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2005/07/16

『フィガロの結婚』(ベルリン州立歌劇場)

dvd-figaro-berlinDVDライブラリーより。

ちょっぴり重厚な序曲から始まる『フィガロ』。舞台も重厚、というか、重い空気が漂っている感じがする。演出のラングホーフは旧東ドイツの演劇界で活躍していた人だそうだが、たしかに芝居屋の匂いがプンプン漂う舞台だ。それはそれでいいのだが、とくに前半部は舞台がごちゃごちゃしていて見辛いところがある。オペラ・ブッファの軽妙洒脱な雰囲気は希薄だ。もしそういうのを狙うんだったら、はなからラングホーフみたいなオペラとは縁の浅い演劇人を起用したりはしないのだろう。バレンボイムらしい計算だ。キャストの中では、役にどっぷり没入しているアルマヴィーヴァ伯爵役のトレケルが、獲物を狙うハゲタカのような眼光鋭い目つきで異様に怖いのが印象的。病的でさえある。それがまた一層舞台を重苦しくさせている。フィガロのパーペもちょっと異様。対する女性陣は皆凡庸で、特徴に欠ける気がする。

★★

アルマヴィーヴァ伯爵:ロマン・トレケル
伯爵夫人:エミリー・マギー
フィガロ:ルネ・パーペ
スザンナ:ドロテア・レシュマン
ケルビーノ:パトリシア・リズレー
マルチェリーナ:ローゼマリー・ラング
ドン・バジリオ:ペーター・シュライアー
ドン・クルチオ:ペーター・メンツェル
バルトロ:クワンチュル・ユン
ほか

合  唱:ベルリン州立歌劇場合唱団
管弦楽:ベルリン州立歌劇場管弦楽団
指  揮:ダニエル・バレンボイム
演  出:トーマス・ラングホーフ

[  収録:1999年6月2日、ベルリン州立歌劇場  ]

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コメント

すいません、入り浸っている感じで・・・

トレーケルは、新国の東京リング「神々の黄昏」のグンターでした。ブロンドのすらりとしたイケメンで、存在感抜群だったんです。
それにしても、この伯爵のカツラ、どういうつもりなんでしょ。弁髪じゃあるまいし。禿げだからって失礼なカツラですね!

トレーケルのお母さんもメゾ歌手なんですね。知人がトレーケルグンターに惚れて、アマゾンでCDを見つけて買ったら、お母さんのだったんですよ!

>エミリー・マギー
新国のホモキ演出のフィガロでも伯爵夫人でした。よかったですよ。

投稿: keyaki | 2005/07/16 22:04


>トレケル
そうか!あれはカツラか!(爆)

いやあ、こういう頭なのかと思っていましたよ。たしかに失礼な演出だ^_^;;

>マギー
歌は悪くなかったです。念のため。でも、演技のほうが冴えないんだよなあ。

投稿: Orfeo | 2005/07/17 09:08

 こんにちは~♪

TB有難うございます~。
アハ^^
やっぱ星二つですね。
もうちょっとストーリーがなんとかなれば良いのにな~
なんて思っちゃうのですヨ。。

投稿: プラム | 2005/08/03 09:24


プラムさん、こんにちは。相互TBありがとうございます。
プラムさんもフィガロのストーリーに不満を持つおひとりなんですね。
私も同じです^_^;;

投稿: Orfeo | 2005/08/03 13:21

こんばんわ。ココログに愛想をつかして(笑)こっそりお引越したのに、ご挨拶もせずにすみませんでした(^^;

もしや、TB送って下さいましたか?
新居の忍者ブログは、「リンクしていない記事のTBは受け付けない」設定が出来るので、スパムTBを弾く目的で、私のところもそういう設定にさせていただいてます。

いずれTBやコメント方法は、まとめて別記事にしようと思っているんですが、私もまだ使い方がイマイチ把握できてなくて、そこいら辺のお知らせが徹底できてなくて、すみません。

RSSの再登録もありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。

投稿: ヴァランシエンヌ | 2007/05/01 22:52


ヴァランシエンヌさん、どうもです。
お引越し、おめでとうございます。

TBは、送っていませんです。「リンクしていない記事のTBは受け付けない」設定というのも最近よく見掛けるようになりましたね。たしかに、TB本来の使い方を考えると、適切な機能なのかもしれません。でも、サッカー関連で膨大なTBの送受信があるウチみたいなブログには、ちょっと不向きかな。まあ、そのうちココログも導入するような気がしますが、私も悩むことになるのかもしれません。

これもそれも、迷惑TBなんかがあるせいですよね。これの撲滅をなんとかしてほしい今日この頃です。

投稿: Orfeo | 2007/05/02 05:32

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