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2005/07/15

『エフゲニー・オネーギン』(パリ・オペラ座)

DVDライブラリーより。

冒頭、野を描く一幅の絵画のようなシンボリックな情景が浮かび上がる。と思ったら、その絵の中の女性たちが動き出してこのオペラは始まる。背景はそのままに、プロセニアムの中にさらにプロセニアムを重ね合わせたり、舞台の色を照明で刻々と変化させることによって場面を変化させる。なかなかあざとい演出だが、肝心の人物たちが浮いてしまってはしょうがない。まるで絵空事。おまけにオネーギンは最初から随分老け込んでいるし・・・(たしかオリジナル設定は 20台じゃなかったっけ?)。ロシアの実力派を揃えた公演なんだろうけど、まるで現実感のない演出と、妙に存在感がある歌手たちが遊離してしまった摩訶不思議な舞台。

オネーギン:ウラディーミル・チェルノフ
タチヤーナ:オリガ・グリャコワ
レンスキー:ピョートル・ベチャーラ
オリガ:マリーナ・ドマシェンコ
グレーミン公爵:グレプ・ニコリスキー
ラーリナ:アレクサンドリーナ・ミルチェワ
フィリッピエーヴナ:イリーナ・チスチャコワ
トリケ:ミシェル・セネシャル
ほか

合  唱:パリ・オペラ座合唱団
管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
指  揮:ウラディーミル・ユロフスキ
演  出:ウィリー・デッカー

[  収録:2003年3・4月、パリ・オペラ座(バスティーユ) ]

 

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