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2005/07/17

『カルメン』(モンテカルロ歌劇場)

DVDライブラリーより。

2000年のモンテカルロ歌劇場来日公演の様子である。このプロダクションは日本公演のために準備されたと聞いているが、なかなかよく出来た舞台になっている。雰囲気のある舞台(第1幕の白濁色を基調としたセビリヤの街並みや、第2幕の巌窟の中のような感じの居酒屋が印象的)、効果的に挿入されるアントニオ・マルケスの情熱的な舞踊・・・。見ているだけでも楽しい舞台だ。キャストも揃っていて、とりわけ妖艶なグレイヴスのカルメンが秀逸。さすが当り役とされているだけのことはある。対するアラーニャも伸びやかな歌唱を惜しげなく披露している。やはり彼はドン・ホセがよく似合う(笑)。

★★★

カルメン:デニス・グレイヴス
ミカエラ:ノラ・アンセレム
ドン・ホセ:ロベルト・アラーニャ
エスカミーリョ:フランク・フェラーリ
ほか

舞  踊:アントニオ・マルケス・スペイン舞踊団
合  唱:モンテカルロ歌劇場合唱団
管弦楽:モンテカルロ歌劇場管弦楽団
指  揮:アントン・グァダーニョ
演  出:エミリオ・サジ
振  付:アントニオ・マルケス

[  収録:2000年6月14日、東京文化会館  ]

 

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コメント

あ、レビューあったんですね!
しかもDVDがあったのか!
(やっぱりTV放送ですか?)

収録は、というとやっぱり東京なんですねー。
東京のホールのことは全然わからないのですが、
大阪で上演されたときはオペラには少し見難いホールだったので
残念だなあとおもいました。
(私は袖からだったので、他の方を思い遣って(笑)

投稿: hiyoko | 2005/08/03 18:36


ご推察のとおり、BSでの放送です。
これは、市販化されてないですよね。

投稿: Orfeo | 2005/08/03 21:17

へええ…アントン・グァダーニョなんてのが未だ振ってるよ!この人、ひょっとしたらもう100歳くらいになるんじゃない?(笑)…。
デニス・グレーヴズはパリにも出ましたけど、良かったです。ただし、パリでは、《カルメン》ならばスペイン人だんべ、ってな安易な考えでスペインの演劇専門の演出家を呼んだら、そいつがスペイン人とはいうもののドイツ表現主義を得意とする演出家だったんで…ものの見事に大失敗!その数シーズン後に改めて再度新制作…だなんて、馬鹿みたいだね。
きのけん

投稿: きのけん | 2005/08/04 05:35


この『カルメン』は当初ガルシア・ナバッロが指揮する予定でしたが、来日前の急病で急遽グァダーニョが代役として振りました。彼は98年にも新国で『ナブッコ』をやってますねえ。

投稿: Orfeo | 2005/08/04 19:49

きのけんさんが、
>ひょっとしたらもう100歳くらいになるんじゃない?
とおっしゃっているのは、アントニオ・グァルニエリ(1880.02.01-1952.11.25)だったりして・・・

アバドが子供のときはじめてスカラ座に連れて行ってもらったとき、グァルニエリの指揮を見て指揮者になろうと決心したんですよね。

ちなみにアントン・グァダーニョは、1925年生まれで、2002年に亡くなってます。

投稿: keyaki | 2005/08/05 01:06


亡くなっていましたか!
ご冥福をお祈りいたします。

投稿: Orfeo | 2005/08/05 08:10

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