« 『後宮からの誘拐』(ロイヤル・オペラ) | トップページ | 『アルチーナ』(シュトゥットガルト州立歌劇場) »

2005/08/08

『トロヴァトーレ』(ロイヤル・オペラ)

dvd-trovatore-royalDVDライブラリーより。

巨大な砲台が並んでいる幕開けのシーン、レオノーラが登場してくる宵闇の回廊のシーン、格子窓がズラリと並んだ修道院のシーン、などなど、印象的な場面には事欠かない。モシンスキーならではの巧みな照明も見事。でも、捕らえられたアズチェーナが兵士たちにレイプされるシーンなんて、一体全体必要あるんでしょうか?ロイヤル・オペラって、お下劣な表現が本当好きですね。期待のホセ・クーラはよく通る声をしているけれど、どうも一本調子というか、表現の幅が狭いような気がしてならない。ビリャロエルの爪の垢でも煎じて飲んでほしい。

★★★

マンリーコ:ホセ・クーラ
ルーナ伯爵:ドミートリ・ホロストフスキー
レオノーラ:ベロニカ・ビリャロエル
アズチェーナ:イヴォンヌ・ネフ
フェランド:トマス・トウマソン
イネス:ゲネス・アン・ジェファーズ
ルイス:エドガラス・モントヴィダス
ほか

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:カルロ・リッツィ
演  出:エライジャ・モシンスキー

[  収録:2002年5月3・6日、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

|

« 『後宮からの誘拐』(ロイヤル・オペラ) | トップページ | 『アルチーナ』(シュトゥットガルト州立歌劇場) »

コメント

昨年5月に同じモシンスキー演出で見ましたがそのレイプシーンは記憶にない、あるいはほとんど印象にないです。ちょっと変えたのかあるいは映像だと目立つということがあるかもしれませんね。

投稿: dognorah | 2005/08/08 22:39


dognorahさん、こんにちは。
変えたのかもしれませんね。本当必要性のないシーンでしたから。

投稿: Orfeo | 2005/08/09 07:22

「トロヴァトーレ」と言えば9月のチェコ国立プルゼーニュ歌劇場のチケットを予約したのですが、子どもの行事のある日だって事に後から気付いてガーンです。なかなかオペラを生で観る機会が取れなくて残念。

投稿: simulacra1984 | 2005/08/09 10:14

>アズチェーナが兵士たちにレイプされるシーン
私はもちろんDVDですが、気づきませんでした、というか、その時は、気づいたのかもしれませんが忘れてます。
コヴェントガーデンのマクヴィカー演出のリゴレットの一幕のは、こりゃいくらなんでも・・・と思いましたが、一緒に見た知人は、「あら、そおお」なんて冷淡な反応でした。女性の全裸ではなく、男性の全裸で、その状態がなんといいましょうか、ポルノチックな吃驚もんだったんですけど・・・(あれって、作り物??男性の意見をお伺いしたい気持ち)
念のため、もちろんDVDの話ですので。

このトロヴァトーレで印象に残っているのは、
・マンリーコがいかにも山賊の首領というかんじで、タバコをふかしていたこと
・マンリーコの母さんがジャガイモの皮をむいていたこと(晩ご飯はカレーかな)
・スキンヘッドのかっこいいフェッランドが若すぎて、昔話をするのが変だったこと
・レオノーラが既婚者に見えて、二人で人妻を争っているように見えたこと
・最後は、ルーナ兄が弟マンリーコを射殺したこと

モシンスキーって、オーストラリアの方なんですか。
サザーランドのシドニーのトロヴァトーレはご覧になりましたか? LDで出てましたが。

投稿: keyaki | 2005/08/09 10:54


>simulacraさん、

それは残念でしたね。私も生の舞台とはとんとご無沙汰しています。秋に東京に行く予定なので、その時にでも観れればいいなあ、なんて考えています。

>keyakiさん、

う~ん、『リゴレット』で全裸の男性なんて出ていましたっけ?おかげで真昼間からその問題シーンをじっくり見直す破目になっちゃいましたよ(爆)。
私のはBSの録画なんで、当該シーンはどうやらNHKが編集を入れたようです。全裸になるシーンはたしかにありましたが、人の影になってハッキリは映っていませんでした。どアップになる場面は一切なし。というわけで、作り物かどうかは分かりませんでした、残念ながら(幸運なことに?)。
サザーランドの『トロヴァトーレ』は観てないです、ハイ。

投稿: Orfeo | 2005/08/09 16:16

トロヴァトーレの記事でリゴレットが話題になっていますが、私はあの舞台を2001年と今年の2回見ていますし、前回のものはBBCで生中継されたのを録画もしています。全裸シーンは男女とも前回の方が露出度が高くて、ビデオにもはっきりくっきり映っています。もちろん生身の俳優さんが演じたものです。今年の公演は全裸であることには変わりないのですが巧みに体を回転させたりすることで露出時間は少なくなっていました。一般に欧州では裸はあまり抵抗ないようで、先日も何かのデモで多くの男女が全裸で自転車に乗って街頭を行進していましたし、ミュンヘンの公園に行くと夏は全裸の男女がうようよいますね。TVでも夜9時以降はいくらでも裸は出てきますし、BBCのセックスをもろに扱ったシリーズ番組では毎晩男女の性器のアップが出ていました。以前衛星TVを見ていたときに感じましたが西欧のTVは大体どこも同じ事情で、そういうカルチャーなんですね。

投稿: dognorah | 2005/08/09 22:31


う~ん、ニースの海岸での夢のような光景を思い出しました(爆)。

投稿: Orfeo | 2005/08/10 09:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122009/5365558

この記事へのトラックバック一覧です: 『トロヴァトーレ』(ロイヤル・オペラ):

« 『後宮からの誘拐』(ロイヤル・オペラ) | トップページ | 『アルチーナ』(シュトゥットガルト州立歌劇場) »