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2005年8月

2005/08/31

オーウェンを待ちながら

プレミアリーグ 第3週
ニューカッスル 0-2 マンチェスターU

今シーズンまだ無失点のユナイテッドと、今シーズンまだ無得点のニューカッスルの一戦。ニューカッスルはスペインから移籍してきたばかりのFWルケを早速起用し、念願のゴールを狙います。そして13分、シアラーのシュートをGKのファン・デル・サールが弾いたところをそのルケが押し込んで、やったあ、これは誰がどう見ても文句なしの・・・・・・オフサイドだあ(爆)。

ニューカッスルもよく攻め込み、惜しい場面も作るのですが、凡ミスもあってゴールは奪えません。そうしていると、エムレ、ダイアーが前半のうちに、さらに後半になってボウヤーまでもが負傷交代を余儀なくされます。ついてないチームというのはこういうものです。

ユナイテッドは今シーズン初めてクリスティアーノ・ロナウドを先発させますが、こちらも惜しい場面は作るものの、ゴールには至らず。すっかり試合が膠着してしまった66分、GKファン・デル・サールが前線にロングフィードしたボールをニューカッスルのDFブンソンが処理し損ねているところをルーニーが横からかっさらって、あっさりゴール。得点とはこんなにも簡単に入るもんだという、お手本みたいなゴールです。

さらに試合終了間際、右サイドを駆け抜けたルーニーからゴール前のファン・ニステルローイへのクロスが通ってしまい(これもブンソンのクリア・ミスだよなあ)、とどめの一発(ファン・ニステルローイはこれで3戦連発です)。ニューカッスルはまたもや零封されてしまいました。これはかなり深刻ですね。

リバプールとの話がまとまらなかったオーウェンが、このニューカッスルへ完全移籍するそうですが、彼も凄いチームを選んだもんです。ま、レアルと違って、先発できそうだからいいのかな?チーム初得点を目指して、是非頑張ってください(笑)。

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『アルジェのイタリア女』(パリ・オペラ座)

cd-itarianainalgeriDVDライブラリーより。

ロッシーニ作。

カラフルな舞台の中に、アラファト議長みたいなムスタファが登場する。イザベルラたちが乗っていた船が沈没するところは映画『タイタニック』のあからさまなパロディ。しかもど派手にやっている。でっぷり太ったお腹を丸出しにした小間使いたちが周りを取り囲み、空間には巨大な乳房が浮遊して、唇型のソファに座ってイザベルラが歌う・・・。漫画とポップ・アートが融合した世界。でも、なかなか楽しいです、この舞台。ケバイ化粧のラーモアはちょっと怖いけどね(笑)。カンパネッラが快調なロッシーニ節を展開している。

★★★

ムスタファ:シモーネ・アライモ
エルヴィーラ:ジャネット・フィッシャー
ズルマ:マリア・ホセ・トリュルー
ハリー:アンソニー・スミス
リンドーロ:ブルース・フォード
イザベルラ:ジェニファー・ラーモア
タッデオ:アレッサンドロ・コルベルリ

合  唱:パリ国立歌劇場合唱団
管弦楽:パリ国立歌劇場管弦楽団
指  揮:ブルーノ・カンパネッラ
演  出:アンドレイ・シェルバン

[  収録:1998年4月28日、パリ・オペラ座(ガルニエ宮) ]

*画像はこの公演とは関係ありません。

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2005/08/30

『ハムレット』(シャトレ座)

dvd-hamletDVDライブラリーより。

アンブロワーズ・トマ作。トゥールーズ・キャピトル劇場の芸術監督でもあるニコラ・ジョエルという演出家は、常套的で落ち着いた舞台がお好きなようですが、『ハムレット』ならばそれも相応しいでしょう。ただ、シェイクスピアの話と違って、このオペラでは最後ハムレットは死にません。クローディウスを討って、自らが新しい王座に就いて終わります。だったらオフィリアも助けてあげたいところですが、そうはいきません。その代わり、彼女には華々しい狂乱のアリアが用意されています。ドゥセイが激しく歌い上げて、散っていきます。

★★★

ハムレット:トーマス・ハンプソン
オフィリア:ナタリー・ドゥセイ
クローディウス:ジョゼ・ヴァン・ダム
ジェルトリュード:ミシェル・ド・ユン
ラエルト:マルク・ラオ
前王の亡霊:マルクス・ホロップ
マルセリュス:ジャン・リュック・モレット
ホレーショ:フィリップ・フルカード
ポロニウス:ローラン・アルヴァロ
ほか

合  唱:トゥールーズ・キャピトル劇場合唱団
管弦楽:トゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団
指  揮:ミシェル・プラッソン
演  出:ニコラ・ジョエル

[  収録:2000年6月、パリ・シャトレ座  ]

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2005/08/29

『イーゴリ公』(ロイヤル・オペラ)

dvd-princeigorDVDライブラリーより。

ボロディンが未完のまま残したものを、リムスキー・コルサコフとグラズノーフの二人が補筆完成させたオペラ。

ルーマニア出身の演出家、シェルバンが描くロシアの大河ドラマ(・・・というにはストーリーがちとショボイけど)。演出家が変わろうとも、ロイヤル・オペラの精神は健在で、またもやバストを露わにした女性が出て来たり、集団で恥辱を受けたりします。ホント、これがなきゃ気が済まないところなんでしょうか、ロイヤル・オペラって。 いつもは悪役に回るレイフェルクスが、珍しく祖国の英雄として登場(・・・といっても、戦いに出て捕虜になって、逃げて帰ってくる“英雄”だけど)。アンナ・トモワ=シントウが芯の強い女性を好演しています。「韃靼人ポロヴェッツ人の踊り」など、見どころ、聴きどころもちゃんとあって、民族色豊かでなかなか楽しめる舞台ではあります。ロイヤル・オペラ音楽監督(当時)のハイティンクが、勇壮な音楽を響かせています。

★★★

イーゴリ公:セルゲイ・レイフェルクス
ヤロスラヴナ:アンナ・トモワ=シントウ
ウラディーミル:アレクセイ・ステブリアンコ
ガリツキー公:ニコラ・ギュゼレフ
エローシュカ:フランシス・エガートン
スクーラ:エリック・ギャレット
コンチャク汗:パータ・プルチュラーゼ
コンチャコヴナ:エレナ・ザレンバ
オヴルール:ロビン・レッゲート

バレエ:コヴェントガーデン王立歌劇場バレエ
合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:ベルナルト・ハイティンク
演  出:アンドレイ・シェルバン

[  収録:1990年2月、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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セリエA開幕!

セリエA 第1節
レッジーナ 0-3 ASローマ

ついにイタリアのセリエAも開幕しました。今シーズンのスクデットは補強の状況からいっても、ユヴェントス、ACミラン、インテルの3強の争いになると世間では言われていますが、はたしてそのとおりの展開になるのでしょうか?

さて、まずはレッジョ・カラブリアでの一戦。俊輔を放出して日本のスポンサーがどっといなくなったからでしょうか、セリエAの開幕戦とはとても思えない無残なグラウンド状態。あちこち芝がめくれて土が露出していて、おまけにデコボコ。これじゃとても落ち着いたサッカーなどやってられません。

ローマはマンシーニ、モンテッラ、タッディの3トップの下にトッティという布陣。ユーヴェへの移籍が取り沙汰されているカッサーノはベンチでお留守番です。試合開始当初はホームのレッジーナが押し込んだものの、それも一瞬で止み、試合は混戦状態に。そして、トッティがリズムよく展開を組み立てているうちにローマがペースを握りだし、ついには30分、モンテッラのループ気味のシュートをGKがはたいたところをマンシーニが頭で押し込んで、先制。前半をローマが1-0で折り返します。

後半開始早々、トッティがグラウンダーでゴール左に流したFKにデ・ロッシが足で合わせ、あっさり2点目。あせったレッジーナは、ローマのゴール前に攻め込みながらも、密集の中でパレデスがひじ撃ちを繰り出して、即退場。これで勝負ありました。ロスタイムにはトッティからノンダに渡って、駄目押し点。レッジーナはぐうの音も出ませんでした。

最近は低迷しているローマですが、スパレッティ新監督の下、今シーズンは上位に食い込むかも、というゲームでした。UEFAカップにも出るようだし、ヒデのボルトンと当たったら面白いなあ(笑)。

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2005/08/28

チェルシーのゴールを奪え!

プレミアリーグ 第3週
トッテナム 0-2 チェルシー

今シーズン、まだ無失点同士のロンドン・ダービー(プレミアってのはロンドンのチームが多いので、しょっちゅうダービーをやっています)。ダヴィッツのいるトッテナムも健闘し、あわやゴールというシーンも出て来て拮抗していましたが、前半中盤にトッテナムのFWミドがひじ撃ちを喰らわして一発退場。これで数的優位に立ったチェルシーが、右CKからデル・オルノが頭で合わせてゴール。とうとう均衡が崩れました。

後半開始からトッテナムはMFレノンを送り出し、彼の個人突破から反撃を試みますが、ゴールには至らず。それを見たチェルシーのモウリーニョ監督は、FWのショーン・ライト・フィリップスとクレスポを投入。そのフィリップスが右サイドを突破し、ゴール前に送ったクロスをダフが押し込んで2点目。これで試合が決まってしまいました。

チェルシー、依然として無失点。もう誰でもいいです。チェルシーからゴールを奪ってください。

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『ロデリンダ』(グラインドボーン音楽祭)

dvd-rodelinda DVDライブラリーより。

ヘンデル作。

元々の時代設定は7世紀になっているが、この舞台では20世紀前半ぐらいの様式だ。グリモアルドは黒のタキシードに白の蝶ネクタイ、部下のガリバルドたちは軍服姿。彼らが手にするのは剣ではなくてピストル。これはムッソリーニやファシズム政権にでもひっかけたかったのでしょうか?イタリアの近現代史って、全然不案内なもんでよく分かりませんが。ただ、この舞台、違和感はあまり感じません。むしろ、よく出来ているほうだと思います。それは演出があまり余計なことをしないのと、そしてヘンデルの筋立てや音楽が、まるで現代の心理劇でも見ているかのような気にさせるからでしょう。登場人物たちは苦悩し、逡巡し、悲嘆し、そして歓喜する。その心の動き、機微までが美しい音楽となって溢れてくる。それだけで十分です。演出がしゃしゃり出て、邪魔をしたりしない。これはとても重要です。アントナッチ(前半はちょっと不安定)、ショルたちの真情溢れる歌唱を十分満喫出来る、すっきりまとまった好舞台。

★★★

ロデリンダ:アンナ・カテリーナ・アントナッチ
グリモアルド:クルト・ストレイト
ガリバルド:ウンベルト・チウモ
ベルタリド:アンドレアス・ショル
ウヌルフォ:アルトゥール・ステファノヴィッチ
ほか

管弦楽:エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
指  揮:ウィリアム・クリスティ
演  出:ジャン・マリー・ヴィルジエ

[  収録:1998年6月、グラインドボーン音楽祭歌劇場  ]

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2005/08/27

『オリィ伯爵』(グラインドボーン音楽祭)

dvd-conteoryDVDライブラリーより。

ロッシーニ作。

思いっきり馬鹿馬鹿しいストーリーを思いっきり馬鹿馬鹿しく演出した舞台。激しい雷光とともに大量の水を窓座の上から落とす場面とか、そのあと尼僧が現われ、窓座から中を覗き込んでは隠れる場面とか、横長のテーブルを使った宴会の場面とか、オリィ、イゾリエ、アデーレの3人がらみで揉みくちゃになるベッドシーンとか、まるでドリフのコントのようだ。オリィ伯爵のラオのコミカルな演技と、アデーレのマシスの歯切れよい歌唱が印象的。

★★

オリィ伯爵:マルク・ラオ
ランボー:ルドヴィック・テジエ
アデーレ:アニク・マシス
ラゴンド:ジェーン・ショーリス
家庭教師:ジュリアン・ロビンス
イゾリエ:ダイアナ・モンタギュー

合  唱:グラインドボーン音楽祭合唱団
管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:アンドリュー・デイヴィス
演  出:ジェローム・サヴァリ

[  収録:1997年8月9日、グラインドボーン音楽祭歌劇場  ]

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2005/08/26

アヤックスはまた輝くか

チャンピオンズリーグ 予備予選3回戦2nd-leg
アヤックス 3-1 ブロンビー

チャンピオンズリーグ本戦への進出を賭けた最後の戦い、オランダの名門、アヤックスと、デンマークのブロンビーの一戦を見ました。ちなみに、1st-legは2-2のドロー。

アムステルダム・アレナの大観衆の声援を受けたホームのアヤックスがゲームを支配しているように見えましたが、どうもスピード感がなく、連携もチグハグで得点には至りません。すると前半終了間際、一瞬のスキをつかれて、カウンターからブロンビーが先制点を入れてしまいます。

これで尻に火が付いたアヤックスが後半開始から果敢に攻め始め、まずはバベルがミドルから同点弾を叩き込み、これで点を取るしかなくなったブロンビーが前掛かりになってDFが緩くなった穴をついて、さらにスナイデルが2発ブチ込み、試合を決めました。

アヤックスが予備予選に回っていること自体、少々不甲斐ないことだとは思いますが、このゲームを見てると、それもしょうがないような気もします。本戦グループリーグでは、アーセナル、スパルタ・プラハらと同組になりました。厳しい戦いになりそうです。

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『オテロ』(ロイヤル・オペラ)

Dvdotelloroyal DVDライブラリーより。

ショルティの80歳の誕生日を記念して行われた特別公演のライブ。ダイアナ妃も駆けつけている(連れもいるけど)。激昂するドミンゴ、どこまでも冷徹なレイフェルクス、成すすべもなく翻弄されるキリ・テ・カナワ。この三人の対照の妙が鮮やかなドラマを生んでいる。ショルティのサポートも手際よく、さすがに年輪を感じさせる。

★★★★

オテロ:プラシド・ドミンゴ
デズデモナ:キリ・テ・カナワ
ヤーゴ:セルゲイ・レイフェルクス
エミリア:クレア・パウエル
カッシオ:ロビン・レッゲート
ロデリーゴ:ラモン・ルメディオス
ロドヴィーコ:マーク・ビースリー
モンターノ:ロドリック・アール

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:ゲオルク・ショルティ
演  出:エライジャ・モシンスキー

[  収録:1992年10月27日、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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2005/08/25

アーセナル、復調?

プレミアリーグ 第2週
アーセナル 4-1 フルアム

これまたロンドン・ダービー。チェルシー戦でのシュート欠乏症が嘘みたいに、アーセナルが前半からシュートを打ちまくります。レジェス、ベルカンプの中盤での動きも効果的で、ボール・ポゼッションも圧倒的にアーセナルなんですが、なかなかゴールは決まらず。やっとPKを得て先制かと思ったら、見事にローレンが失敗。すると、逆にフルアムのイェンセンにGKレーマンの頭越しにループ・シュートを決められてしまいます。でも、こんなことで慌てるチームではありませんでした。

前半のうちにシガンのゴールで同点に追い付くと、後半アンリが2得点、さらに終了間際シガンまでもが2点目を蹴り込み(彼、DFだぜ!)、フランス人コンビが総得点を叩き出しました。フルアムが攻め込む場面もときにはありましたが、結局はレーマンの好守に阻まれて、フルアムはまたまた涙を呑みました(フルアムはハイバリー・スタジアムでアーセナルに勝ったことがないんです)。

ちょっと、チームの格が違いすぎましたね。アーセナルにとってはいい練習になったかも?

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『マクロプーロス事件』(グラインドボーン音楽祭)

dvd-makropuloscaseDVDライブラリーより。

ヤナーチェク作。

齢337歳にならんとするエミリアを幽玄に演ずるアニヤ・シリアには脱帽するしかない。男たちに求愛されたり、色仕掛けをしかけたり、本当にヤッテしまったりするんだから、もうちょっと若い人にやってもらいたいという向きもあるかもしれないが(私も最初そう思った)、それでは話が絵空事になってしまう。この役に打ち込んだシリアの執念が、SFチックな作品にリアルな現実感を与えている。

★★★

エミリア・マルティ:アニヤ・シリア
アルベルト・グレゴル:キム・ベグリー
プルス男爵:ヴィクトール・ブラウン
コレナティ博士:アンドリュー・ショア
ヴィーテク:アンソニー・ローデン
クリスチーナ:マニュエラ・クリスカ
ヤネク:クリストファー・ヴェントリス
ほか

管弦楽:ロンドン・フィルハーモニック
指  揮:アンドリュー・デイヴィス
演  出:ニコラウス・レーンホフ

[  収録:1995年、グラインドボーン音楽祭歌劇場  ]

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2005/08/24

『仮面舞踏会』(ザルツブルク音楽祭)

dvd-balloinmascheraDVDライブラリーより。

国王グスタフ3世が臣下レナートの妻であるアメリアを愛してしまい、妻の不貞を疑ったレナートによって仮面舞踏会の場で暗殺されるまでを描いたヴェルディのオペラ。

元々は1989年の夏にカラヤンが振る予定だったが、初日直前の7月16日にカラヤンが急逝したため、急遽ショルティが代役を引き受けて行われたプロダクション(映像は翌90年の再演の際のもの)。スウェーデン版が採用されている。シュレジンジャーによるスペクタクルな舞台が見事だ。威風堂々とした王宮の広間、死霊さまよう感じの不気味な処刑場・・・細部にまでこだわり抜いたその舞台にカラヤンの熱い思いが伝わって来るようだ。ドミンゴとヌッチがその思いに応えるかのような熱演を披露している。

★★★★

グスタフ3世:プラシド・ドミンゴ
レナート:レオ・ヌッチ
アメリア:ジョセフィン・バーストウ
ウルリカ:フローレンス・クイヴォー
オスカル:スミ・ジョー
クリスティアーノ:ジャン・ルク・セニュー
リビング伯爵:クルト・リドゥル
ホーン伯爵:ゴーラン・シミッチ
判事:ウォルフガング・ヴィッテ
アメリアの召使:アドルフ・トマシェック

合  唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:ゲオルク・ショルティ
演  出:ジョン・シュレジンジャー

[  収録:1990年7月28日、ザルツブルク祝祭大劇場  ]

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2005/08/23

ビッグ・ロンドンダービー!

プレミアリーグ 第2週
チェルシー 1-0 アーセナル

早くも激突したチェルシーとアーセナルのビッグ・ロンドンダービーは、チェルシーに軍配が上がりました。チェルシーとしてはリーグ戦では10年ぶりの勝利、ということは、アーセナルのヴェンゲル監督にとって、就任以来初めての敗戦です。

アーセナルは相変わらずよくボールを回しはするのですが、チェルシーのDFを崩すことが全然出来ないので、ゴールが決まる気配はありません。その前に、少しはシュートを打てよな。前半で放ったシュートがたったの3本、しかも枠内0。これじゃあ駄目ですよね。チェルシーというチームは、攻撃力もさることながら、守備力も高いチームではあるんですけどね(昨シーズンの総失点数は38試合戦ってたったの15!これは2位アーセナルの半分以下)。アーセナルとしては、前半にリュングベリが負傷退場してしまったこともいたかったようです。

対するチェルシーも、前節起死回生の決勝ゴールを決めたクレスポを先発させてはみたものの、その彼がアーセナルのDFに完全に封じ込められていたのを見て、モウリーニョ監督は後半開始からあっさりドログバにチェンジ。これが的中して、73分、ランパードのFKをドログバがコントロールし損なってゴール・イン(?)。そのまま決勝点となりました。

この試合見て思うのは、やはり、アーセナルは、いや、ヴェンゲルは、ヒデを獲るべきだったんじゃないの?ということ。敵の陣形の穴を突くヒデのようなプレーヤーがどうしてもほしい気がします。どうやらフレブじゃ駄目みたいです。ヴェンゲルはこの後、どうチームを修正していくのでしょうか。そのへんが気になります。

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『アイーダ』(イタリア歌劇団)

dvd-aida-italia DVDライブラリーより。

第7回イタリア歌劇公演。ベルゴンツィのラダメスも悪くないんだけど、この舞台はコッソットのアムネリスが凄い。アイーダのサントゥニオーネが霞んでしまうぐらいの迫力だ。ヴィジュアル的には若干辛いところもあるが、そんなことを気にしていては、このイタリア歌劇団は楽しめません。古き良き時代のお話。

★★★

エジプト王:フランコ・プリエーゼ
アムネリス:フィオレンツァ・コッソット
アイーダ:オリアンナ・サントゥニオーネ
ラダメス:カルロ・ベルゴンツィ
ランフィス:イーヴォ・ヴィンコ
アモナズロ:ジャン・ピエロ・マストロメイ
エジプト王の使者:フェルナンド・ヤコプッチ
尼僧長:アンナ・ディ・スタジオ

バレエ・ソロ:森下洋子、清水哲太郎、田中俊行

バレエ:松山バレエ団、谷桃子バレエ団、東京シティ・バレエ団
合  唱:日本プロ合唱団連合
管弦楽:NHK交響楽団
指  揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティース
振  付:ルチアーナ・ノヴァーロ
演  出:ルイージ・スクアルツィーナ

[  収録:1973年9月、NHKホール  ]

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2005/08/22

マンチェスターU、好発進!

プレミアリーグ 第2週
マンチェスターU 1-0 アストンヴィラ

第1節のエヴァートン戦を快勝したマンチェスター・ユナイテッドが、オールド・トラフォードでの開幕戦も危なげなくモノにしました。

ゲームを完全に支配したユナイテッドが右から左から真ん中から攻めまくります。前節に続き先発出場した新加入の朴智星もいい感じです。積極的に前線で動き回り、鋭い出足で勝負を仕掛け、惜しいシュートも放ちました。でも、アストンヴィラのGKソレンセンの好守の前に、どうしてもゴールを割ることが出来ない。後半中盤、とうとうファーガソン監督は朴に代えてクリスティアーノ・ロナウドを投入。そして迎えた66分、DFのリオ・ファーディナンドが自陣ゴール前からボールを持って前線まで駆け上がり、右サイドに張っていたC.ロナウドにはたき、そこからのクロスにファン・ニステルローイが合わせて、待望のゴール。これがそのまま決勝点となりました。

これで2戦連発となったファン・ニステルローイの活躍、朴のきらめき、刺激を受けたC.ロナウドの奮闘、守備にまで顔を出すルーニーの貢献、そしてファーディナンドを中心とする鉄壁の守り。ユナイテッドはチームが噛み合っている印象がありますね。今シーズンはなかなか期待できそうです。

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『アドリアーナ・ルクヴルール』(イタリア歌劇団)

DVDライブラリーより。

第8回イタリア歌劇招聘公演から。古い映像だからかもしれないが、全編地味目な舞台なのが惜しい。このオペラにはもう少し華やかさがほしいところだ(唯一明るくなるのはバレエの場面ぐらいだが、この劇中劇の舞台がまた狭苦しいので、東京シティ・バレエ団の踊りが窮屈になってしまっている)。声楽的には十分華やかでいいのだが、威風堂々恰幅のいいカバリエと、若々しく少年のようなつぶらな瞳のカレーラスが並ぶと、なんだか妙(笑)。

★★

アドリアーナ・ルクヴルール:モンセラート・カバリエ
ブイヨン公妃:フィオレンツァ・コッソット
マウリツィオ:ホセ・カレーラス
ブイヨン公爵:イーヴォ・ヴィンコ
ジャズイユの僧院長:ピエロ・デ・パルマ
ミショネ:アッティリオ・ドラーツィ
ジュヴノ嬢:シルリ・フォルトゥナート
ダンジュヴィル嬢:ネルラ・ヴェリ
キノー:パオロ・マッツォッタ
ポワソン:ピエトロ・ディ・ヴィエトリ
執事:高橋啓三

バレエ:東京シティ・バレエ団
合  唱:日本プロ合唱団連合
管弦楽:NHK交響楽団
指  揮:ジャンフランコ・マシーニ
美  術:アントニオ・マストロマッティ
振  付:ミルリ・ワンダ・クレリチ
演  出:ジュゼッペ・デ・トマージ

[  収録:1976年9月20日、NHKホール  ]

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2005/08/21

『トロヴァトーレ』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-trovatore-metDVDライブラリーより。

メットらしい大変立派な舞台だとは思うが、残念ながらマルトンはレオノーラにしては重すぎだろう(体重の話ではありません)。迫力があり過ぎる。全体的に大味な『トロヴァトーレ』になってしまっている。アメリカ的、ちゃあ、アメリカ的だ。そんな中、パヴァロッティの輝かしいマンリーコはさすがというべきか。そこだけイタリア的(笑)。

★★

マンリーコ:ルチアーノ・パヴァロッティ
ルーナ伯爵:シェリル・ミルンズ
レオノーラ:エヴァ・マルトン
アズチェーナ:ドローラ・ザジック
フェランド:ジェフリー・ウェルズ
イネス:ロレッタ・ディ・フランコ
ルイス:マーク・ベーカー
伝令:ジョン・ビルズ
老ジプシー:レイ・モリソン

合  唱:メトロポリタン歌劇場合唱団
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
演  出:ファブリツィオ・メラーノ

[  収録:1988年10月15日、メトロポリタン歌劇場  ]

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2005/08/20

『ヴォツェック』(ウィーン国立歌劇場)

dvd-wozzeckDVDライブラリーより。

ビュヒナーの未完戯曲『ヴォイツェック』をもとにしたベルクの歌劇。

ドレーゼンの(写実と抽象を織り交ぜた)暗めで簡潔な舞台の中で、グルントヘーバー、ベーレンスらが迫真の歌唱を披露。ベルクの緻密で緊迫感に溢れる音楽をアバドがドラマチックに描き出している。本来は最後一人残された子供がやがて他の子供たちの後を追う場面が入るが、ドレーゼンはその部分をカット。悲劇性をより強調している。

★★★★

ヴォツェック:フランツ・グルントヘーバー
マリー:ヒルデガルト・ベーレンス
鼓手長:ワルター・ラファイナー
アンドレス:フィリップ・ラングリッジ
大尉:ハインツ・ツェドニク
医師:オーゲ・ハウグラン
マルグレート:アンナ・ゴンダ

合  唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ウィーン国立歌劇場管弦楽団
指  揮:クラウディオ・アバド
演  出:アドルフ・ドレーゼン

[  収録:1987年6月、ウィーン国立歌劇場  ]

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『金鶏』(シャトレ座)

dvdcoqdorDVDライブラリーより。

帝政ロシアの末期にリムスキー・コルサコフが書き上げた作品。コルサコフはこのオペラの中で、当時の腐敗した指導者層や、盲目的にそれに従う民衆たちを痛烈に風刺した。今回の舞台は、1984年に初演されたものの再演であるが、歌舞伎調が美しい舞台である。ただ、この作品の諧謔性を味わうには、いまいち深みに欠けている。それに、日本人の目からすれば、歌舞伎流が滑稽だと感じるにはどうしても抵抗感がある。元々幻想性溢れる作品だが、舞台全体を重い空気が支配している。

★★

ドドン王:アルベルト・シャギドゥリン
グヴィドン王子:イリア・レヴィンスキー
アフロン王子:アンドレイ・ブレウス
ポルカーン:イリア・バンニック
アメールファ:エレナ・マニスティナ
星占い師:バリー・バンクス
シェマハの女王:オリガ・トリフォノワ
金鶏:ユリ・マリア・サエンズ

合  唱:マリインスキー劇場合唱団
管弦楽:パリ管弦楽団
指  揮:ケント・ナガノ
美  術:朝倉摂
演  出:市川猿之助

[  収録:2002年12月、パリ・シャトレ座  ]

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2005/08/19

『メリー・ウィドウ』(パリ・オペラ座)

cd-boskovhusDVDライブラリーより。

フランツ・レハールの代表作。

モダンなセットと艶やかな衣裳で賑々しく彩られた舞台。いかにもパリっぽく、舞台一面には鏡のパネルが張りめぐらされている。その下部は回転式になっていて、登場人物たちがそこを通って出入りする。中央部はエレベーターが昇降し、そこから現われるのはファッション・モデルよろしく着飾ったマッティラと、そしてダンディに決めたスコウフス。とてもカッコよくてお似合いです。二人とも金髪だしね(笑)。難しいことは言いっこなしに、単純に楽しむのが正解かと。ジョルダンが優雅に音楽を奏でています。

★★★

ミルコ・ツェータ男爵:ワルデマー・クメント
ヴァランシエンヌ:アンリエット・ボンドハンセン
ハンナ・グラヴァリ:カリタ・マッティラ
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵:ボー・スコウフス
カミーユ・ド・ロシヨン:ミヒャエル・シャーデ
ニェグシュ:タデーウス・ポドゥゴルスキ

合  唱:パリ・オペラ座合唱団
管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
指  揮:アルミン・ジョルダン
演  出:ジョルジュ・ラヴェリ

[  収録:1997年12月31日、パリ・オペラ座(ガルニエ宮) ]

*画像はこの公演とは関係ありません。

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2005/08/18

『道化師』(イタリア歌劇団)

DVDライブラリーより。

第8回イタリア歌劇公演、『カヴァレリア・ルスティカーナ』とのダブルビル。装置もそのまま。ドミンゴも、ヌンツィアータも、とにかく気合の入り方が凄い。熱唱の連続だ。イタリア歌劇の醍醐味が存分に堪能できる。あ~あ、NHKホールで直に聴きたかったなあ。でも、まだお子ちゃまだったしなあ・・・。

★★★★

ネッダ:エレナ・ヌンツィアータ
カニオ:プラシド・ドミンゴ
トニオ:ベニート・ディ・ベルラ
ペッペ:ピエロ・デ・パルマ
シルヴィオ:ロレンツォ・サッコマーニ

合  唱:日本プロ合唱団連合
管弦楽:NHK交響楽団
指  揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティース
美  術:ピエール・ルイジ・ピッツィ
演  出:アントネルロ・マダウ・ディアツ

[  収録:1976年9月5日、NHKホール  ]

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2005/08/17

日本、イランを下す

ワールドカップ アジア地区最終予選最終節
日本 2-1 イラン

ともにワールドカップ出場を決めているため、両チームとも国内組で構成されたメンバーでの一戦。日本チームの先発メンバーは、先の東アジア選手権での北朝鮮戦のメンバーとまったく同じ。あのゲームではひたすら消極的だったが、その後先発を外されたのがお灸になったのだろうか、あの時とは積極性が全然違う。ワールドカップ・メンバーに生き残るためには、是非ともアピールしておきたいところだし、ましてやアウェーでの敗戦の借りはホームできっちり返しておかなければいけませんしね。

というわけで、試合内容は思いっきり端折り(笑)、結局2-1で勝利しました。ゴールを決めたのは代表初ゴールとなった加地と、そして大黒。失点はダエイのPK。これでアジア地区グループB首位通過です。よかったですね。

でも、このゲーム見てて、つくづく思いました。小笠原はワールドカップで通用する選手ではない!視野が狭すぎる。いつまでたっても一皮剥けないね、彼は・・・。やはり、早く海外に出るべきだと思います。本人も行きたがってるんでしょ?アントラーズ、気持ちよく送り出してやれよ。来年の本番に向けて、飛躍を遂げてほしい選手なんだからさ。どうせジーコ、選ぶんでしょ、彼を?よろしく頼みまっせ。

=================================================

今日の松木安太郎:

ダエイのシュートがポストに当たって跳ね返り、

「いやあ、12番目のサポーターが守ってくれました」

ピッチで戦ってる日本の選手たちは実はサポーターだったらしい・・・。

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『カヴァレリア・ルスティカーナ』(イタリア歌劇団)

DVDライブラリーより。

NHKが招聘した第8回イタリア歌劇公演のライブ。コッソットとドミンゴの充実の歌唱が見事。やはりオペラは歌が命、ですね。ディアツの演出はきわめてオーソドックスなもので、ピッツィの深く沈んだ色調の舞台美術が、ドラマを鮮明に浮き上がらせている。ファブリティースがN響をゆったりと歌わせた間奏曲も綺麗だ。

★★★

サントゥッツァ:フィオレンツァ・コッソット
ローラ:ガブリエルラ・ノヴィエルリ
トゥリッドゥ:プラシド・ドミンゴ
アルフィオ:アッティリオ・ドラーツィ
ルチア:ネルラ・ヴェリ

合  唱:日本プロ合唱団連合
協  演:小林紀子バレエシアター、東京演劇アンサンブル
管弦楽:NHK交響楽団
指  揮:オリヴィエロ・デ・ファブリティース
美  術:ピエール・ルイジ・ピッツィ
演  出:アントネルロ・マダウ・ディアツ

[  収録:1976年9月5日、NHKホール  ]

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2005/08/16

アーセナル、発進!

プレミアリーグ 第1週
アーセナル 2-0 ニューカッスル

前半のうちに退場者を出してしまい、守勢に回ったニューカッスルをホームのアーセナルが攻める、攻める。やはりアーセナルのサッカーは見ていて楽しいです。ヴィエラが移籍してしまった穴が危惧されていましたが、リュングベリ、ピレス、ベルカンプ、アシュリー・コール、アンリ、といった、綺羅星のごとく並ぶスター軍団のプレーは圧巻です。とにかくボールがよく回る!まだ開幕戦なので、多少抑え気味なところもありましたが、そのスピードに乗った攻撃はさすがでした。

対するニューカッスルも必死に守りを固めて、頑張りました。そして、0-0のまま、ひょっとしてこのままスコアレスドローに持ち込めるかという微かな希望が見えてきた後半35分、エリア内に侵入してきたリュングベリを倒してしまい、痛恨のPKを献上。これを“新キャプテン”、アンリがきっちり決め、1-0。さらにリュングベリ、ファン・ペルシーのコンビで追加点を叩き込まれ、ジ・エンドとなりました。

アーセナル、手こずりながらも白星発進。次節は、早くもチェルシーと激突です。

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『タンホイザー』(バイエルン州立歌劇場)

dvd-tannhauser-bayernDVDライブラリーより。

ズービン・メータがバイエルン州立歌劇場の音楽監督に就任した1994年にプレミエ上演されたプロダクション。殺伐とした舞台の中で、よろよろのタンホイザーがさまよい歩く。この秋に来日公演があるようなので、詳細は省かせていただきます。映像に関して一言だけ。またブライアン・ラージかよ!(笑)

★★★

タンホイザー:ルネ・コロ
エリーザベト:ナディーヌ・セクンデ
ヴェーヌス:ワルトラウト・マイヤー
ヘルマン:ヤン・ヘンドリック・ロータリング
ヴォルフラム:ベルント・ヴァイクル
ワルター:クラエス・アーカン・アーンシェ
ビテロルフ:ハンス・ギュンター・ネッカー
ハインリヒ:ジェームズ・アンダーソン
牧童、小姓:テルツ少年合唱団員

バレエ:バイエルン州立歌劇場バレエ団
合  唱:バイエルン州立歌劇場合唱団
管弦楽:バイエルン州立歌劇場管弦楽団
指  揮:ズービン・メータ
演  出:デーヴィッド・オールデン

[  収録:1994年9月、バイエルン州立歌劇場  ]

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2005/08/15

『マゼッパ』(キーロフ歌劇場)

dvd-mazeppaDVDライブラリーより。

プーシキンの叙事詩を元にしたチャイコフスキーのオペラ。

民族的合唱や踊りを織り交ぜてロシア的色彩感を表出しながらも、あまり土臭さは感じさせない舞台。ゲルギエフの統率の下、堂々たる音楽世界を展開している。残念なのは映像監督がまたブライアン・ラージであること。アップばかり多用するこの人の悪弊で、せっかくの劇的シーン(たとえばコチュベイの処刑の場面)が全然捉えられていない。この人は早く引退してほしい。

★★

マゼッパ:ニコライ・プチーリン
コチュベイ:セルゲイ・アレクサーシキン
リュボフ:ラリーサ・ジアトコーワ
マリヤ:イリーナ・ロストクーワ
アンドレイ:ヴィクトル・ルツィウク
ほか

合  唱:キーロフ歌劇場合唱団
管弦楽:キーロフ歌劇場管弦楽団
指  揮:ワレリー・ゲルギエフ
演  出:イリーナ・モロストーワ

[  収録:1996年5月、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場  ]

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2005/08/14

プレミアリーグ開幕!

プレミアリーグ 第1週
ミドルスブラ 0-0 リバプール

ついにプレミアリーグが開幕しました。今年もやはりチェルシーか?アーセナル、マンUの巻き返しはなるか?ヒデのボルトンはどうか?いろいろ興味の尽きないシーズンになりそうですね。楽しみです。

さて、先ずは昨季のチャンピオンズリーグの覇者、リバプールの開幕戦をざっと見ました。リバプールもミドルスブラも、決定的チャンスを何度も作りながら、結果的にはスコアレスドロー。とりわけ、後半、退場者を出して守りに入ったミドルスブラに対して攻勢に出たリバプールでしたが、ジェラードがフィニッシュをことごとく外したのが痛かった。チャンピオンズリーグ予備戦のおかげで、既にお疲れモードなのかもしれません。あと、後半途中から出て来たシセ!彼のボールの扱いがあまりにぞんざいで、せっかくのチャンスでボールを簡単にミドルスブラに渡してしまうシーンが何度あったことか!あれじゃ駄目ですよね。リバプールの先行きに不安を覚えた開幕戦でした。

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『ファルスタッフ』(ロイヤル・オペラ)

dvd-falstaff-royal追悼 ジュリーニ

DVDライブラリーより。

シェイクスピアの国、英国に相応しい、本格的芝居仕立ての『ファルスタッフ』。ジュリーニが瑞々しく、格調高い音楽を響かせている。歌手陣も豪勢な面々が揃っており、ヴェルディの愉悦に溢れる名舞台になっている。映像監督がブライアン・ラージであるのが唯一残念だが、この際忘れることにする。

★★★★★

ファルスタッフ:レナート・ブルゾン
フォード:レオ・ヌッチ
アリーチェ:カーティア・リッチャレッリ
メグ:ブレンダ・ブーザー
クイックリー夫人:ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ
フェントン:タルマシオ・ゴンザレス
ナンネッタ:バーバラ・ヘンドリックス
ほか

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
演  出:ロナルド・アイアー

[  収録:1982年、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

kinoken2_logo

▼ジュリーニ

ジュリーニは、指揮活動をごく特定の幾つかのオケに限ってしまって以後も、パリ管には毎年のように客演していたので、1977年から、少なくとも1995年まで、ほぼ毎年実演に接することができました。

非常に残念なことに、ジュリーニはあれだけ相性の良かったパリ管との録音を一つも残していない(まったくレコード会社は何を見てるんだろうね!)。それに、1978年にウィーン交響楽団を辞した時、パリ管に来るなんていう話があったんです。当時、小澤征爾もボストンとの契約更新の時期に当たっていたため、パリ管のバレンボイムの後任はジュリーニか小澤だろうなんて噂がまことしやかに流されたものなんですが、小澤はボストンに留任、ジュリーニはロスへ行っちゃった。

でも、1970年代から80年代中盤までのジュリーニは、気力も充実していて、すごい馬力でオケを引っぱっていったものなんで、その頃の演奏(例えばブルックナーとか)をまざまざと憶えていたりすると、引退前の数年間は、見ていて、もう可哀想で、可哀想で…。指揮者ってのは、こんなになってまで演奏活動を続けなきゃならんものなのか?…と。ジュリーニは指揮台に乗ってるだけ。なにせパリ管はジュリーニが大好きだから、必死になって彼を支えてるんだよね。カラヤンは言うに及ばず、カール・ベームだって、チェリビダーケだって、ショルティだってこんなになる前に亡くなった。実際、この時期のジュリーニは、実演に接する度に、マジ、引退してくれた方がいいのに…と思ったものなんですよ。ただ、彼の衰えが進むに反比例してその名声は高まるばかり、まったく音楽ファンってのは、気力の衰えを音楽の深化と取り違えるくらいに健忘症なんで… 1970年代の彼がどんなにすごい演奏をやっていたか!…。

ジュリーニはオペラ録音史上に燦然と輝く歴史的名録音を少なくとも三つ残していると思います。まづルキノ・ヴィスコンティを演出に迎えたカラスとの《椿姫》のスカラ座ライヴ、次にフィルハーモニア管との《ドン・ジョヴァンニ》(…はフランスではオペラの全レコードの中で最も売れた~売れ続けている~ディスクなんです)、そしてコヴェント・ガーデンでの《ドン・カルロ》(これも演出ヴィスコンティ)の3点。いづれも、今もってこれを超える録音は出ていないんじゃない?…。

きのけん

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2005/08/13

『アイーダ』(サンフランシスコ歌劇場)

dvd-aida-sanfranciscoDVDライブラリーより。

通常全4幕のこのオペラを3幕構成に仕立て上げた特殊な公演。パヴァロッティはこれがラダメス初挑戦だったそうだが、見事な歌いっぷりを披露して、他を圧倒している。ワナメイカーの豪華な舞台は素晴らしいのだが、カメラがそれを充分捉え切れていない・・・と思ったら、最低映像監督、ブライアン・ラージの撮影でした。相変わらずヒドイ仕事をしています。オススメできない1本です。

★★

アイーダ:マーガレット・プライス
ラダメス:ルチアーノ・パヴァロッティ
アムネリス:ステファニア・トツィスカ
アモナズロ:サイモン・エステス
ランフィス:クルト・リドゥル
エジプト王:ケヴィン・ランガン
尼僧長:スーザン・クィットマイヤー
使者:コレントン・フリーマン

バレエ:クリスティアン・ホルダー、サンフランシスコ歌劇場バレエ
合  唱:サンフランシスコ歌劇場合唱団、カリフォルニア大学バークリー校合唱団
管弦楽:サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
指  揮:ガルシア・ナバロ
演  出:サム・ワナメイカー

[  収録:1981年、サンフランシスコ、ウォー・メモリアル・オペラハウス  ]

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2005/08/12

2005/08/12

・うおおおおっ!ランキングには興味がないなんて言っていましたが、ブログ・ランキング、クラシック部門10位になっちゃってるよ!なんか、唖然・・・・・。クリックしてくださってるみなさん、本当にありがとうございます。どうせすぐ落ちると思いますので、今のうちにみんなで確かめに行くといいと思います(爆)。さすがにもうここにはリンクを貼りませんので、検索コーナーのBlog Rankingのバナーからどうぞ。

・今年はウチは初盆でなにかと慌しいのですが、オペラ・レヴューは毎朝アップしていくつもりです(ただし、再掲のみ)。ココログは予約録画ならぬ、予約投稿が出来るのです。素晴らしい。

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『ランメルモールのルチア』(ミラノ・スカラ座)

dvd-lucia-scalaDVDライブラリーより。

ドニゼッティ作。

ピエラッリが描くのは、陰鬱な内容に見合った、暗く、殺伐とした情景である。だが、この背景がいい。なんといってもこのオペラには、ベルカントの輝きが満ち溢れているのだから。イタリア・オペラの醍醐味を純粋に堪能出来る好舞台。デヴィーアの狂乱のアリアに感服。

★★★★

エンリーコ・アシュトン:レナート・ブルゾン
ルチア:マリエッラ・デヴィーア
エドガルド:ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ
アルトゥーロ・バックロー:マルコ・ベルティ
ライモンド・ビデベント:カルロ・コロンバーラ
アリーサ:フロリアーナ・ソヴィルラ
ノルマンノ:エルネスト・ガヴァッツィ

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:ステファノ・ランザーニ
演  出:ピエラッリ

[  収録:1992年5月、ミラノ・スカラ座  ]

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2005/08/11

中田英、ボルトンへ移籍!

ヒデがプレミアリーグのボルトンへ移籍することになりました。やはりプランデッリ監督との対立は根深かったようです。彼の日本ツアー中のヒデへの賛辞はたんなる営業トークだったんですね。ガッカリです。

前のブログでも書きましたが、実は私は今度のシーズン、ヒデにはアーセナルに行ってほしいと願っていました。結果的にヴェンゲルは動きませんでしたが、それでも同じプレミアに移籍してくれたので、結構嬉しいです。ボルトンはいいチームです。UEFAカップにも出場します。シーズン開幕直前の移籍は大変でしょうけど、新天地でのヒデの活躍を心から願っています。

しかし、フィーゴも日本からマドリードに戻った直後インテルに移ってしまったし、いったい日本ツアーってなんだったのよ、と言いたくなりますね。資金集めのためならチームのことも選手のことも二の次なの?サッカーを取り巻く環境は日々悪化しているように思えて、仕方ありません。

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『ホフマン物語』(ロイヤル・オペラ)

dvdcontesdhoffmannroyalDVDライブラリーより。

映画監督でもあるシュレシンジャーの名舞台。細部にまでこだわった舞台美術と演出の妙が鮮やかだ。賑賑しい酒場、ヴェネツィアの運河を流れるゴンドラ、などなど、よくぞここまで作り込んだと感嘆させられる。その雰囲気溢れる舞台の中で、絶頂期のドミンゴが朗々とした歌唱を披露し、セッラ、バルツァ、コトルバシュたちが華麗に花を添えている(バルツァがなんとも綺麗です!)。プレートルが付ける音楽にも風格があって、味わい深いオッフェンバックになっている。

★★★★

ホフマン:プラシド・ドミンゴ
オランピア:ルチアーナ・セッラ
ジュリエッタ:アグネス・バルツァ
アントニア:イレアナ・コトルバシュ
ニクラウス:クレア・パウエル
リンドルフ:ロバート・ロイド
スパランザーニ:ロバート・テア
コッペリウス:ジェレント・エヴァンス
ほか

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:ジョルジュ・プレートル
美  術:ウィリアム・ダドリー
衣  裳:マリア・ビョルソン
演  出:ジョン・シュレシンジャー

[  収録:1981年1月2日、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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2005/08/10

『こうもり』(ザルツブルク音楽祭)

dvd-fledermaus-salzDVDライブラリーより。

ジェラール・モルチエがザルツブルク音楽祭総監督として最後の年に発表した置き土産。お騒がせ演出家ノイエンフェルスを起用した時点で危ない内容になることは予期されていたが、フタを明けると予想を遥かに突き抜けたスキャンダラスで過激な舞台だったため、即座に激しい非難の嵐を巻き起こし、ついには訴訟問題にまで発展した。ナチズム、極右政権の風刺、奇声を発し続けるオルロフスキーを先頭にしたイカれたドラッグ中毒者の集団、性的表現を露骨に表わす踊り、クラブ・ミュージックの大騒音、などなど、観客を挑発するかのような演出が次々と繰り出される。そんな中、音楽面ではミンコフスキが溌剌、颯爽としたヨハン・シュトラウスを展開。ロザリンデのドゥランシュも見事です。

★★

アイゼンシュタイン:クリストフ・ホムベルガー
ロザリンデ:ミレイユ・ドゥランシュ
フランク:ダーレ・デュジング
オルロフスキー:ダヴィッド・モス
アルフレッド:ジェリー・ハドリー
ファルケ:オラフ・ベーア
アデーレ:マリン・ハルテリウス
フロッシュ:エリーザベト・トリッセナール
ほか

バレエ:マルコ・サンティ・ダンス・アンサンブル
合  唱:アルノルト・シェーンベルク合唱団
管弦楽:ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指  揮:マルク・ミンコフスキ
振  付:マルコ・サンティ
美  術:ラインハルト・フォン・デア・タンネン
演  出:ハンス・ノイエンフェルス

[  収録:2001年8月29日、ザルツブルク・フェルゼンライトシューレ  ]

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『魔笛』(パリ・オペラ座)

dvd-magicparisDVDライブラリーより。

メルヘン調というよりは、戯画調の舞台。極彩色豊かなハリボテのセットが目まぐるしく入れ代わる。白い幕がスルスルと盛り上がって頂上部に夜の女王が現われるシーンは、さながら小林幸子(ドゥセイ、ごめん)。展開の鮮やかさは見事だが、雷様みたいなモノスタトゥスと、しつこく出て来る着ぐるみの動物たち(ライオンさん、キリンさん、etc)は余計かな(笑)。ドゥセイの夜の女王が見られるという意味で、私には貴重な映像です。レシュマンのパミーナも悪くない。

★★★

ザラストロ:マッティ・サルミネン
タミーノ:ピョートル・ベチャラ
夜の女王:ナタリー・ドゥセイ
パミーナ:ドロテア・レシュマン
夜の女王に仕える3人の侍女:セシル・ペラン、ヘリーン・シュナイダーマン、エレーヌ・ペラギン
パパゲーノ:デートレフ・ロート
パパゲーナ:ガエル・ル・ロワ
モノスタトス:ウーヴェ・ペパー
弁者:ウォルフガング・シェーネ
ほか

合  唱:パリ・オペラ座合唱団
管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
指  揮:イヴァン・フィッシャー
演  出:ベノ・ベッソン

[  収録:2000年12月~2001年1月、パリ・オペラ座(ガルニエ宮) ]

kinoken2_logo*実はこれ、前総監督ユーグ・ギャルがパリに来る前にいたジュネーヴ大劇場で作ったもののリメイクなんです(あっちでの指揮は、確か、アルミン・ジョルダン)。演出のベノ・ベッソンはベルリンでブレヒト(…自身)の相棒だった人なんですが、さすがにもう歳で…。ストレーレルより1つか2つ年上の大ヴェテランなんですよね。 
きのけん

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2005/08/09

『フィデリオ』(ロイヤル・オペラ)

dvd-fidelio-royalDVDライブラリーより。

幕が開いて監獄の執務室が現われると既視感を覚えた。その薄汚れた壁と無造作な窓。これって、ウィーン国立歌劇場の『ヴォツェック』に似てるよなあ。あ、あれもドレーゼンの演出か!この人、こういう暗く沈んだ色調が好きなんだ。ふ~ん。おかげで2幕1場のフロレスタンとレオノーレの歓喜の重唱や、大団円の合唱などは、その暗い舞台が邪魔だったらしく、幕を降ろしてその前で歌わせている。コーラスごと緞帳前に立たせて歌わせるなんて、初めて見ました。
このDVD(元はビデオ)、なぜだか分からないけどやたら音がいい。序曲から瑞々しい音楽が鮮明に聴こ
えてくるのには驚いた。これはドホナーニだから?
そんなこたぁないよね(笑)。

★★★

フロレスタン:ヨゼフ・プロチュカ
レオノーレ:ガブリエラ・ベニャチコワ
ドン・フェルナンド:ハンス・チャンマー
ドン・ピツァロ:モンテ・ピダーソン
ロッコ:ロバート・ロイド
マルツェリーナ:マリー・マクローリン
ヤキーノ:ニール・アーチャー

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
演  出:アドルフ・ドレーゼン

[  収録:1990年12月、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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『アルチーナ』(シュトゥットガルト州立歌劇場)

dvd-alcinaDVDライブラリーより。

ヘンデル作。

元々は中世の騎士物語になっているこのオペラを、今回の舞台ははやりの現代版に置き換えている。舞台は巨大な鏡が正面に掲げられたゴテゴテした装飾の部屋の中。現代版演出にはありがちなことだが、三つ揃いのスーツに身を固めたまま剣術を披露したり、狩猟という口実で武器を身に付けるのに取り出したのが楽器のホルンだったり、最後は本当はルッジェーロが魔法の力の源泉である壷を壊すことですべての魔力から解放される話の筈が、ルッジェーロに成り代わり、鏡の中のメリッソが拳銃でアルチーナを撃ち殺してしまったり(一言付け加えるなら、このメリッソが現われる鏡というのがクセモノで(実は中身はカラ)、どうやらそれは魔法の世界と現実世界を繋ぐ回路になっているらしく、そこには様々な幻影が出て来るなどして、話の途中なんとも便利な使い方をされている。鏡の国のアリス、ならぬ、鏡の国のアルチーナ、にでもしたかったのでしょう)、などといった、荒業ともいうべき演出が目立っている。しかも、それで一旦消えてしまったアルチーナが、また何気なく部屋に戻って来て、壁に寄りかかって残った者たちの様子を冷ややかに伺っている、という落ちが付いて幕。かくも独りよがり(あっ、二人か)な演出が邪魔になり、音楽には全然集中出来ません。愛の虚像を現代的に描きたくなるのは分かりますが、是非普通の演出で見てみたいオペラです。

★★

アルチーナ:キャサリン・ネイグルステッド
ルッジェーロ:アリス・クート
ブラダマンテ/リッチャルド:ヘレン・シュナイダーマン
モルガーナ:カトリオナ・スミス
オロンテ:ロルフ・ロメイ
メリッソ:ミヒャエル・エベッケ
オベルト:クラウディア・マーンケ
アストルフォ:ハインツ・ゲルガー

管弦楽:シュトゥットガルト州立管弦楽団
指  揮:アラン・ハッカー
美  術:アンナ・ヴィーブロック
演  出:ヨッシ・ヴィーラー、セルジョ・モラビート

[  収録:2000年5-7月、シュトゥットガルト州立歌劇場  ]

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2005/08/08

『トロヴァトーレ』(ロイヤル・オペラ)

dvd-trovatore-royalDVDライブラリーより。

巨大な砲台が並んでいる幕開けのシーン、レオノーラが登場してくる宵闇の回廊のシーン、格子窓がズラリと並んだ修道院のシーン、などなど、印象的な場面には事欠かない。モシンスキーならではの巧みな照明も見事。でも、捕らえられたアズチェーナが兵士たちにレイプされるシーンなんて、一体全体必要あるんでしょうか?ロイヤル・オペラって、お下劣な表現が本当好きですね。期待のホセ・クーラはよく通る声をしているけれど、どうも一本調子というか、表現の幅が狭いような気がしてならない。ビリャロエルの爪の垢でも煎じて飲んでほしい。

★★★

マンリーコ:ホセ・クーラ
ルーナ伯爵:ドミートリ・ホロストフスキー
レオノーラ:ベロニカ・ビリャロエル
アズチェーナ:イヴォンヌ・ネフ
フェランド:トマス・トウマソン
イネス:ゲネス・アン・ジェファーズ
ルイス:エドガラス・モントヴィダス
ほか

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:カルロ・リッツィ
演  出:エライジャ・モシンスキー

[  収録:2002年5月3・6日、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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『後宮からの誘拐』(ロイヤル・オペラ)

dvd-koukyuu-royalDVDライブラリーより。

オーストラリア出身のモシンスキーが描く、古色蒼然たるお芝居モードの後宮。政治性も毒もなにもないぶん、安心して(?)この逃走ドラマを楽しむことが出来る。クルト・モルを筆頭に歌手陣も安定していて、役者のオリヴァー・トピアスも渋いセリム・パシャを好演している。ショルティのモーツァルトは愉悦感には乏しいかもしれないが、キビキビした音楽はいかにも彼らしい。

★★★

ベルモンテ:デオン・フォン・デアーヴァルト
コンスタンツェ:インガ・ニールセン
ペドリルロ:ラルス・マグヌッセ
ブロントヒェン:リリアン・ワトソン
セリム・パシャ:オリヴァー・トピアス
オスミン:クルト・モル

合  唱:コヴェントガーデン王立歌劇場合唱団
管弦楽:コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団
指  揮:ゲオルク・ショルティ
演  出:エライジャ・モシンスキー

[  収録:1987年11月、コヴェントガーデン王立歌劇場  ]

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最下位は韓国

東アジア選手権
韓国 0-1 日本

どうでもよかったんですが、結局見ました(笑)。相変わらず日本はひどいサッカーをしていたんですが、後半途中から登場した小笠原のCKを、同じく終盤にやっと出て来た中澤が蹴り込んで、試合を決めました。優勝は中国、日本は2位、韓国が最下位でフィニッシュです。もし0-0で終わっていたら、日本が最下位、次回は予選からの出場という屈辱を味わうところでした。ホームの韓国、立場ないよね。また監督更迭かも。

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2005/08/07

2005/08/07

・Google検索から、ほとんど働いてくれないサイト内検索を外しました。サイト内検索はココログル検索でどうぞ。

・驚いたことに、ブログ・ランキングでクラシック音楽部門、第17位に入ったりしています。なんとまあ!前にも書いたとおり、私はランキング自体にはさほど興味はないのですが、それでもこんな順位がつくと、さすがに嬉しいです。クリックしてくださったみなさん、本当にありがとうございます。
他の人のブログをのぞくと、みなさん、強烈にリンクを張ったりしておられますが、私は記事ごとにリンクを張るような真似はさすがにしたくないです。というわけで、このまま検索コーナーにこっそり置いておきます。前にも書いたとおり、ここは記事検索が出来るということで。

といいながら、なんのことやら分からない人のために、ここだけ載せておきます。
これです。

私の場合、1クリックすると、クラシックに8点、サッカーに2点入るようになっています。嘘だと思ったら、30分ごとに更新されるようなので、クリックして遊ぶといいと思います(笑)。もちろん、重複はカウントされません。

・コメント一覧の更新作業は、思ったより簡単に出来ることが判明して、現在は7,8件溜まる毎に追加しています。その作業に要する時間は1分ほどです。とりあえずは、このまま続けるつもりです。
でも、私が思うほどにはみなさん、その必要性を感じていないのかなあ?たとえば、このブログには、私の駄文記事なんかより、きのけんさんのコメント目当てで来られる方も多いと思います。で、きのけんさんが例によって怒涛のコメント連投をしてくださったとして、それに私が返信を付けたりすると、あっという間に「最近のコメント」欄からきのけんさんの名前が消えることになります。そうすると、その間にここに来てなかった人は、きのけんさんからコメントが入ったことなんかまったく分からないわけです。
そこで「コメント一覧」なんです。これを見れば、最近きのけんさんからコメントが入ったことがすぐ分かります。で、リンク先に飛べばすぐ読める。便利だと思うんだけどなあ。どうなんでしょう?感想をシル・ヴ・プレ。

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『チェネレントラ』(ヒューストン・グランド・オペラ)

dvd-cenerentolaDVDライブラリーより。

ロッシーニが紡ぐシンデレラ・ストーリー。

ヒューストン・グランド・オペラのこのプロダクションは舞台も綺麗に仕上がっていて、雰囲気があって楽しめる。エンツォ・ダーラの愛嬌のあるドン・マニフィーコを筆頭に、脇もしっかりと固められている。そして勿論、主役のバルトリが輝いている。最初からバルトリのためにある舞台、といってもいいかもしれない。彼女の安定した技術から繰り出される表情豊かな歌い回しには、ただただ感嘆するしかない。全体的に舞台とカンパネッラの付ける音楽にもう少し動き、躍動感があっても良かったと思うのだが、アンサンブル重視ということなんだろう。それはそれで理解出来る。

★★★

アンジェリーナ(チェネレントラ):チェチーリア・バルトリ
ドン・マニフィーコ:エンツォ・ダーラ
ドン・ラミロ:ラウル・ヒメネス
ダンディーニ:アレッサンドロ・コルベッリ
アリドーロ:ミケーレ・ペルトゥージ
クロリンダ:ローラ・ヌープ
ティスベ:ジル・グローヴ

合  唱:ヒューストン・グランド・オペラ合唱団
管弦楽:ヒューストン交響楽団
指  揮:ブルーノ・カンパネッラ
演  出:ファビオ・スパルヴォーリ

[収録:1995年11月7・10日、ヒューストン、アリス・アンド・ジョージ・ブラウン劇場]

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2005/08/06

ブンデスリーガ開幕!

ブンデスリーガ 第1節
バイエルン・ミュンヘン 3-0 ボルシアMG

ドイツのブンデスリーガが開幕しました。早速バイエルンとボルシアMGのゲームを見てみましたが、結果的には3-0でバイエルンが好スタートを切ったような印象を受けますが、実際はかなりキワドイ内容でした。

バイエルンの選手たちはかなり身体が重そう。というか、日本遠征の疲れがまだ取れてないんでしょうね。運動量も少ないし、ボルシアMGにかなり攻め込まれるシーンが続出しました。なんとかカーンの好守で切り抜けているうちに、敵陣深くボールを持ち込んだサンタクルスがヒールで後ろに戻したところをハーグリーヴスがミドルシュートを突き刺して先制。これで流れをつかんだかと思いました。ところがセンターバックのイスマエレが前半のうちにイエローカードを2枚もらってしまって退場。試合の行方はまた分からなくなってしまいました。

後半、ボルシアMGも果敢に攻めはしたのですが、どうしてもゴールを奪えない。試合も終盤、ボルシアMGが完全に前掛かりになってしまったところをバイエルンが逆襲。マカーイが立て続けに2ゴール入れて、試合をやっと決めました。

バイエルン、勝ったからよかったけど、けしてほめられる内容の試合ではありませんでした。さてさて、今季のブンデスリーガ、どうなることやら?

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『トゥーランドット』(メトロポリタン歌劇場)

dvd-turandot-metDVDライブラリーより。

メトロポリタン歌劇場ならではの豪華絢爛な舞台が圧巻。そのまばゆいばかりの宮殿は一見の価値がある。プッチーニの甘美な音楽を歌い上げるドミンゴや、声も姿も迫力ある(失礼!)マルトンも勿論素晴らしいが、純情一途なミッチェルのリューが最高に泣ける。中国風の旋律が散りばめられたプッチーニの叙情美を見事に表現したゼッフィレッリの名舞台。

★★★★

トゥーランドット:エヴァ・マルトン
リュー:レオーナ・ミッチェル
カラフ:プラシド・ドミンゴ
ティムール:ポール・プリシュカ
皇帝:ユグ・キュエノー
ほか

バレエ:メトロポリタン歌劇場バレエ団
合  唱:メトロポリタン歌劇場合唱団
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
演  出:フランコ・ゼッフィレッリ

[  収録:1987年4月、メトロポリタン歌劇場  ]

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『テオドーラ』(グラインドボーン音楽祭)

dvd-theodoraDVDライブラリーより。

ヘンデル作。

元々はオラトリオのこの作品を今回はオペラ形式で上演している。時代もローマ時代から現代を通り超して、近未来の設定になっている。舞台は遺跡から掘り起こされたようなオブジェが陳列されている博物館の中。大統領のようなヴァンレンスがギャラリーやテレビカメラの前で演説するシーンから始まる。横に居並ぶ軍隊はオレンジ色のつなぎにヘルメット姿という地球防衛軍かスペースシャトルの乗組員みたいな格好をした、腕に星条旗のワッペンを付けたローマ軍兵士(?)。対するキリスト教徒たちは突然奇妙な手振りを付けて歌い出すイカレタ集団、といった按配。で、生真面目なクリスティが紡ぐヘンデルの典雅な音楽に乗ってドラマが繰り広げられるわけだ。これはあたかも我々の想像力と忍耐力を試しているかのような、一つの試練に違いない。私は果敢に挑んでみた。だが、ついに力尽きた(笑)。

★★

ヴァレンス:フロード・オルセン
ディディマス:デーヴィッド・ダニエルズ
セプティミアス:リチャード・クロフト
テオドーラ:ドーン・アップショー
アイリーン:ロレーヌ・ハント
伝令:マイケル・ハート・デーヴィス

合  唱:グラインドボーン音楽祭合唱団
管弦楽:エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
指  揮:ウィリアム・クリスティ
演  出:ピーター・セラーズ

[  収録:1996年6月15日、グラインドボーン音楽祭歌劇場  ]

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2005/08/05

『レ・ボレアード』(パリ・オペラ座)

dvd-boreadesNHK BS-2にて視聴。

ラモー作。

ロバート・カーセンの演出はカッコばかりつけるので私は嫌いです。北風が花畑を吹き荒らす場面で、ビシッと身を固めた男たちが横一列になって、屈んで花を摘み取りながら前進していくのには呆れました。集団稲刈りですか?ラモーの音楽が泣いています。

尚、NHKの放送では、まるでこの公演がこのオペラの200年ぶりの再演であるかのような触れ込みをしていましたが、それは真っ赤な嘘です。

アルフィーズ:バーバラ・ボニー
アバリス:ポール・アグニュー
カリシス:トビー・スペンス
ボリレー:ステファン・デグー
ボレアス:ローラン・ナウリ
アダマス/アポロン:ニコラス・リヴェンク
セミール:アンナ・マリア・パンザレラ
ポリムニー/ニンフ:ジャエル・アッツァレッティ
エロス:テオ・ジュリア・デモリー

合唱・管弦楽:レザール・フロリサン
指 揮:ウィリアム・クリスティ
ダンス:ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス
振 付:エドゥアルド・ロック
演 出:ロバート・カーセン

[ 収録:2003年4月、パリ・オペラ座 ]

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『影のない女』(バイエルン州立歌劇場)

DVDライブラリーより。

ホフマンスタールの台本によるR.シュトラウスの歌劇。

愛知県芸術劇場のオープニング公演。猿之助の演出ということで、当然歌舞伎調の舞台になっている。もともと東洋の国のお話ということもあり、全く違和感はない。似非アジア調の舞台なんかより、よっぽど見易い。サヴァリッシュの堅実な指揮の下、デヴォール、リポヴシェクらが見事な歌唱を披露している。

★★★

皇帝:ペーター・ザイフェルト
皇后:ルアナ・デヴォール
乳母:マリヤーナ・リポヴシェク
使者:ヤン・ヘンドリック・ロータリング
敷居の護衛官:キャロライン・マリア・ペトゥリッグ
若い男の声:ヘルベルト・リッペルト
魔の声:アンナヘア・ストゥムフィス
上方からの声:アン・サルヴァン
バラク:アラン・タイトス
バラクの妻:ジャニス・マルティン
ほか

合  唱:バイエルン州立歌劇場合唱団
管弦楽:バイエルン州立歌劇場管弦楽団
指  揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
美  術:朝倉摂
衣  裳:毛利臣男
照  明:吉井澄雄
振  付:藤間勘紫乃
演  出:市川猿之助

[  収録:1992年11月8~11日、愛知県芸術劇場  ]

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2005/08/04

『コジ・ファン・トゥッテ』(シャトレ座)

dvd-cosifantutte-chateletDVDライブラリーより。

シャトレ座がまだリスネルに率いられていた時代のプロダクション。リスネルはガーディナーとともにシャトレ座においてモーツァルト・シリーズを推し進めていたが、そのガーディナーが図に乗ってこの公演で演出まで自分で手掛けてしまったので、すっかりリスネルの不興を買い、二人の共同作業も終焉へと向かうことになった。ガーディナーがここでやりたかったのは、おそらくはストレーレルの真似事だ。舞台美術しかり、パフォーマンスしかり。だが、如何せんそれは表面的なレベルでの猿真似に過ぎないので、なんとも深みに欠けた、ベタな茶番劇に成り下がっている。結末ですべてが明らかになった後で、恋人同士ではない組み合わせでこっそり手を繋ぐのが随分と評判になったようだが、あれもストレーレルのある芝居の演出からのパクリだ(・・・ストレーレルの場合、劇全体を鮮やかに引っくり返して見せたが、ガーディナーのやり方はいかにも生ぬるい)。というわけで、舞台上には見るべきものがほとんどない。リスネルが怒るのも当然だろう。音楽は素晴らしいのに残念だ。

★★

フィオルディリージ:アマンダ・ルークロフト
ドラベルラ:ローザ・マニオン
フェランド:ライナー・トロスト
グリエルモ:ロドニー・ギルフリー
デスピーナ:エイリアン・ジェームズ
ドン・アルフォンソ:クラウディオ・ニコライ

合  唱:モンテヴェルディ合唱団
管弦楽:イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
指揮・演出:ジョン・エリオット・ガーディナー

[  収録:1992年6・7月、パリ・シャトレ座  ]

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ジダン、代表復帰!

おおおおおお?
とうとう、ジダンが代表復帰だって!!!
やったぁ!
でも、フランス、今、予選4位なんだよね。
ジダン効果で巻き返し、なるかなあ?
ま、いいや。信じてるよ、レ・ブルー!

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『フィガロの結婚』(シャトレ座)

dvd-nozzedifigaro-chateletDVDライブラリーより。

木々を映し出す影絵模様の背景と、衝立だけで組み立てられた屋敷。サパウンジー作の簡素なセットがなかなか洒落ている。余計なものを一切そぎ落とした感じのその舞台が、ガーディナーとイングリッシュ・バロック・ソロイスツが奏でる簡明な古楽の響きとよく融け合っている。

ちょっと舞台から離れた私見になってしまうが、『フィガロの結婚』というオペラは、出て来る男がみんなホント情けないと思う。よく人は『コジ・ファン・トゥッテ』のことを女性蔑視でけしからん、なんて言うけれども、それなら『フィガロ』は男性蔑視なんじゃなかろうか、と私は勝手に思っている。だってそうでしょう、使用人の娘に入れ込んでしまうアルマヴィーヴァ伯爵は勿論のこと、フィガロだってお目出度くて頼りにならないし(スザンナなしではどうにもならない。挙句に自分の母親と結婚する破目に陥りそうになるのだからホント馬鹿)、ケルビーノは優柔不断で情けないし、バルトロはマルチェリーナの言いなりだし、ついでに庭師はウスノロだし(笑)。ジェンダー意識、ここに極まれり、という感じがする。このオペラは、だから、本当は『フィガロの結婚』というよりも、『スザンナの結婚』と呼ぶべきなんじゃなかろうか?

というわけで、情けない男性側に身を置く自分としては、スザンナがあまりに才気走っているとチト辛い。そこをいくと今回のシャトレ座の舞台では、勝気過ぎず、程よい具合に爽やかな大人の色気を醸し出しているハグリーのスザンナが絶妙だと思う。私にとっては理想的なスザンナだ。という意味で、たいへん素晴らしい舞台だと思う(私が馬鹿?)。

★★★

アルマヴィーヴァ伯爵:ロドニー・ギルフリー
伯爵夫人:ヒルヴィー・マルティンペルト
スザンナ:アリソン・ハグリー
フィガロ:ブリン・ターフェル
ケルビーノ:パメラ・ヘレン・スティーヴン
マルチェリーナ:スーザン・マカロー
ドン・バジリオ/ドン・クルチオ:フランシス・エジャートン
バルトロ:カルロス・フェラー
アントニオ:ジュリアン・クラークソン
バルバリーナ:コンスタンツェ・バッケス

合  唱:モンテヴェルディ合唱団
管弦楽:イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
指  揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
美  術:ルディ・サパウンジー
演  出:ジャン・ルイ・タマン

[  収録:1993年6月、パリ・シャトレ座  ]

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2005/08/03

こんな日本代表、見たくない

東アジア選手権
日本 2-2 中国

実は、ほとんど見てませんでした。見るモチベーションが持てなかったもんで・・・。先発メンバー総ひっかえして、中国に2点先行されて、後半なんとか同点に持ち込んだ、と。情けないゲーム、やってますね。ますますこの東アジア選手権から興味が失せました。韓国戦は・・・もうどうでもいいや。

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『蝶々夫人』(プッチーニ・フェスティバル)

dvd-madamabutterflyBS日テレにて視聴。

プッチーニゆかりの地、トーレ・デル・ラーゴで開催されているプッチーニ・フェスティバルにおいて、2004年に初演100周年を記念して制作されたブレッシャ版『蝶々夫人』の舞台を、読売新聞が創刊130周年記念として招聘して行った来日公演のライブ。貧相な舞台、ふざけた衣裳、調子の悪いデッシー・・・。誉めるところがまったく見当たらない困ったプロダクションだ。日本公演に向けてこれでもかなり修正が入ったそうだが、どうせなら修正前の舞台を観てみたいものだ(・・・嘘です。まったく観たくありません)。蝶々さんは真っ白オバケ蝶々で、あとの日本人は昆虫だったり悪魔だったり乞食だったり。アメリカ勢は黒の皮ジャン、ヒッピー風。シャープレスはグラサン付きで、おまけに山高帽みたいな帽子も一瞬被っていたような。びっくりモード見本市ですか?馬鹿にするにもほどがある。異文化コミュニケーションの難しさを舞台全体で思いっきり表現した大駄作。こんな舞台をわざわざ招聘する意味なんてはたしてあるの?

蝶々さん:ダニエラ・デッシー
ピンカートン:ファビオ・アルミリアート
シャープレス:ファン・ポンス
スズキ:ロッサーナ・リナルディ
ケイト・ピンカートン:マリア・チョッピ
ゴロー:ルカ・カザリン
ヤクシテ/ヤマドリ:マルコ・カマストラ
ポンゾ:リッカルド・ザネッラート

合  唱:プッチーニ・フェスティバル合唱団
管弦楽:読売日本交響楽団
指  揮:アルベルト・ヴェロネージ
美  術:アルナルド・ポモドーロ
衣  裳:ギジェルモ・マリオット
演  出:ステファノ・モンティ

[  収録:2004年9月、NHKホール  ]

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2005/08/02

『カーチャ・カバノヴァー』(ザルツブルク音楽祭)

dvd-katakabanovaDVDライブラリーより。

元々は1860年代のヴォルガ河畔の寒村で起こる悲劇を描いた全3幕6場のヤナーチェクのオペラを、この公演では時間を現代に移し、一切の場面転換なしで行っている。舞台はアパートに囲まれた中庭、そこには真ん中に小さい噴水が見えている。アパートの住民たちが誰かしら見守っているこの閉鎖的な環境が、そのままカーチャを蝕んでいる閉塞感を強調する。すべてはこの場で起り、推移する。最後カーチャが身投げするのも、当然ヴォルガ川ではなくて、噴水の中。徹頭徹尾閉じ篭り型の、救いようのない世界だ。演出家の意図は分かるけど、息が詰まることこの上なし。カーチャ役のデノケが、封建的な旧世代と対立して一人苦悩する女性の心情を切々と歌い上げている。

★★

カーチャ:アンジェラ・デノケ
ボリス:デーヴィッド・キューブラー
カバニハ:ジェーン・ヘンシェル
チホン:ユベール・ドゥランボワイエ
ヴァルヴァラ:ダグマル・ペツコヴァー
クドゥルヤーシュ:ライナー・トロスト
ほか

合  唱:スロバキア・フィルハーモニー合唱団
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指  揮:シルヴァン・カンブルラン
演  出:クリストフ・マルターラー

[  収録:1998年7月29日、ザルツブルク祝祭小劇場  ]

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2005/08/01

やっぱり中田英

東京ヴェルディ 2-1 フィオレンティーナ

レアルを破って波に乗るヴェルディが、なんとフィオレンティーナまで下してしまいました。やるじゃん、ヴェルディ。先制点は交通事故みたいな得点だったけど、DFを振り切った町田の2点目は文句なしのファインゴールでした。

でも、この試合で一番目立っていたのは、やはりフィオレンティーナの7番、ヒデでしょう。視野の広さ、判断の早さ、巧みな体の入れ方とボディバランスの良さ、パス、ドリブル・・・。ボールをスムーズに扱ってゲームを組み立てていましたね。う~ん、やっぱり凄い選手だ。今度のシーズンはやってくれるんじゃないかなあ。チームとしても、トーニ、フィオーレなど、タレントが揃ってきているので、今季のフィオは期待出来そうです。

ヴェルディもよく終盤のフィオレンティーナの猛攻を1点でしのぎきったと思います。この2試合でつかんだ自信を生かして、是非リーグ戦の方でも頑張ってください。

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『エディプス王』(サイトウ・キネン・フェスティバル)

dvd-oedipusrexDVDライブラリーより。

いやあ、前衛舞踊満載の舞台で度肝を抜かれますが、頭の被り物なんかを見てると、まるで『ライオンキング』みたいだよなあ、なんて呑気に思っていたら、ジュリー・テイモアって、マジで『ライオンキング』の演出家だった(爆)。歌も踊りも小澤の指揮も、ついでに白石加代子の語りまでもが強烈な舞台。

★★★

エディプス王:フィリップ・ラングリッジ
イオカステ:ジェシー・ノーマン
クレオ:ブリン・ターフェル
ティレシアス:ハリー・ピータース
シェフェルド:ロバート・スウェンセン
伝令:多田羅迪夫
エディプス王(分身):田中泯
語り:白石加代子

合  唱:東京オペラ・シンガーズ、晋友会合唱団
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
指  揮:小澤征爾
制  作:ピーター・ゲルプ、パット・ジェフ
演出・映像監督:ジュリー・テイモア

[  収録:1992年、松本文化会館  ]

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