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2005/07/23

『微笑みの国』

dvd-hohoeminokuniDVDライブラリーより。

ユニテルが制作したフランツ・レハールのオペレッタ映画。

結末がハッピーエンドではない特異なオペレッタである。で、このルネ・コロ主演の映画であるが、本来は中国が舞台になっているこの作品を、上記のように東洋のとある国、はっきり言ってタイかブルネイ(?)あたりに設定変更している。というのも、コロがどう見ても中国人には見えないからだ(これは私の勝手な独断)。というわけで、ヘンチクリンなメーキャップをしたコロたちが、まるでチグハグな状況(設定は東南アジアっぽくしているのに、中で出て来る民族舞踊は韓国風、コロの妹役のコラーは中国人メイク、などなど)の中で繰り広げる、西欧人の無知と偏見を曝け出したトンデモ映画になっている。エキゾチックに憧れるのは分かるけど、もっとアジアのことを勉強してから作りましょう、制作者さん。音楽面に限って言えば、レハール特有の甘いメロディが存分に楽しめる内容になっています。リーザ役のサラータがとりわけ素晴らしいので、最後は泣ける、かな?

スー・ホン:ルネ・コロ
リーザ:ビルギット・ピッチェ・サラータ
ミー:ダグマー・コラー
フォン・ボッテンシュタイン伯爵:ハインツ・ツェドニク
リヒテンフェルス伯爵:フレッド・リヴェール
ほか

合  唱:シュトゥットガルト南ドイツ放送合唱団
管弦楽:シュトゥットガルト放送管弦楽団
指  揮:ウォルフガング・エーベルト
振  付:クラウス・ツィンマーマン、ユタ・ギーゼッケ
演  出:アルトゥール・マリア・ラーベナルト

[  制作:1974年、ユニテル  ]

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コメント

こちらでの初コメントです。ダグマル・コラーはチャーミングで、エンターテイメント・タレントもあって好きなんですけど、このミーの無理やりのメークはひきました!ちなみにこのオペレッタで一番好きな曲はミーの歌「パゴダのサロンでは」です。とはいえ、このオペレッタ・シリーズは、やっぱりコロが光ってますね!

投稿: ふじ | 2005/07/23 18:36


ふじさん、こんにちは。どうぞこちらの方も、よろしくお願いします。
コラーといい、コロといい、あのメークはちょっと引きますよねえ^_^;;歌を聴いているぶんにはいいんだけど・・・。

投稿: Orfeo | 2005/07/23 19:12

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