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2005/08/24

『仮面舞踏会』(ザルツブルク音楽祭)

dvd-balloinmascheraDVDライブラリーより。

国王グスタフ3世が臣下レナートの妻であるアメリアを愛してしまい、妻の不貞を疑ったレナートによって仮面舞踏会の場で暗殺されるまでを描いたヴェルディのオペラ。

元々は1989年の夏にカラヤンが振る予定だったが、初日直前の7月16日にカラヤンが急逝したため、急遽ショルティが代役を引き受けて行われたプロダクション(映像は翌90年の再演の際のもの)。スウェーデン版が採用されている。シュレジンジャーによるスペクタクルな舞台が見事だ。威風堂々とした王宮の広間、死霊さまよう感じの不気味な処刑場・・・細部にまでこだわり抜いたその舞台にカラヤンの熱い思いが伝わって来るようだ。ドミンゴとヌッチがその思いに応えるかのような熱演を披露している。

★★★★

グスタフ3世:プラシド・ドミンゴ
レナート:レオ・ヌッチ
アメリア:ジョセフィン・バーストウ
ウルリカ:フローレンス・クイヴォー
オスカル:スミ・ジョー
クリスティアーノ:ジャン・ルク・セニュー
リビング伯爵:クルト・リドゥル
ホーン伯爵:ゴーラン・シミッチ
判事:ウォルフガング・ヴィッテ
アメリアの召使:アドルフ・トマシェック

合  唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ゲオルク・ショルティ
演  出:ジョン・シュレジンジャー

[  収録:1990年7月28日、ザルツブルク祝祭大劇場  ]

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コメント

そう、この時は非常に困った(笑)。こんな真夏に死にやがったもんで、早速大至急で、カラヤンの死に対するフランスの反応なる原稿を頼まれたのはいいんだけれど、反応なんて全然ないんだよね。何故って、この時期フランスの音楽ジャーナリストや評論家は全員地方の音楽祭取材に出払ってて、パリなんかに誰もおりゃせんので、通りいっぺんのもの以外、ロクな記事が出ないんだ。こっちの日刊紙なんかでも記事に困って、ちょうどたまたまパリにいたマレク・ヤノフスキかなんかにインタビューしたはいいんだけれど、「あの人と私とは何の関係もありません」とか素っ気なくあしらわれたりしてね(笑)。お陰様で、こちとら言いたいことが書けたけど…。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/08/25 06:28


そりゃまた、大変でしたね。きのけんさんの書いたカラヤンの記事も是非読みたいですけど、ウチにはレコ芸は91年からのぶんしか置いてないので、読めません。KINOKEN 2にアップはしないんでしょうか?

投稿: Orfeo | 2005/08/25 09:06

さて、『レコ芸』だったか、『音友』だったか忘れちゃったんですが、そのうちにサイトの方にアップロードします。
ついでに、日本R・シュトラウス協会年報の今年号の校正ゲラが来ました。ちょっとした力作を書いたので、出たら是非ご覧下さい。ただし、2段x10ページだから結構分量があるよ。サイトへのアップロードは1年後になります(昨年度の原稿をアップしたばかり)。
…でも、あの時は本当に困ったぜ。全然記事が出てなくって…。ヴァカンス開けにごっそり出た頃には、僕のヤツは出た後だった。それにこっちの音楽誌、オペラ誌というのは8月は休みじゃない…。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/08/26 05:30


読みたい気持ちはやまやまなんですが、R.シュトラウス協会の年報は、一般書店には並ばないんですよねえ(・・・東京では出るのかな?)。ワーグナー協会のは並ぶんですけどね。協会に問い合わせてみます。

投稿: Orfeo | 2005/08/26 09:36

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