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2005/07/27

『ホフマン物語』(ミラノ・スカラ座)

DVDライブラリーより。

1995年のミラノ・スカラ座の舞台では、まずはその豪華な舞台装置が目を引く。ちょっと怪奇趣味が入っているけれど、ストーリーにはよく適合している。とにかくそのスケールが半端じゃなくて、第2幕に出て来る巨大な階段などはまるで天まで届く勢いで(嘘)、とてもとても「蒲田行進曲」の比なんかじゃない(これはホント)。ただ、ちょっとくどくて、やり過ぎの観があるのが玉に瑕か。報われぬ恋に苦悩するインテリ詩人といった風情のシコフも素晴らしいが、レイミーの精悍な悪役っぷりがキマッている。三人の恋人役のドゥセイ、トマス、グレイヴズもそれぞれの個性を遺憾なく発揮していている(尚、ドゥセイはこの公演がスカラ座デビューで、歌の後の拍手喝采が鳴り止まず、人形に成りきったまま何度もお辞儀を繰り返す姿がなんとも微笑ましかった)。シャイーが堅実に音楽を進め、最後はドラマチックに盛り上げている。

★★★

ホフマン:ニール・シコフ
ニクラウス:スザンヌ・メンツァー
オランピア:ナタリー・ドゥセイ
アントニア:クリスティーナ・ガリアルド・トマス
ジュリエッタ:デニス・グレイヴズ
ステラ:アンナ・カタルチ
リンドルフ、コッペリウス、ミラクル、ダペルトゥット:サミュエル・レイミー
ほか

合  唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指  揮:リッカルド・シャイー
演  出:アルフレード・アリアス

[  収録:1995年6月30日、7月3・8日、ミラノ・スカラ座  ]

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