エクサン・プロヴァンス音楽祭が今のリスネル体制になり、その初年度の1998年に発表されたプロダクション。「何もない空間」でお馴染みのピーター・ブルックらしい、椅子とテーブルと棒だけで構成された実にシンプルな舞台の上で、若手歌手たちが生き生きとした演技と歌唱を繰り広げる。観る者の想像力を刺激する独創性に富んだ現代的舞台だ。ハーディング
の颯爽とした古楽的アプローチも心地良い。

★★★★

ドン・ジョヴァンニ:ペーター・マッテイ
騎士長:グヨン・オスカーション
ドンナ・アンナ:アレクサンドラ・デショーティーズ
ドンナ・エルヴィーラ:ミレイユ・ドゥランシュ
ドン・オッターヴィオ:マーク・パドモア
レポレルロ:ジル・カシュマイユ
ツェルリーナ:リーザ・ラーション
マゼット:ネーサン・バーグ

合  唱:ヨーロッパ音楽アカデミー合唱団
管弦楽:マーラー室内管弦楽団
指  揮:ダニエル・ハーディング
演  出:ピーター・ブルック

[  収録:2002年7月22・24・27日、エクサン・プロヴァンス、大司教館劇場  ]

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2005/09/27

『ポッペアの戴冠』(シュヴェチンゲン音楽祭)

dvd-poppeaDVDライブラリーより。

オペラ創生の立役者、モンテヴェルディがその死の前年の1642年に作曲上演した作品。

巨大な地球儀の頂上部の上で繰り広げられる愛憎劇。ハンペの演出はちょっと露出狂じみていて、シースルーの衣裳のシューマンとクロフトの絡みなんかは過度に生々しい。まるで「愛の奥様劇場」状態だ(笑)。ここはモンテヴェルディの簡明かつ豊穣な音楽を再構成したヤーコプスの仕事を評価したい。

★★★

ポッペア:パトリシア・シューマン
ネローネ:リチャード・クロフト
オッターヴィア:キャスリーン・クールマン
オットーネ:ジェフリー・ガル
セネカ:ハリー・ピータース
アルナルタ:カーティス・レイヤム
ヴァルレット:加納悦子
ドルシルラ:ダルラ・ブルックス
乳母:ドミニク・ヴィス
アモーレ:ペトラ・ペンジッヒ
ほか

管弦楽:コンチェルト・ケルン
構成・編曲・指揮:ルネ・ヤーコプス
演  出:ミヒャエル・ハンペ

[  収録:1993年、シュヴェチンゲン音楽祭  ]

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2005/09/26

ハンブルグ、バイエルンを撃破!

ブンデスリーガ 第7節
ハンブルガーSV 2-0 バイエルン・ミュンヘン

バイエルン・ミュンヘンが昨シーズンから続けていた15連勝の記録がとうとう止まってしまいました。止めたのはベンチに高原がいるハンブルガーSV。イギリスではチェルシーからゴールを奪ったアストン・ヴィラが1万ポンドを獲得しましたが(・・・チャリティ行きですが)、ドイツではさすがにお金などという無粋なことはいわず、バイエルンに土をつけたハンブルグにビール会社から2万5千リットルのビールが贈呈されるそうです(・・・こちらはサポーター行き)。

このゲームはハンブルグのホーム・ゲームですが、とにかくピッチの芝の状態が酷すぎました。ボールがバウンドすると、どっちに転ぶか分からない(笑)。当然バイエルンの選手はボールの処理に四苦八苦し、普段のプレーが全然出来ません。ケガから復帰してきたバラックにも冴えがありません。対するハンブルグの選手たちはさすがに慣れきっているのか、簡単にプレーを続けます。そして10分、ハンブルグのトロホウスキのパスがバイエルンの選手に当たってコースが変わり、これが前線のファン・デル・ファールトへの絶妙のラストパスになってしまい、抜け出した彼が冷静にゴールを決めました。ハンブルグ、先制。

後半、バイエルンも選手を入れ替えて、なんとか反撃しようとしますが、相変わらず攻撃の糸口が掴めません。そうしていると逆にハンブルグに追加点を奪われます。62分、トロホウスキ→バルバレス→トロホウスキのワンツーが綺麗に決まり、トロホウスキがそのままゴール。これで勝負は決まりました。ハンブルグ、10年ぶりのバイエルン戦での勝利です。

結果バイエルンの首位は変わりませんが、ハンブルグが勝ち点1差に迫ってきました。ベンチに高原がいるハンブルガーSV、波に乗っています(ピッチもね)。

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『トスカ』(新国立劇場)

DVDライブラリーより。

ファン・ポンスの存在感が図抜けた舞台。登場した瞬間に舞台の空気が一変する。彼を前にすると、ヴァレルもクーピドも影が薄い。マダウ=ディアツの演出は常套的だが、見映えもするし、ツボを抑えた構成になっている。でも、余裕たっぷり、しゃきしゃき動くアンジェロッティってのは可笑しくないかい?(笑)音楽が停滞してしまうところがあるのが残念。

★★

トスカ:シルヴィ・ヴァレル
カヴァラドッシ:アルベルト・クーピド
スカルピア男爵:ファン・ポンス
アンジェロッティ:三浦克次
スポレッタ:松浦健
シャルローネ:大久保眞
教会の番人:山田祥雄
看守:池田直樹
羊飼い:大森智子

合  唱:新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部、多摩ファミリーシンガーズ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指  揮:マルチェッロ・ヴィオッティ
演  出:アントネッロ・マダウ=ディアツ

[  収録:2000年9月30日、東京、新国立劇場  ]

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2005/09/25

アーセナル、浮上せず

プレミアリーグ 第6週
ウェストハム 0-0 アーセナル

無失点で突っ走るチェルシーに対して立ち上がったのは、アーセナルでもマンUでもなく、イギリスの新聞Sun紙でした。チェルシーから点を奪ったら1万ポンドの懸賞金。これが功を奏したのか、今週、アストン・ヴィラのムーアがついにゴールを決めました。でも、チェルシーが結局逆転してしまったので、連勝までは止められず。う~む、残念!次は、チェルシーに土をつけたら懸賞金、にしてくれないかなあ・・・(Sunの懸賞金はチャリティに回る仕組みになっているようなので、ホワイトバンドよりは有益みたいですね)。

そのチェルシーを追ってほしいアーセナルですが、昇格組のウェストハムとのロンドン・ダービーでスコアレス・ドローに終わってしまいました。アーセナルはアンリに加え、ピレスもケガ、ベルカンプも腰を痛めたとかで欠場です。というわけで、2トップはレジェスとファン・ペルシーの2人。ゲームとしては完全にウェストハムが優勢で、アーセナルはウェストハムの激しいプレッシャーの前に、さっぱりパスが繋がりません。レジェスには惜しいシュートもありましたが、ファン・ペルシーは外しまくり、コケまくり。フレブに至ってはシュートすら狙わず。ヴェンゲル監督はとうとう業を煮やし、終盤、ファン・ペルシーを外して、DFのクリシーを入れてしまいました(オイオイ)。ま、それで前に上がったリュングベリに惜しい場面も生まれましたが、決定的場面を作り出すのは圧倒的にウェストハムのほう。アーセナルとしては勝ち点1を得られただけでもめっけものみたいな試合でした。

あ~あ、チェルシーがどんどん遠ざかっていきますねえ・・・。

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『トロヴァトーレ』(ミラノ・スカラ座)

cd-trovatore-scalaDVDライブラリーより。

アルゼンチン出身の演出家、デ・アナとムーティが組んだ、ヴェルディ没後100年のヴェルディ・イヤーのシーズン・オープニングを飾ったミラノ・スカラ座の公演。黒光りする怪しい雰囲気の舞台の中で展開する。でも、背景が最初から最後まで一貫して暗いので、というか、暗過ぎて、映像的には苦しいところがある。おかげで歌手にだけ集中出来るという、稀有な一例。その音楽は新校訂版を採用しており、よりヴェルディの意図を厳格に再現しようとするムーティの統率の下、見事なアンサンブルを聴かせている。テンポはかなり早めだが、重厚感はけして損なわれていない。しかし、ヌッチとリチートラが兄弟って、それはないんじゃないかとも思うんだが、音楽の力は偉大だ(笑)。

★★★

ルーナ伯爵:レオ・ヌッチ
レオノーラ:バルバラ・フリットーリ
マンリーコ:サルヴァトーレ・リチートラ
アズチェーナ:ヴィオレッタ・ウルマナ
フェランド:ジョルジョ・ジュゼッピーニ
イネス:ティツィアーナ・トラモンティ
ルイス:エルネスト・ガヴァッツィ
老ジプシー:エルネスト・パナリエルロ
伝令:フランチェスコ・ピアージ

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
演  出:フーゴ・デ・アナ

[  収録:2000年12月、ミラノ・スカラ座  ]

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2005/09/24

『プラテー』(パリ・オペラ座)

dvd-plateeDVDライブラリーより。

ラモー作。

幕が開くとそこは現代の劇場の観客席。案内係が観客達を誘導すると、そのままオペラの世界へと繋がっていく。踊り、花火、宙吊り、などなど、ペリーの奇抜な仕掛けが随所に光る、遊び心満載のスペクタクルな舞台だ。ミンコフスキの切れのある快活な音楽に乗って、神々と蛙らの一大音楽喜劇が繰り広げられる。見終わった後に、思わずプラテーに涙するかも。バロック・オペラに興味のある方は、迷わず観ろ!

★★★★★

プラテー:ポール・アグニュー
フォリー、タリー:ミレイユ・ドゥランシュ
テスピス、メルキュール:ヤン・ブロン
ジュピテル:ヴァンサン・ル・テクシエ
ジュノン:ドリス・ランプルシュ
シテロン、サテュロス:ローラン・ナウリ
愛の神、クラリーヌ:ヴァレリー・ガバユ
モミュス:フランク・ルゲリネル

合  唱:グルノーブル=ルーヴル宮音楽隊合唱団
管弦楽:グルノーブル=ルーヴル宮音楽隊
指  揮:マルク・ミンコフスキ
演  出:ローラン・ペリー

[  収録:2002年2月、パリ・オペラ座(ガルニエ宮) ]

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2005/09/23

『ボエーム』(ブレゲンツ音楽祭)

dvd-boheme-bregenzDVDライブラリーより。

若手の登竜門とされるブレゲンツでの夏の風物詩。湖上に浮かんだ円形の舞台の上で、ポップな世界が展開する。抽象的な舞台装置、効果的に挿入されるダンス(外れもあり)、マリリン・モンローばりの網タイツ姿のムゼッタ、などなど、見た目はなかなか面白いんだが、音楽的には今ひとつ突き抜けていない。なにせ野外だし、ステージから客席まで湖を挟んで少し距離があるということで、音声を一人一人ヘッドフォン型のマイクで拾ってはいるのだが・・・。

★★

ミミ:アレクシア・ヴルガリドゥ
ムゼッタ:エレーナ・デ・ラ・メルセド
ロドルフォ:ロランド・ビリャソン
ショナール:トビー・スタフォード・アレン
マルチェルロ:リュドヴィク・テジエ
コルリーネ:マルクス・マルクヴァルト
アルチンドロ:エードリアン・クラーク
ブノア:アンドルー・グリーナン
パルピニョール:ブルクハルト・ウルリヒ
ほか

合  唱:ブレゲンツ音楽祭合唱団 、モスクワ室内合唱団、ブレゲンツ音楽学校児童合唱団
ダンス :ブレゲンツ音楽祭ダンスアンサンブル
管弦楽:ウィーン交響楽団
指  揮:ウルフ・シルマー
演出・美術:リチャード・ジョーンズ、アントニー・マクドナルド 

[  収録:2002年8月4日、ブレゲンツ・ボーデン湖湖上ステージ(オーストリア) ]

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2005/09/22

ローマの祭

セリエA 第4節
ローマ 4-1 パルマ

ローマのスタディオ・オリンピコでの一戦。ミッドウィークということもあってか、スタンドはやけに空いています。最近いい成績残してないからなあ、両チームとも・・・。

スタンドは寂しいですが、ゲームは活発。最近私が見るセリエAの試合はやたら点が入ります。まずは24分、ハーフライン手前でボールを持ったトッティがそのまま左サイドを駆け上がり、ペナルティエリアの外からシュート。これが前にいたパルマの選手の足に当たって大きく弧を描き、そのままゴールの右サイドネットに吸い込まれました。ローマ、先制。その2分後、またパルマのゴール前でトゥッティが浮き球で前方のタッディに絶妙のパス。これをGKの頭越しにタッディがループシュート。そのまま入りそうなところをノンダが頭で念押し(笑)。ローマ、2点目。次はパルマ。31分に左からのCKをカンナヴァーロが押し込んで、差は1点に。直後に今度はローマが左サイドからのFKをパヌッチが頭で合わせて3点目。差はまた2点に。と、わずか10分ばかりの間に立て続けに4ゴールが生まれました。

いったいどこまでこの点取り合戦が続くのかと思いましたが、とりあえずはここで打ち止め。小康状態に入りますが、やっと動いたのは試合終盤、87分にノンダがこの日2ゴール目を決めて、4-1。ローマの秋祭が終わりました。

ローマは結構ボールが繋がるし、どんどんシュートを狙っていくところもいい感じです(・・・リーグは違うけれど、アーセナルに見習ってほしいですね)。それにサイドを有効に使って、パルマのDFの裏側をつくシーンが結構ありました。対するパルマにはそういうシーンが全然なかった。ローマのDFも上手いんでしょうけど、パルマの攻めに芸がなかったという感じです。パルマ、今季も低迷するのかな?というゲームでした。

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『マクベス』(チューリヒ歌劇場)

dvd-macbeth-zurichDVDライブラリーより。

Yシャツにネクタイ姿のマクベス、胸が開いた大胆ファッションのマクベス夫人。というわけで、今度は『マクベス』を現代化してみました、という舞台。なんでもかんでも現代化すりゃいいというこの風潮、なんとかならんものでしょうか?そのわりにパウントニーの描き方は不徹底で(だったらやめとけ、と言いたい)、たんなる思いつきの羅列にしか見えない。ハンプソンは不安に怯えるマクベスを意外と繊細に、マッロークはそんな夫を奮い立たせる夫人を猛々しく歌い上げていて、聴き応えはある。

★★

マクベス:トーマス・ハンプソン
マクベス夫人:パオレッタ・マッローク
バンクォー:ロベルト・スカンディウッツィ
マクダフ:ルイス・リマ
マルコム:ミロスラフ・クリストフ
侍女:リューバ・チュチュローワ
医者:ペーテル・カールマーン
ほか

合  唱:チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽:チューリヒ歌劇場管弦楽団
指  揮:フランツ・ウェルザー=メスト
演  出:デーヴィッド・パウントニー

[  収録:2001年7月、チューリヒ歌劇場  ]

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2005/09/21

キャンベルが来た!

プレミアリーグ 第5週
アーセナル 2-0 エヴァートン

先週のチャンピオンズリーグ初戦でも初出場のトゥーン(スイス)相手に大苦戦したアーセナル(結果的には後半ロスタイムのベルカンプのゴールで2-1の勝ち)。アンリが戦線離脱中ということもあり、不安な戦いが続きますが、ここにきて、昨シーズン後半から戦列を離れていたDFソル・キャンベルがとうとう復帰してきました。

そのキャンベルが早速大活躍。11分にレジェスの右サイドからのFKに密集の中キャンベルが高々と飛び上がり、頭で合わせてゴール。さらに30分には今度は左サイドからのレジェスのFKにまたキャンベルが頭で合わせ、追加点。試合を決めてしまいました。

そのキャンベルが加わったDFも安定し、危なげなくエヴァートンを零封。エヴァートンはほとんどチャンスを作ることが出来ませんでした。アーセナルになんとも頼もしい男が戻ってきた、という感じです。すでにリーグ戦で2敗と出遅れていますが、巻き返しを期待したいと思います。

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『フィガロの結婚』(グラインドボーン音楽祭)

dvd-figaro-glyndebourneDVDライブラリーより。

グラインドボーン音楽祭が劇場をリニューアルして再オープンしたときの公演。旧劇場がかってオープンしたときの演目もこの『フィガロの結婚』だった。

こちらの『フィガロ』でスザンナを歌っているのも、やはりハグリーだ (cf.シャトレ座『フィガロの結婚』)。というわけで、私にとっては大変好ましい公演である(←やはり馬鹿)。あちらのターフェルのフィガロはホント阿呆っぽく見えたが、こちらのフィンリーは知的に見えるから救われる。やってることに変わりはないんだけどね(笑)。憂愁を帯びたフレミングの伯爵夫人がいい味を出している。メドカーフの演出は具象と抽象を上手く織り交ぜたもので、とりわけ第4幕の暗闇で木々の向こうに館を小さく浮かせているのがなんとも印象的で、洒落ている。

★★★

アルマヴィーヴァ伯爵:アンドレアス・シュミット
伯爵夫人:ルネ・フレミング
フィガロ:ジェラルド・フィンリー
スザンナ:アリソン・ハグリー
ケルビーノ:マリー・アンゲ・トドロヴィチ
マルチェリーナ:ヴェンディ・ヒルハウス
バルトロ:マンフレート・レール
バルバリーナ:スーザン・グリットン
ほか

合  唱:グラインドボーン音楽祭合唱団
管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ベルナルト・ハイティンク
演  出:ステファン・メドカーフ

[  収録:1994年5月28日、グラインドボーン音楽祭新劇場  ]

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2005/09/20

『成り行き泥棒』(シュヴェチンゲン音楽祭)

dvd-nariyukidorobouDVDライブラリーより。

シュヴェチンゲン音楽祭恒例のロッシーニのファルサ。これは1989年の『ブルスキーノ氏』『結婚手 形』と違って、1992年のプロダクションなので、若干舞台に手を入れています。窓枠を取っ払って、向 こうにナポリ湾とレスピオ火山が見えている、というだけですが・・・。あとは基本的に変わりません。印象もまた同じ。

★★

ベレニーチェ:スーザン・パターソン
エルネスティーナ:モニカ・バチェルリ
アルベルト伯爵:ロバート・ギャンビル
ドン・パルメニオーネ:ナターレ・デ・カロリス
マルティーノ:アレッサンドロ・コルベルリ
ドン・エウゼビオ:ステュアート・ケイル

管弦楽:シュトゥットガルト放送交響楽団
指  揮:ジャンルイジ・ジェルメッティ
演  出:ミヒャエル・ハンペ

[  収録:1992年、シュヴェチンゲン宮殿ロココ劇場  ]

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2005/09/19

フォルツァ、ウディネーゼ!

セリエA 第3節
フィオレンティーナ 4-2 ウディネーゼ

イギリスではヒデがプレミア・デビューを飾り、スペインではバルサとレアルがともに敗れたようですが、私は地味目に(?)セリエAのフィオレンティーナとウディネーゼの一戦を楽しみました。今シーズン、なかなか好調な滑り出しを見せている両チーム。ウディネーゼは前節、アウェーでローマを下し、その後のチャンピオンズリーグでも白星発進するなど、勢いに乗っています。カンデラなんていう懐かしい顔も見えます。

好調同士ということもあるのでしょうが、これが結構面白い試合になりました。セリエAにしてはやたら点が入ったし・・・。先制したのはアウェーのウディネーゼ。28分に右CKがファー・サイドに流れてバウンドしているところを遠目からムンタリがボレーを一閃。これが見事にゴールネットに突き刺さりました。

この後はフィオレンティーナの反撃です。39分にフィオーレが同点弾を叩き込むと、立て続けに43分にはトーニがDFを体で抑えながら反転してのシュートを決めて逆転。後半に入り、79分にはドナデルがFKからゴールを奪い、86分にはトーニがとどめの一発を左角度のないところから流し込みました。

ウディネーゼにしてもただ手をこまねいていたわけではなく、イアキンタやディ・ミケーレにあと一歩の惜しい場面もあったのですが、フィオレンティーナのGKフレイの好守などもあって、得点が奪えません。ゴールが取り消されたりしてイライラが募ったコズミ監督もとうとう退席処分を受けてしまいます。やっとウディネーゼは試合終了直前になってPKで2点目を得ましたが、もう完全に後の祭り。フィオレンティーナがホームでの一戦をものにしました。

ウディネーゼとしてはチャンピオンズリーグが入って、日程的にキツイところが反映しているのかもしれません。ビッグ・クラブみたいにターンオーバー制を敷くことが出来ませんからね。辛いでしょうが、頑張ってほしいものです。

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『愛の妙薬』(リヨン国立歌劇場)

dvdelisirdamoreDVDライブラリーより。

ドニゼッティ作。

言わずと知れたアラーニャとゲオルギューの夫婦漫談ショー。もちろん息もピッタリ合っている。元々はスペインのバスク地方が舞台となっている作品だが、今回のプロダクションは20世紀前半の南イタリアに移してある。アラーニャは田舎の純朴な青年を演じるにはうってつけだが、所々音程が安定していないのが悔やまれる。

★★★

ネモリーノ:ロベルト・アラーニャ
アディーナ:アンジェラ・ゲオルギュー
ドゥルカマーラ:シモーネ・アライモ
ベルコーレ:ロベルト・スカルトリーティ
ジャンネッタ:エレーナ・ダン
ほか

合  唱:リヨン国立歌劇場合唱団
管弦楽:リヨン国立歌劇場管弦楽団
指  揮:エヴェリーノ・ピド
演  出:フランク・ダンロップ

[  収録:1996年12月13日、リヨン国立歌劇場  ]

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2005/09/18

チェルシーがとまらない

プレミアリーグ 第5週
チャールトン 0-2 チェルシー

今シーズン無敗同士のロンドン・ダービー。前節のサンダーランド戦も2-0で快勝し、依然無失点継続中のチェルシーが、またしても完封勝利を収めました(開幕6試合連続無失点はリーグ新記録)。

前半はチャールトンもよく攻めました。ここまで得点ランキング、トップを走るベントやトーマスが果敢にチェルシーの厚い壁に挑むのですが、悲しいことにフィニッシュが枠内に飛びません。後半は攻め疲れからかペースダウンしてしまい、主導権をチェルシーに奪われ、そしてクレスポ、ロッベンにファイン・ゴールを決められてしまいます。とりわけ、ゴール前でボールをエッシェンにかっさらわれて、クレスポに繋がれてしまった先制点は痛かったですね。チャールトンはあれでガックリきてしまいました。

チェルシー、これで開幕6連勝。チェルシーがとまりません・・・。

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『椿姫』(ロイヤル・オペラ)

dvd-traviata-royalDVDライブラリーより。

ルーマニア出身のゲオルギューを一躍スターダムに押し上げた公演。その眩いばかりの美貌と真情溢れる歌唱はまさにDVD時代の申し子だ。彼女ばかりに目がいきそうな舞台だが、ロパルドやヌッチなど、周りを固める男声陣もすこぶる安定している。ショルティが堅実に音楽を進め、アイルの演出も旧弊に陥るところがなく、新鮮で説得力がある。

★★★★

ヴィオレッタ:アンジェラ・ゲオルギュー
アルフレード:フランク・ロパルド
ジョルジョ・ジェルモン:レオ・ヌッチ
ドゥフォール男爵:リチャード・ヴァン・アラン
ガストン子爵:ロビン・レッガーテ
フローラ・ベルヴォア:リー・マリアン・ジョーンズ
アンニーナ:ジリアン・ナイト

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:ゲオルク・ショルティ
演  出:リチャード・アイル

[  収録:1994年12月6日、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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2005/09/17

バルサの危険な船出

チャンピオンズリーグ グループリーグ第1節 C組
ブレーメン 0-2 バルセロナ

得点からいったらバルサの快勝かと思われますが、とんでもない!バルサ、冷や汗ものの勝利でした。

ゲーム開始直後はアウェーのバルサが優位に立ち、ブレーメンのゴールへと迫ります。そして13分、ゴール前でロナウジーニョ、エトー、デコとボールが回り、デコが放ったシュートがDFに当たって、そのままゴールイン。バルサが先制します。これで流れがバルサに完全に行ったかと思ったら、流れを掴んだのは逆にブレーメンでした。その後、ボール支配率も上がり、攻勢に出たブレーメンが攻める、攻める。バルサはゴール前で防戦一方の展開です。そんな中、クラスニッチ、バルデスらに決定的場面も生まれますが、残念ながら決めることは出来ません。ミクのシュートもポストにはねられます。

後半はバルサも若干盛り返しますが、流れとしては依然ブレーメン・ペース。ところが、76分にバルサは途中出場のメッシ(ついに登場しました!)がPKを獲得。これをロナウジーニョがきっちり決めて、リードが2点に。ホームの大歓声を受けたブレーメンも必死に反撃を試みますが、どうしてもゴールをあげることが出来ず、そのままタイムアップ。ブレーメンにとって、なんとも悔しい結果となりました。

勝ったとはいえ、バルサとしては不安いっぱいの滑り出し。これで目を覚まして調子を上げるのでしょうか?この組も目が離せません。

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『イタリアのトルコ人』(ミラノ・スカラ座)

DVDライブラリーより。

ロッシーニ作。

クレモナでの公演。三方をパネル式の壁で取り囲んだ中で繰り広げられる舞台だが、その壁がスライドして瞬時に様子が変化したり、船の影を映し出したり、それなりに変化があって楽しめる。照明も綺麗だ。シャイーの手際よい指揮の下、デヴィーア、アントニオッツィ、オースティン・ケリーらが伸びやかな歌声を披露している。ただ、音楽が快活なわりにはコーラスも含めた人物たちの動きが少ないのが玉に瑕か。

★★★

セリム:ミケーレ・ペルトゥージ
フィオリッラ:マリエッラ・デヴィーア
ドン・ジェローニオ:アルフォンソ・アントニオッツィ
ドン・ナルチーゾ:ポール・オースティン・ケリー
プロスドーチモ:ロベルト・デ・カンディア
ザイーダ:グローリア・バンディテルリ
アルバザール:フランチェスコ・ピッコリ

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・シャイー
演  出:ジャンカルロ・コベルリ

[  収録:1997年3月5・14日、クレモナ・ポンキエルリ劇場  ]

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2005/09/16

中田英、英国デビュー!

UEFAカップ 1回戦1st-leg
ボルトン 2-1 ロコモティフ・プロブディフ
(イングランド)     (ブルガリア)

チャンピオンズリーグに続いて、UEFAカップも開幕しました。ヒデが新天地、ボルトンでの満を持してのデビューです。先発フル出場、決勝アシストと、チームの逆転勝利に貢献しました。ニュース映像しか見ていませんが、その決勝点の場面、後半ロスタイムの左からのクロスを頭で背後にそらしてボルゲッティにつないだ場面は圧巻でしたね。相手の選手も呆然といった感じでした。

鮮烈なイタリア・デビュー(ペルージャvsユベントス)が思い起こされるところですが、こういうゲームに強い男ですね、彼は。今後の活躍が楽しみです。

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『天国と地獄』(モネ劇場)

dvd-orphee-monnaieDVDライブラリーより。

今は亡きドイツの奇才、ヴェルニケの手による芝居臭プンプンの舞台。時代は20世紀前半、地獄はビアホールとして表現される。そこに汽車が突っ込んできてビックリ仰天。今の日本じゃ御法度だね、この演出。男も女も皆正装して着飾っている中、世論だけはお掃除オバサン。ヴェルニケ流のアイロニーが漂っている。全体を鋭利に描き切ってはいるが、全然愉快じゃないのが困りモノ(笑)。

★★

オルフェオ:アレクサンドル・バディア
エウリディーチェ:エリザベート・ヴィダル
ジュピター:デール・デュジング
プルトン:レイナルド・マシアス
ジョン・スティクス:アンドレ・ユング
世論:デジレ・マイザー

合  唱:モネ劇場合唱団
管弦楽:モネ劇場交響楽団
指  揮:パトリック・ダヴァン
演  出:ヘルベルト・ヴェルニケ

[  収録:1997年3月、ブリュッセル・モネ劇場  ]

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2005/09/15

『トリスタンとイゾルデ』(バイロイト音楽祭)

cd-tristan-barenboimDVDライブラリーより。

東ドイツ出身の劇作家兼演出家であるハイナー・ミュラーが手掛けたバイロイトの舞台。初演は1993年。三方を壁で囲んだ閉塞空間の中ですべてが繰り広げられる。

この舞台に関しては、私の下手なコメントより、きのけんさんの見事な評論を読むほうがいいでしょう。というわけで、KINOKEN2へ飛び立て!

★★★★

トリスタン:ジークフリート・イェルザレム
マルケ王:マティアス・ヘレ
イゾルデ:ワルトラウト・マイヤー
クルヴェナール:ファルク・シュトルックマン
メロート:ポール・エルミング
ブランゲーネ:ウタ・プリエフ
若い水夫:ポール・エルミング
牧童:ペーター・マウス
舵取り:シャーンドル・ショーヨム・ナジ

合  唱:バイロイト音楽祭合唱団
管弦楽:バイロイト音楽祭管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
衣  裳:山本燿司
演  出:ハイナー・ミュラー

[  収録:1995年7月、バイロイト祝祭劇場  ]

*画像はこの公演とは関係ありません。

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2005/09/14

銀河系とよばないで

チャンピオンズリーグ グループリーグ第1節 F組
リヨン 3-0 レアル・マドリード

とうとうチャンピオンズリーグが開幕しました。また白熱したゲームを楽しむことができそうです。さて、まずはF組。アウェイのレアルはロナウドがサスペンション、ジダンが故障ということで欠場しました。2トップにはラウルとロビーニョ、ジダンの穴にはジュリオ・バプティスタ。これがまったく機能せず、フランス王者、リヨンに完敗です。

リヨンの得点はすべて前半に上げたもの。ゴール前でのジュニーニョのFKがカリューの頭にかすり、レアルのGKカシージャスが思わず上に弾いてしまったボールがそのままネットへ突き刺さり、先制。2点目もジュニーニョのFK(これが凄かった!)。3点目は右サイドを駆け上がったレヴェイエールからのマイナスのクロスをヴィルトールがフリーでゴールへ流し込みました。対するレアルはボールを横に回すばかりで、リヨンの壁を崩すことが全然出来ません。攻め手がまったく見つからないといった感じ。後半は少しは前に攻め出しましたが、結局ゴールは遠くにありて思うもの・・・でした。

フランスはリーグ戦が始まるのが早いので(すでに6試合消化)、リヨンは調子が上がっており、しかもこのレアル戦に備えて10日のリーグ戦で何人かの選手を休ませるなどして、万全の体制で臨んだようです。対するレアルはリーグが始まったばかり(2試合消化)。早速ホームで昇格チームに敗戦するなど、調子は低調。しかもジダンらがいない。この結果はいわば必然だったのかもしれません。それにしてもねえ・・・。もう、「銀河系軍団」なんて、恥ずかしくて言えないんじゃない?

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『トゥーランドット』(ミラノ・スカラ座)

DVDライブラリーより。

劇団四季の浅利慶太の演出によるプロダクション。なかなか真っ当な舞台に仕上がってはいるが、少々小ぶりで、スカラ座としては空間の広がりが不足しているようだ。音楽面ではプレートルが滑脱な指揮ぶりを見せていて、楽しめる。
ところで、ここでのトゥーランドット姫も伝統に則って、丸々と○っています(・・・伏字にしてもミエミエだね)。袴みたいな衣裳も珍妙で、とても絶世の美女には見えません。カラフも随分老けたおっさんだし、「あんたら、勝手にやっとれ」、と思わず言いたくなりました。リューが不憫でなりません。

★★

トゥーランドット:アレッサンドラ・マーク
カラフ:ニコラ・マルティヌッチ
リュー:クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス
ティムール:アンドレア・パピ
ピン:カルロ・レポーレ
ポン:マリオ・ボロニェージ
パン:セルジョ・ベルトッキ
皇帝:レナート・カッツァニーガ
大官:ジュゼッペ・リーヴァ

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:ジョルジュ・プレートル
演  出:浅利慶太

[  収録:2001年6月、ミラノ・スカラ座  ]

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2005/09/13

どうした、アーセナル?

プレミアリーグ 第4週
ミドルスブラ 2-1 アーセナル

ワールドカップ予選明けということで、アーセナルはアンリ、リュングベリらが負傷や疲労で欠場。2トップにはベルカンプ、レジェスが並びました。序盤アーセナルが攻め込み、惜しい場面が何度かあったものの、決めることが出来ず、その後は守りを固めたミドルスブラの前にすっかり停滞してしまいます。中盤ではフレブやピレスが面白いプレーを見せはしますが、前線での起点が作れません。やはりアンリの欠場は大きいようです。そうしているうちに40分、アーセナルのゴール前でヤクブがDFをかわしてシュートを決めて、ホームのミドルスブラが先制。前半を1-0で折り返します。

後半、アーセナルらしい繋ぎのサッカーが見られるようになって、ミドルスブラのゴールへと迫っていきますが、どうしてもフィニッシュは決まりません。逆に、59分、ミドルスブラに一瞬のカウンターを許してしまい、マッカローネがゴール。ゲームは2-0に。アーセナルも選手を代えて、なんとか反撃しようとしますが、どうにも噛み合わず、手に入れるのは得点じゃなくて、イエローカードばかり。やっとロスタイムにレジェスが抜け出して、一矢を報いますが、とき既に遅し。アーセナル、早々と今シーズン2敗目を喫してしまいました。

アーセナルは補強をおろそかにしたツケが早速出ているようです。チャンピオンズリーグも始まりますし、ますます過密なスケジュールになっていく中、厳しい戦いが続くような気がします。

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『ナブッコ』(ウェールズ・ナショナル・オペラ)

DVDライブラリーより。

舞台は現代の図書館。ウィラード・ホワイトが座って書物を読んでいると、突如群衆が押し寄せてきて、彼(=ザッカリーア)を巻き込んで『ナブッコ』の話が始まる、という設定。で、そのまま話は進展し、最後はホワイトが手にしていた書物をフェネーナのフルゴーニに手渡したところで終わる。ということは、彼が読んでいたのはヘブライ聖典(旧約聖書)だった、というオチか(・・・バビロン幽囚の時代に、ユダヤの人達は民族の存亡を賭けて聖書を編纂したという史実があります)。音楽的には充実しているし、スタイリッシュにまとまった舞台ではある。
結論:図書館の本を勝手に人にあげたりしてはいけません。(←馬鹿)

★★★

ザッカリーア:ウィラード・ホワイト
アンナ:ロジー・ヘイ
フェネーナ:サラ・フルゴーニ
イズマエーレ:グウィン・ヒューズ・ジョーンズ
アビガイルレ:ジャニス・ケアンズ
ナブッコ:ジョナサン・サマーズ
大司教:アンソニー・ステュアート・ロイド
アブダルロ:ユアン・デーヴィーズ

合  唱:ウェールズ・ナショナル・オペラ合唱団
管弦楽:ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団
指  揮:カルロ・リッツィ
演  出:ティム・アルベリー

[  収録:1995年9月12・22日、カーディフ新劇場  ]

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2005/09/12

『こうもり』(パリ・オペラ座)

DVDライブラリーより。

『赤ちゃんに乾杯!』でお馴染みのフランスの女流映画監督、コリーヌ・セローが手掛けた楽しい舞台。ダーク・メルヘン風のセットの中で、いつものセローの定石どおり、愚かしい男たちとしっかり者の女たちがくっきり対比されている。点滴スタンドを持ち歩く頭を剃髪したオルロフスキー公が異彩を放っているが、それが浮ついた話に重みを加えている。旦那のベノ・ベッソンが演出した『魔笛』とほとんど同時期の公演だが、夫婦ともどもオペラ座で演出を担当してるんだから、ホント凄いカップルだと思う(笑)。

★★★

アイゼンシュタイン:ウィリアム・ジョイナー
ロザリンデ:アディナ・ニツェスク
アルフレート:エドゥアルド・ヴィラ
アデーレ:マリス・ペーターゼン
ファルケ博士:マリアン・ポープ
オルロフスキー公:マリナ・ドマシェンコ
フランク:オドゥビョルン・テンフョルド
ほか

合  唱:パリ・オペラ座合唱団
管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
指  揮:アルミン・ジョルダン
演  出:コリーヌ・セロー

[  収録:2001年1月11日、パリ・オペラ座(バスティーユ) ]

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2005/09/12

一年前の今日、親父が逝きました。暑い日の朝でした。あれからもう一年・・・

月日の経つのは早いものです。無為に時を過ごさぬよう、心を戒めたいと思います。

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2005/09/11

『オルフェオ』(リセウ劇場)

dvd-orfeo-liceuDVDライブラリーより。

モンテヴェルディ作。

『オルフェオ』に関しては私はうるさい。なにせここは“orfeo.blog”なんだから(笑)。かってミンコフスキとパスカル・ポール=アランのコンビによる見事な公演を観ているだけに、このリセウ劇場の舞台には全然納得がいかなかった。サバールの自意識過剰のパフォーマンス(そんなことしている暇があったら、音楽をちゃんとしたら?)、デフロの単調で堅苦しい演出。古楽様式を装った、まるで生命力のないプロダクションだ。

オルフェオ:フリオ・ザナージ
エウリディーチェ:アリアンナ・サバール
音楽の女神:モンセラート・フィゲーラス
希望の女神:セシル・ファン・デ・サント
シルヴィア:サラ・ミンガルド
カロンテ:アントニオ・アベーテ
プルトーネ:ダニエレ・カルノヴィチ
プロセルピーナ:アドリアーナ・フェルナンデス
アポロ:フルヴィオ・ベッティーニ
ニンファ:メルセデス・エルナンデス
牧人:ゲルト・テュルク

管弦楽:ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
指  揮:ジョルディ・サバール
演  出:ジルベール・デフロ

[  収録:2002年2月、バルセロナ・リセウ劇場  ]

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2005/09/10

2005/09/10

・ブログ・ランキング(クラシック部門)が一向にBest10圏内から落ちていきません。驚くばかりです。クリックしてくださってるみなさん、本当にありがとうございます。ランキング表からこちらに訪問してくださる方も日々増えているようですので、さすがに私も考えを改めました。「人様に迷惑を掛けてはいけない」と、死んだ親父も言ってました。というわけで(?)、ブログ・ランキングのリンク・バナーを、最下部から最上部へと出世させました。今までカレンダーを置いていたところですね(・・・カレンダーは必要性を感じないので、外しました)。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

・たまたまテレビをつけたら、Jリーグの浦和レッズvs大分トリニータの一戦が放送中でした。なんとはなしに見ていたら、現在J2降格圏内のトリニータ相手にレッズがあたふたし、とりわけ山都主が簡単にゴール前に敵の侵入を許し、成すすべもなくシュートを決められたりしていました(結局、2-1でトリニータの勝ち)。Jリーグですらこれなら、とても世界と戦えるものじゃありませんわね。目覚めよ、ジーコ!

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『オテロ』(ベルリン州立歌劇場)

dvd-otello-berlinDVDライブラリーより。

ヴェルディ没後100周年記念の2001年に上演されたプロダクション。時代は現代に置き換えられ、舞台はアメリカの海軍基地。中央には兵士や女たちが並ぶ巨大な円錐形の建物が光を発しているのだが、なんだかクプファーの亜流みたいなセットだ。フランツの木偶の坊将軍風オテロ(イスラム信者!)ははたして計算なんだかどうだか。マギーのデズデモナも妙に擦れていて、とても悲劇のヒロインには見えない。仕官服のオテロに対して、なぜだか背広を身に着けたアレクセイエフのヤーゴは、『オテロ』というよりは『リング』でもやっている感じ。カッシオにいたってはヤンキー風のお兄ちゃん(笑)。異化しまくりのイカれた世界が展開する。バレンボイムが付ける音楽は威勢だけはいいのだが、重ったるくて停滞気味だ。

オテロ:クリスティアン・フランツ
デズデモナ:エミリー・マギー
ヤーゴ:ワレリー・アレクセイエフ
エミリア:カタリーナ・カンマーローアー
カッシオ:シュテファン・リュガマー
ロデリーゴ:アンドレアス・シュミット
ロドヴィーコ:ユン・クヮンチョル
モンターノ:ゲルト・ウォルフ
ほか

合  唱:ベルリン州立歌劇場児童合唱団、ベルリン州立歌劇場合唱団
管弦楽:ベルリン州立歌劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:ユルゲン・フリム

[  収録:2001年2月9日、ベルリン州立歌劇場  ]

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2005/09/09

イングランドも危うし!

ワールドカップ欧州予選 グループ6
北アイルランド 1-0 イングランド

イングランドがベルファストの地で、1927年以来となる敗戦を喫してしまいました。いったいどうしてしまったのでしょうか。

ゲームを支配していたのは明らかにイングランド。選手たちの格も全然違っていました。でも、この日のイングランドのプレーには切れも粘りもなく、なにか惰性で攻撃を続けている感じ。オーウェンが、ルーニーが、ベッカムが、ジェラードが、次々とゴールを狙いはするのですが、DFに阻まれたり、ジャストミート出来なかったり、ゴールポストに嫌われたり、キーパーの正面だったり・・・。ツキにも見放されてしまいました。

対する北アイルランドの攻撃は単発で、簡単にイングランドのDFに跳ね返されていましたが、これが思わぬエアポケットを生み出します。74分、スローイングを受けたイングランドのGKロビンソンが前方に蹴り出したボールが、センターサークル手前のデイヴィス(北アイルランド)のもとに。ここにイングランドが誰もチェックしにいかず、DF裏に飛び出したヒーリーに余裕をもってラストパスを通されて、あっさりゴールを奪われました。その後、イングランドも猛反撃に出ましたが、焦りも手伝って結局ノーゴール。痛い痛い1敗です。

イングランドは他ゲームとの兼ね合いからグループ2位以内は確定しましたが、首位ポーランドとの勝ち点差は5と広がりました。まあ、イングランドは残り2試合、対するポーランドは残り1試合で、その1試合というのがイングランドとの一戦(ホーム=イングランド)なので、逆転は十分可能ですが・・・。それにしても、まさかイングランドがこんな事態に陥るなんて、サッカーって、ホント怖い。

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『トスカ』(ミラノ・スカラ座)

dvd-tosca-scalaDVDライブラリーより。

迷宮のように歪みが加えられた独特の舞台の中で繰り広げられる『トスカ』。ドラマチック・ソプラノのグレギーナが情感溢れるトスカを熱唱している。貫禄のヌッチ、美声のリチートラがきっちり周りを固め、ムーティも緩急自在の音楽を披露している。ムーティとスカラ座の実力を遺憾なく示した好舞台。コンビ解消が惜しまれる。

★★★★

トスカ:マリア・グレギーナ
カヴァラドッシ:サルヴァトーレ・リチートラ
スカルピア:レオ・ヌッチ
アンジェロッティ:ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ
番人:アルフレード・マリオッティ
スポレッタ:エルネスト・ガヴァッツィ
シャローネ:シルヴェストロ・サンマリターノ
ほか

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・ムーティ
美  術:マルゲリータ・パッリ
演  出:ルカ・ロンコーニ

[  収録:2000年3月、ミラノ・スカラ座  ]

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無敵艦隊、危うし!

ワールドカップ欧州予選 グループ7
スペイン 1-1 セルビア・モンテネグロ

グループ7の首位攻防戦。ともに無敗同士ですが、勝ち点2差をつけて首位を走るセルビア・モンテネグロを、2位のスペインがホームで迎え撃ちました。

先にペースを掴んだのはやはりホームのスペイン。軽快なパス回しからセルビア・モンテネグロのゴールへと迫っていきます。そして18分、シャビのCKをラウルが頭で合わせて、先制。前半を1-0で折り返します。

後半開始から、身長2メートルを超えるFWジギッチを投入したセルビア・モンテネグロが反撃を開始。そして68分、FKのクロス・ボールをスペインのGKカシージャスが処理し損なったところをジョルジェヴィッチが拾って回り込み、シュート。それを前にいたケジュマンが角度を変えて、ゴール。とうとう同点となりました。その後、スペインも必死の攻撃を試みますが、実らず、そのまま試合終了。スペインにとっては、あまりにも痛いドローとなってしまいました。

残り2試合。首位セルビア・モンテネグロとの差はそのまま。下には、勝ち点1差でボスニア・ヘルツェゴビナが、そして3差でスペインが次節アウェーで対戦するベルギーが迫ってきています。無敵艦隊スペイン、危ないぞ!

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2005/09/08

『サロメ』(ロイヤル・オペラ)

Dvdsalomeroyal2 DVDライブラリーより。

ユーイングを素っ裸で踊らせたことで有名なプロダクション。これはこれで秀逸な舞台ですが、ここではコメントの代わりに、個人的な思い出話を。
かって、なっちゃんが僕の影響でオペラに興味を持ってしまって、そんな彼女と一緒にパリに滞在していた折、「わたしをオペラに連れてって」と彼女が言い出したもんで、調べてみたら、そのときパリ・オペラ座で上演されていたのが『サロメ』でした。人生最初に観るオペラが『サロメ』というのもあんまりなので、僕は彼女を説得して、それを観に行くのを諦めさせました。「王国の半分を差し出すから(なんじゃ、それ?)、サロメだけはやめてくれ」、と(笑)。あのときの僕の判断は正しかったと今でも思っています。そんな彼女も今ではイタリアで暮らしているので、存分に真っ当な(?)オペラに浸っているようです。羨ましいかぎりです。

★★★

サロメ:マリア・ユーイング
ヨカナーン:マイケル・デヴリン
ヘロデ:ケネス・リーゲル
ヘロディアス:ジリアン・ナイト
ナラボート:ロビン・レッゲート

管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:エドワード・ダウンズ
振  付:エリザベス・キーン
演  出:ピーター・ホール

[  収録:1992年5月30日、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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2005/09/07

日本は中南米がお嫌い

フレンドリーマッチ
日本 5-4 ホンジュラス

フレンドリーというより、素手の殴り合いみたいなゲームでした。細かくパスを繋げるホンジュラスにいいように攻められた前半は、先のコンフェデのメキシコ戦のリプレイを見ているよう。それでも前半1-3から、よくも逆転したもんですけど、ホンジュラスのザルDFに救われましたね。なにより、簡単に失点しすぎだろ!裏を簡単につかれてラストパスを通され、あっさりゴールを割られてるようじゃ、本番はどうなることやら、という気がします。4バックのサイドにアレックスと加地というのは、やはり危なっかしいですね。まあ、課題が浮き彫りになっただけ、よしとしますか。

それにしても、ホンジュラスは強豪には違いないですが(シドニー五輪のときは凄かった!)、今回のワールドカップ・北中米地区予選では最終予選にも残れなかったチームです。そんな相手にこれじゃあね。中南米の国が相手だと、やはり厳しいですね、ジーコ・ジャパンは。来月の欧州遠征はどうなるかな?


====================================================

今日の田畑祐一(テレビ朝日アナウンサー):

後半、日本のペナルティエリア外からのホンジュラスのFKの場面。

「あっ、さあ、ボールを横にずらして・・・・。ショートコーナー、うまく読んで、防いだんですが・・・」

あんなピッチの中央で、ショートコーナーはさすがに読んでないと思う・・・

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『サロメ』(ロイヤル・オペラ)

dvd-salome-royal1DVDライブラリーより。

R.シュトラウス作。

1992年のザルツブルク音楽祭で制作された舞台と同じキャスト、指揮者、演出家の組み合わせによる公演。暗い閉鎖的空間の中でサロメの狂気の愛が妖しく燃え上がる。肉感的なマルフィターノのサロメがいい。長い布を巧みに使った踊りもなかなか見応えがある。ボンディはサロメに加え、変質者的なリーゲルのヘロデを配することによって狂気を増幅させている。

★★★

サロメ:キャサリン・マルフィターノ
ヨカナーン:ブリン・ターフェル
ヘロデ:ケネス・リーゲル
ヘロディアス:アニヤ・シリア
ナラボート:ロバート・ギャンビル
ほか

管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
振  付:ルシンダ・チャイルズ
演  出:リュック・ボンディ

[  収録:1997年4月8-11日、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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2005/09/06

南米も熱い!

ワールドカップ南米予選 第16節
ウルグアイ 3-2 コロンビア

予選突破を目指して激しい順位争いを繰り広げている両チームが、見事な戦いを見せてくれました。ホームのウルグアイは約1年ぶりに代表復帰したレコバをはじめ、フォルラン、モラレス、サライェタらがぶ厚い攻撃を展開。対するコロンビアもモレーノ、ソトのオンセカルダス・コンビやアンヘルらが執拗にゴールに迫ります。惜しい局面はたびたび生まれるものの、なかなか得点は決まらない。そしてとうとう42分、左サイドからレコバが上げた柔らかいクロスが、逆サイドで待っていたサライェタの頭にピタリと合って、ウルグアイが先制。均衡が破られました。

後半開始早々の50分、フォルランのパスで抜け出したサライェタが追加点を決めて、2-0。これで試合は決まったかと思いました。ところが、77分にレコバがお役御免ということで交代で引っ込んだ直後、コロンビアが立て続けに2点奪取してしまったから大変です(得点者:ソト、アンヘル)。呆然とするウルグアイ・ベンチ。ところがこの窮状をまたしてもサライェタが救います。85分、右からのゴール前へのクロスが流れて逆サイドに張っていたサライェタに渡り、それを彼が足でゴールへ押し込みました。ハットトリック達成!ウルグアイ、ここにきて、貴重な1勝を上げました。

南米予選も残り2節。ドイツ行きの切符をめぐって、戦いはいよいよクライマックスへと向かいます。

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『後宮からの誘拐』(バイエルン州立歌劇場)

Dvdkoukyuubayern DVDライブラリーより。

巨匠、カール・ベームがその晩年に遺してくれた貴重なオペラ映像。古楽器の演奏に慣れきってしまった今日の耳からすれば重ったるいかもしれないが、風格に満ちたモーツァルトが味わえる。スロヴァキアのグルベローヴァ、メキシコのアライサ、アメリカのグリスト、フィンランドのタルヴェラ、そしてドイツのオルトと、歌手陣は国際色豊かな陣容になっているが、皆個性があって面白い。なかでもコンスタンツェ役のグルベローヴァが楽々と歌いこなしているのはさすがだ。白を基調とした瀟洒な宮殿が左右に開くと、そこに海が現われ、船に乗ってパシャとコンスタンツェが登場してくる。バイエルン州立歌
劇場の当時の総監督、エファーディングの小洒落た
演出が楽しい。

★★★★

セリム・パシャ:トーマス・ホルツマン
コンスタンツェ:エディタ・グルベローヴァ
ブロンデ:レリ・グリスト
ベルモンテ:フランシスコ・アライサ
ベドリッロ:ノルベルト・オルト
オスミン:マルッティ・タルヴェラ

合  唱:バイエルン州立歌劇場合唱団
管弦楽:バイエルン州立歌劇場管弦楽団
指  揮:カール・ベーム
演  出:アウグスト・エファーディング

[  収録:1980年4月、バイエルン州立歌劇場  ]

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2005/09/05

激闘!ルーマニアvsチェコ

ワールドカップ欧州予選 グループ1
アルメニア 0-1 オランダ

ピッチ状態のせいか、オランダの出来は最悪でした。アルメニアの必死のDF、執拗なチェイスの前に、オランダは凡プレーの山を築きます。動き出しも遅くて、プレーが全然繋がりません。とてもグループ1を無敗で突っ走るチームとは思えません。業を煮やしたファン・バステン監督は62分にFWヘッセリンクを投入、ファン・ニステルローイとの2トップ&3バックスにシステムを変更します。すると1分後、DFから前線へのロングボールをそのヘッセリンクが頭で折り返し、それを受けたファン・ニステルローイが体を反転させてゴールに突き刺しました。こんなのって、あり?これがそのまま決勝点となり、オランダはなんとか勝ち点3をもぎ取りました。MVPは・・・文句なしに監督だね(笑)。なお、これでオランダは2位以内が確定しました。

ルーマニア 2-0 チェコ

首位のオランダを追う2位のチェコと3位のルーマニアとの直接対決。これがハッキリ言って、滅茶苦茶面白いゲームとなりました。戻ってきたエース、ムトゥを中心に激しく攻めるルーマニア、一方のチェコはコレルの高さを利用して、彼にボールを集めて対抗します。激しい攻防、スピーディーな展開、これぞザ・ワールドカップ予選!という感じ(笑)。結果的にはムトゥが前後半に1点づつ決め、2-0でルーマニアがチェコを下し、2位に浮上しました。ただ、ルーマニア(勝ち点22)は試合消化が早くて、残り1試合、対するチェコ(勝ち点21)とオランダ(勝ち点25)は残り3試合なので、ルーマニアとしてはちょっと苦しいかもしれません。チェコにしてもオランダとの勝ち点差が4になってしまったのはかなりイタイ。

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ブラジル、ブラジル!

ワールドカップ南米予選 第16節
ブラジル 5-0 チリ

ブラジルがお祭りサッカーでチリを翻弄し、18大会連続となる本戦出場をドハデに決めました。ロナウジーニョこそ出場停止でいませんでしたが、その穴はカカがしっかり務め、そしてロナウド、アドリアーノ、今話題のロビーニョの強烈3トップが揃い踏み(・・・前半のロビーニョは下がり目の位置でしたが)。対するチリは主軸のサラスを欠いていたのが大きく響いてしまいました(負傷欠場)。

それにしてもブラジルのゴール・ラッシュは凄まじい!前半30分までに立て続けに4点を奪取し(フアン、ロビーニョ、アドリアーノ×2)、チリの選手の戦意を完全に喪失させてしまいました。ブラジルもその後はさすがに流しましたが、後半ロスタイムには仕上げにアドリアーノが自身ハットトリックとなるゴールを叩き込み、お祭りに華を添えてフィニッシュ。ブラジル、王者の貫禄を見せつけた一戦でした。

これを見ると、やはりブラジルは来年の本大会でも、きっと決勝のピッチに立っているんだろうなあ、という感じがします。気になるとすれば、前半のゴール祭りで蚊帳の外だったロナウドが、ハーフタイムにうなだれて控え室へと下がっていって、そのまま後半はピッチに戻ってこなかったことと、そして後半足を傷めて交代してしまったロベルト・カルロスの様子ぐらいでしょう。

一方、チリは現在、オセアニア地区とのプレーオフに回る5位に滑り込めるかどうかの微妙な位置にいるので、このブラジル・ショックは早く忘れて、残り2戦、是非頑張ってほしいものです。サラスは復帰出来るのかな?

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『連隊の娘』(ミラノ・スカラ座)

dvd-filleduregimentDVDライブラリーより。

ドニゼッティ作。

オペラ・コミーク形式のフランス語によるオリジナル版の舞台。デヴィーアのコロラトゥーラの妙が味わえる。周りを固めるポドレス、プラティコ、オースティン・ケリーらも堅実、かつ芸達者で、ゼッフィレッリの小粋な舞台、衣裳もまた楽しい。

★★★

ベルケンフェルド侯爵夫人:エヴァ・ポドレス
シュルピス:ブルーノ・プラティコ
トニオ:ポール・オースティン・ケリー
マリー:マリエッラ・デヴィーア
クラケントルプ公爵夫人:エドアルド・ボリオーリ
オルタンシウス:ニコラス・リヴェンク
伍長:アルド・ブラマンテ
農夫:エルネスト・ガヴァッツィ
踊りの先生:ウンベルト・ベルニャ

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:ドナート・レンツェッティ
舞台・衣裳:フランコ・ゼッフィレッリ
演  出:フィリッポ・クリヴェルリ

[  収録:1996年6月25・28日、7月1日、ミラノ・スカラ座  ]

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2005/09/04

ウクライナ、W杯初出場!

ワールドカップ欧州予選 グループ2
グルジア 1-1 ウクライナ

今日は南米予選のパラグアイ-アルゼンチン戦も見たし(1-0でパラグアイが歴史的勝利!)、壇ノ浦の戦いも見たし(源氏の勝ち!・・・て、なんじゃ、それ?)、もうおなかいっぱいではあるんですが、やはりウクライナの予選突破の話題には触れずにいられません。

グルジアのホーム・ゲームではあるんですが、これがなんと無観客試合。そういや、どっかの国も無観客試合で予選突破を決めましたっけね。というわけで、たいそう寂しい環境の中でのゲームでした。ピッチも状態が悪くて、ボールをコントロールするのも一苦労、といった有様。そんな中、シェフチェンコが鋭い切り返しからシュートを狙ったりしますが決まらず、前半は0-0で終わるかな、と思っていたら、44分にクロスのこぼれ球がロタンにわたり、それを彼が冷静にゴール右隅に突き刺し、ついにウクライナが先制します。

後半、グルジアも反撃に出ますが実らず、このままウクライナの勝利で予選突破が確定するかと思っていたら、89分にグルジアがFKから直接ゴールを奪い、まさかのドロー。これでウクライナの予選突破は持ち越しかと思われました。ところがどっこい、トルコがデンマークに2-2のドローで終わってしまったため、ウクライナの本戦出場がめでたく確定しました。

おめでとう、ウクライナ!おめでとう、シェヴァ!

個人のスキルもあるし、チームとしてのまとまりもあるし、本戦での戦いぶりが楽しみです。

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レ・ブルー、浮上せよ!

ワールドカップ欧州予選 グループ4
フランス 3-0 フェロー諸島

ランスでのフランスのホーム・ゲーム。ジダン、マケレレ、テュラムの復帰3人組も揃って先発している。力の差が歴然としているので、フランスの調整試合みたいなゲームになってしまった。フェロー諸島がラインを深く引いてしまい(しょうがないけどさ)、中盤でジダンが楽々とプレーしていた。結果的に得点はすべてシセだったが(2点目はオウンゴール)、アンリもゴールこそ上げられなかったものの、いい動きを見せていたし、サニョル、ギャラスの両サイドの働きもよかったと思う。でも、この相手に3点では少ないか。

とにもかくにも、これでフランスは勝ち点を13として、グループの先頭を行くスイス、アイルランドと並んだ。この後、この2チームとの直接対決が待っているので(ともにアウェー)、ここが正念場となる(・・・ま、全部正念場だけどさ)。連勝しかないぞ、レ・ブルー!

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ワールドカップ欧州予選再開!

ワールドカップ欧州予選 グループ8
スウェーデン 3-0 ブルガリア

ワールドカップ欧州予選が再開しました。いよいよ終盤、本戦出場に向けて、熱い戦いが繰り広げられます。

グループ8、現在クロアチアに次いで2位につけるスウェーデンがホームにブルガリアを迎えた一戦。スウェーデンはリュングベリ、ラーション、イブラヒモヴィッチといった主力が揃い、ホームの大歓声を受けて攻めまくります。が、ブルガリアのGKのファインセーブなどが相次ぎ、どうしてもゴールが決まらず、前半を0-0で折り返します。後半も同じ調子かと思いましたが、早々にブルガリアがレッドカードで退場者を出してしまい(ついでに監督も退席)、これでとうとう持ち応えられなくなりました。そしてまずはリュングベリがGKの股をぬいた技ありシュートで先制、さらにメルベリがヘディングで決めて、最後はイブラヒモヴィッチがジャンピングボレーを豪快に叩き込み、完勝。望みどおり勝ち点3を加えました。

ブルガリアはこれで予選落ちが確定。監督のストイチコフは世評だけじゃなくて選手からも評判が悪いようなので、たぶんそのうち更迭かな?スウェーデンもタレントは豊富なんだけど、ちょっとモタモタしすぎかも。終盤に向けて、ちょっと不安が残りました。

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『トスカ』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-tosca-metDVDライブラリーより。

ゼッフィレッリ節満開のスペクタクルに溢れた名舞台。シノーポリの力強い音楽の運びと相まって、ドラマチックな世界がより劇的に描写されている。光の使い方、細部へのこだわりも見事。ドミンゴ、ベーレンス、そしてマクニールの熱演、熱唱も素晴らしい。

★★★★★

アンジェロッティ:ジェイムズ・コートニー
カヴァラドッシ:プラシド・ドミンゴ
トスカ:ヒルデガルド・ベーレンス
スカルピア:コーネル・マクニール
番人:イタロ・ターヨ
ほか

合  唱:メトロポリタン歌劇場合唱団
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジュゼッペ・シノーポリ
演出・装置:フランコ・ゼッフィレッリ

[  収録:1985年3月、メトロポリタン歌劇場  ]

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2005/09/03

『シャモニーのリンダ』(チューリヒ歌劇場)

dvd-lindadichamounixDVDライブラリーより。

舞台は18世紀のシャモニーとパリ。

ドニゼッティ生誕200年を記念して蘇演された舞台。グルベローヴァのベルカントが存分に堪能出来る。だから、書割の絵だけで風景を描写するというエコノミーな舞台づくりに文句を言ってはいけません。

★★★

リンダ:エディタ・グルベローヴァ
カルロ:デオン・ファン・デア・ワルト
ボアフレリー侯爵:ジェーコブ・ウィル
知事:ラースロー・ポルガー
アントニオ:アルマンド・アリオスティーニ
マッダレーナ:ネイディーン・アシャー
ピエロット:コルネリア・カリッシュ
執事:ミロスラフ・クリストフ

合  唱:チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽:チューリヒ歌劇場管弦楽団
指  揮:アダム・フィッシャー
演  出:ダニエル・シュミット

[  収録:1996年9月4・7日、チューリヒ歌劇場  ]

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2005/09/02

『ホヴァンシチナ』(キーロフ歌劇場)

dvd-khovanshchinaDVDライブラリーより。

ムソルグスキー作。

この作品はムソルグスキーが未完のまま残したので、リムスキー・コルサコフらの補筆により完成されたヴァージョンが通常用いられているが、ゲルギエフはここでムソルグスキーの意図にもっとも近いとされるショスタコーヴィチ版を採用し、しかもショスタコーヴィチの手により加えられた部分をいくつかカットして上演している。だが、その舞台から受ける印象は『スペードの女王』とさして変わらない。人は多いんだけど躍動感がなく、場面の変化もおざなりだ。演出部門の立ち遅れは明らかだろう。

★★

イワン・ホヴァンスキー:プラト・ミンジルキエフ
アンドレイ・ホヴァンスキー:ユーリ・マルーシン
ワシリー・ゴリツィン:コンスタンチン・ブルジニコフ
シャクロヴィートイ:ヴィアチェスラフ・トロフィモフ
ドシフェイ:ニコライ・オホトニコフ
マルファ:オルガ・ボロディナ
スサンナ:エフゲニア・ツェロワリニク
エンマ:タチャーナ・クラフツォワ
ワルソノフィエフ:ミハイル・チェルノツコフ
クースカ:ニコライ・ガシエフ
第一の銃兵隊員:エフゲニー・フェドトフ
第二の銃兵隊員:アンドレイ・フラムツォーフ
ストレーシネフ:ワシーリー・ゲレロ
司祭:ワレリー・レーペジ

バレエ:キーロフ歌劇場バレエ団
合  唱:キーロフ歌劇場合唱団
管弦楽:キーロフ歌劇場管弦楽団
指  揮:ワレリー・ゲルギエフ
原演出:レオニード・バラトフ
美  術:フェードル・フェドロフスキー
照  明:ウラディーミル・ルカセビッチ
振  付:フェードル・ロプホフ

[  収録:1992年4月16~19日、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場  ]

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2005/09/01

2005/09/01

・9月になりました。まだまだ暑いですが、夏が一歩一歩終わりに近づきつつあります。こういう時期は、むしょうに『ビーチボーイズ』(テレビドラマね)が見たくなります。反町隆史と竹野内豊のコンビが最高。私は、あのドラマの収録場所のすぐ側でひと夏を過ごしたことがあって、懐かしい風景がいっぱい出て来るんですよね。DVD、また見よっと。

・オペラ・レヴューのうち、新規アップの分にはタイトルの冒頭に「*」を付けていますが(知ってた?)、7月分のものに関してはこのアスタリスクを外しました。これからもこのペースで外していくつもりです。なお、前のブログからの再掲分は、ようやく半分ぐらいをアップ出来ました。まだまだ先は長いです。

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『スペードの女王』(キーロフ歌劇場)

dvd-piquedameDVDライブラリーより。

プーシキンの小説に基づいたチャイコフスキーのオペラ。18世紀末の貴族社会が背景になっている。

力強く、ときに荒々しい音楽の運びはいかにもゲルギエフらしい。歌手陣もこの歌劇場の実力を遺憾なく発揮している。だが、舞台が・・・。ゲルギエフの前任者、テミルカーノフが84年に自ら演出も担当し、発表したプロダクションのようだが、なるほど威風堂々、立派なセットではあるものの、登場人物たちの旧態依然とした立ち居振る舞いはちょっとひどすぎる。コーラスも含め、ただ突っ立っているだけ。もはや「演技」ですらない。過去の遺物というしかない。

★★

ゲルマン:ゲガム・グリゴリアン
トムスキー伯爵:セルゲイ・レイフェルクス
エレツキー公爵:アレクサンドル・ゲルガロフ
チェカリンスキー:ウラディーミル・ソロドフニコフ
スリン:セルゲイ・アレクサシュキン
伯爵夫人:リュドミラ・フィラトワ
リーザ:マリア・グレギーナ
ポリーナ:オルガ・ボロディナ
チャプリツキー:エフゲーニ・ポイソフ
ナルモフ:ゲンナジ・ベッツベンコフ
プリレバ:エレーナ・ミールトワ
家庭教師:エフゲニア・ペルラソワ
儀典長:ニコライ・ガシエフ

バレエ:キーロフ歌劇場バレエ団
合  唱:キーロフ歌劇場合唱団
管弦楽:キーロフ歌劇場管弦楽団
指  揮:ワレリー・ゲルギエフ
振  付:オレグ・ヴィノグラードフ
美  術:イーゴリ・イワーノフ
照  明:ウラディーミル・ルカセビッチ
演  出:ユーリ・テミルカーノフ

[  収録:1992年4月20~24日、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場  ]

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