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2005/08/18

『道化師』(イタリア歌劇団)

DVDライブラリーより。

第8回イタリア歌劇公演、『カヴァレリア・ルスティカーナ』とのダブルビル。装置もそのまま。ドミンゴも、ヌンツィアータも、とにかく気合の入り方が凄い。熱唱の連続だ。イタリア歌劇の醍醐味が存分に堪能できる。あ~あ、NHKホールで直に聴きたかったなあ。でも、まだお子ちゃまだったしなあ・・・。

★★★★

ネッダ:エレナ・ヌンツィアータ
カニオ:プラシド・ドミンゴ
トニオ:ベニート・ディ・ベルラ
ペッペ:ピエロ・デ・パルマ
シルヴィオ:ロレンツォ・サッコマーニ

合  唱:日本プロ合唱団連合
管弦楽:NHK交響楽団
指  揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティース
美  術:ピエール・ルイジ・ピッツィ
演  出:アントネルロ・マダウ・ディアツ

[  収録:1976年9月5日、NHKホール  ]

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コメント

そう!…当時、ドミンゴはしょっちゅうパリに来てまして、一度なんか、ジュゼッペ・パターネ指揮《ラ・ボエーム》(+フレーニ、トム・クラウゼ)に続けて《運命の力》(+カプチーリ、ギャウロフ)と3ヶ月くらい居続けたことがあったよ。当時はそれほど引っ張り凧の大スターでもなかったし、なにせ器用な人だから何でもできちゃうんで惰性になることも当時はあまりなかったし…。それで終わりかと思ったら、またまた数カ月後に戻ってきてショルティとの《オテロ》をやったり…。なるほど、あの頃我々は恵まれていたんだなあ(笑)…。
エレナ・マウティ=ヌンツィアータも当時はかなり良かった。プレートルが振った《蝶々夫人》(演出ジョルジュ・ラヴェリ:スカラ座版)でテレサ・ツィリス=ガラとダブル・キャストだったんだけど、同じくらいよかった!。
あっ!、これって美術がピエール・ルイジ・ピッツィじゃないですか!…。随分高級な人を持ってきたもんだね。当時ピッツィは未だオペラ専門の演出家として独立してなくて、ルカ・ロンコーニの美術番として頑張ってた時期だよね。パリなんかでよくオペラの仕事をするようになったのは 1970年代末からだよ。
オリヴィエロ・ディ・ファブリティースは1度だけ、ハンブルクでポネル演出の《ドン・カルロ》5幕版で聴いたことがありました。すごいよぼよぼの爺さんが出てきたんで、この長丁場、大丈夫かなあ?…なんて(笑)。
ただ、当時ドイツのオペラ座はどんな長いオペラでも11時には終わらないと、組合から超過勤務料金を取られるから、11時に終演という習慣があったんですが、これだけは第四幕末がきっかり11時に終わって、最終幕がスタートするところで、終わりだと思ったお客さんがどんどん退出してっちゃうわけ。彼氏、あれっ?とかいう顔をして客席の方を振り返って見ていたのをよく憶えてます(何時だかここに書いた学生券で彼の真後ろに座っていたのだ)。ネロ・サンティだったら「未だ終わりじゃねえぞ!」なんて怒鳴ったかもよ(笑)。彼は一度パリで《アンドレア・シェニエ》のカルロ・ベルゴンツィを野次った客に向かって振り返って怒鳴り返したことがあります。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/08/18 16:17


ネロ・サンティだったらさもありなん、という感じですね(笑)。ウチには彼が振った85年のヴェローナ音楽祭での『アッティラ』のDVDがあります。

投稿: Orfeo | 2005/08/18 18:33

イタリアオペラの76年というと将来有望な若手を送り込んだというところでしょうか。たぶんドミンゴはまだそれほど有名じゃなかったでしょうね。
私は、映画版ですが、ゼッフィレッリ演出のスカラ座でドミンゴとストラータス共演のビデオを持っています。82年制作だからもうドミンゴはかなり有名だったでしょうね。かなりの迫力です。
実演では、コヴェントガーデンでドミンゴ、ヌッチア・フォチレ、ホロストフスキ共演のものを2003年に見ていますが、これもすごかったです。舞台はゼッフィレッリのものですが度肝を抜くすばらしいつくりで、幕が上がったとたん拍手喝采でした。この公演は当日券を求めて徹夜組が出たことも話題になりましたが、もう今後はドミンゴはこの役では出ないでしょうね。

投稿: dognorah | 2005/08/19 19:41


dognorahさん、こんにちは。

>映画版ですが、ゼッフィレッリ演出のスカラ座で
>ドミンゴとストラータス共演のビデオ
これですね。
http://orfeo.cocolog-nifty.com/orfeoblog/2005/07/post_c867.html
私もこれ、大好きです。

投稿: Orfeo | 2005/08/19 20:23


おっと、最近のエントリーにありましたね。失礼しました。私の持っているのと写真が違うので同じものと思いませんでした。

投稿: dognorah | 2005/08/20 00:52


いえいえ。
でも、ロイヤル・オペラのゼッフィレッリの舞台も是非見てみたいものです。

投稿: Orfeo | 2005/08/20 08:49


このゼッフィレッリの舞台は探してみましたがDVDは無いみたいで残念です。現代のナポリをイメージしたようで、舞台奥に4階建てくらいのアパートがあり、その前に道路があります。その道路は舞台右手でカーブして一段低い舞台手前の方に来ます。アパートの各部屋ではTVを見ていたり酒を飲んでいたりカードゲームに興じています。一階はいろいろな店になっていて、バーがあったり売春婦が戸口に立っていたりといかにも下町らしい雰囲気を醸し出しています。道路上では若者がスケボーをやっています。そこへでっかいアメ車にトロリーされた芝居小屋が舞台左より登場するのですが、もう我々観客はやんやの喝采です。さすがにカーブは曲がれなくて、スイッチバックして舞台前面に降りて来ましたが。
これは実は、ロスアンジェルスとワシントンDCとロイヤルオペラの共同制作なのです。だからこれだけ豪華な舞台が作れたのでしょう。
それでネットを検索していたら、来月からロスのオペラでこの同じ舞台を上演する情報が見つかりました。出演はアラーニャとゲオルギューです。もしどうしてもご覧になりたければ可能ですよ。ロスだったら欧州より近いですし。

投稿: dognorah | 2005/08/20 18:57


dognorahさん、舞台の詳しい紹介、ありがとうございます。
マジ、見たくなりました^_^;;
でも、今、海外に出る体力がないんです・・・(ショボン)。

投稿: Orfeo | 2005/08/21 07:17

ご無沙汰です。ドミンゴのカニオってそんなにいいのか~。私はカニオといえばもう、モナコの熱唱しか思いつかないです^^;『道化師』は大好きなオペラです。去年だったか、知り合いのつてでサーカスを観に行ったのですが、その時さえピエロを見てカニオを思い出してました(笑)。『衣装をつけろ』涙なしには聴けないですねー。ううう…。

投稿: cutty | 2005/08/23 18:47


Cuttyさん、おかえりなさい^_^;;
そうそう、Cuttyさんに勧められて、モナコのカニオを聴いたんでした。
あれも勿論素晴らしかった!
でも、ウチにある映像はドミンゴばかりなんですよね(笑)。

投稿: Orfeo | 2005/08/23 20:54

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